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朝活!オンラインで好評開催中!~JFAグラスルーツ推進・賛同パートナーカンファレンス2020~
2020年12月02日
今年の JFAグラスルーツ推進・賛同パートナーカンファレンスは6回に分け、オンラインで早朝(午前7:30-8:30)に開催しており、11月24日(火)に第1回、11月27日(金)に第2回を開催しました。早朝にもかかわらず多くの方々にご参加いただきました。
次回開催は12月4日(金)、テーマは「障がい者サッカー」です。ゲストスピーカーから貴重なお話が聞けると思いますので、是非ご参加ください。
次回以降の詳細および申込みはこちらからお願いいたします。
http://www.jfa.jp/grass_roots/partner/news/00025637/
第1回:テーマ「引退なし」
春日イーグルス 渡邊透 会長
春日イーグルスはクラブ設立から40年。ヨーロッパ型の総合型クラブを目指し、地域の人達が継続してサッカーやスポーツが楽しめるように、自治体の協力を得ながらクラブを運営されています。子供からシニアまで継続でき、外に出てもまた戻って来られる、みんなの居場所づくりための貴重な話を渡邊会長が語られました。
【アンケート集計結果】 「とても良かった:55.6%」「良かった :43.1%」→合計:98.7%
第2回:テーマ「補欠ゼロ」
見附小学校サッカークラブ 大塚純一 監督
新潟県の中央に位置する見附市にある見附小学校サッカークラブは、何らかの理由で試合に出られなかったり、サッカーを続けられなくなったり、そんな子供たちのために20年前に設立されました。グラスルーツ推進・賛同パートナーになったことをきっかけに、「補欠ゼロ」の大会を地元で開催され、「補欠ゼロ」をベースとした理念を地域に広げられています。取り組みを通じてグラスルーツの大事さを熱くお話いただきました。
【アンケート集計結果】 「とても良かった:69.4%」「良かった:27.4%」→合計:96.8%
第1回参加者コメント
安倍英紀 さん(八潮FC)
大変貴重な講演をありがとうございました。ここまでの組織作りは時間、情熱、仲間の膨大なものが必要だと思います。少しでも取り入れて生涯スポーツ、いろいろな年代、実力の仲間が楽しめる場をつくっていきたいと考えています。
木村晃 さん(日野市サッカー連盟)
40年の歴史は様々な困難もあったかと思います。「引退なし」の考え方は、いかにスポーツを地域に根付かせるかにかかり、その軸はやはりクラブの哲学であり、メンバーへの浸透だと思います。素晴らしいと感じました。私は東京の日野市サッカー連盟で少年と障がい者のカテゴリーに所属しております。「引退なし」までは、遠いのですが、まずはみんなが楽しめる環境づくりをさらに高めていきたいと思っています。大変勉強になりました。ありがとうございました。
第2回参加者コメント
阿部伸郎 さん(七飯フェアネスサッカー少年団)
補欠ゼロ、素晴らしい活動だと思います。今年度、自チームでも数チームに声をかけ、全員が出場できるような、拡大練習試合を行いましたが、次年度も続けようと思います。普段のU12リーグ戦でも、できるだけ多くの選手を出したいのですが、競技としての面もあるので、なかなか出来ないのが現状です。なんとかバランスを考えながら対応しています。選手育成を第一に、というところはブレずにやっていこうと思います。
増田利一 さん(茨城県サッカー協会)
4種のサッカークラブを運営しており、やはり競技志向が強くなっています。7年前から総合型地域スポーツクラブを発足しサッカーの楽しさを子供たちに味わってもらえるよう、教室等を実施しています。補欠ゼロのセミナーは大変参考になりました。