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アンプティサッカーワールドカップ2022トルコ大会
2022年10月12日
4年に1度のアンプティサッカーワールドカップ2022トルコ大会が、イスタンブールで9月30日から10月9日の10日間にわたって開催されました。今大会では、初めて大陸予選が完全導入され、予選を勝ち抜いた24カ国によって競われた記念すべき大会となりました。東アジア王者の日本はグループステージでドイツ(3-0)、コロンビア(3-1)、メキシコ(2-0)と対戦し全勝で通過しましたが、決勝トーナメントの1回戦でタンザニア(1-3)に敗れ順位トーナメントに臨み、最終成績11位で大会を終えました。優勝は開催国のトルコ、準優勝はアンゴラ、第3位はウズベキスタンとなりました。日本の大会通算成績はグループステージと順位トーナメントを含めて5勝2敗でした。
●日本の対戦成績
・予選リーグ
日本 3-0 ドイツ
日本 3-1 コロンビア
日本 2-0 メキシコ
・決勝トーナメント(順位決定トーナメント)
日本 1-3 タンザニア
日本 4-3 アメリカ
日本 0-2 イングランド
日本 3-1 コロンビア
●順位
優勝 トルコ
準優勝 アンゴラ
第3位 ウズベキスタン
*日本は11位で大会を終えました
監督コメント
前鼻啓史 監督(日本アンプティサッカー協会)
今大会は11位の成績で大会を終えることとなりました。前回のメキシコワールドカップ2018大会よりも競技成績は「ランクダウン」となったことについて重く受け止めています。この事実について取り繕うような言及は致しません。「良い試合をしても結果が伴わなければ見向きもされない」ということが現実のものとなってしまい忸怩たる思いでいっぱいです。多くの批判やご指摘に背を向けることなく、次のエネルギーへと変えていけるよう努めてまいります。本大会は日本代表戦のみならず多くの試合を皆様にライブ観戦いただくことができました。障がい者サッカーという枠を完全に凌駕したアンプティサッカーの世界をさらに拡張していけるよう我々も歩みを進めてまいります。