ニュース
CPサッカー男子日本代表 IFCPF World Championship 2022で銅メダルを獲得
2022年10月13日
男子CPサッカーの国際大会「IFCPF World Championship 2022」(世界ランキング17位以下の国による世界大会)が、9月27日(火)から10月3日(月)まで、イタリア・オルビアで開催されました。出場国は、日本、イタリア、韓国、チリ、スコットランド、デンマーク、コロンビア、エジプトの8チームで、CPサッカー日本代表としては3年ぶりの国際大会となりました。
予選リーグは2つのグループにわかれ上位2チームが決勝トーナメントに進出します。日本はコロンビア、デンマーク、エジプトと同グループとなり、1勝1分1敗の勝ち点4でグループ2位となり決勝トーナメント(準決勝)へ進出しました。準決勝ではスコットランドと対戦し、1−5で敗戦。大会最終日の3位決定戦決でチリと対戦し、3−0で勝利。CPサッカー男子日本代表としては世界大会で初めて銅メダルを獲得しました。
大会概要
・開催日:2022年9月27日(火)~10月3日(月)
・会場:Soccer fields of the Geovillage Resort - OLBIA(イタリア・オルビア)
・出場国:日本、イタリア、韓国、チリ、スコットランド、デンマーク、コロンビア、エジプト(8ヶ国)
・IFCPF HP:https://www.ifcpf.com/tournaments/view/80
・男子日本代表チームメンバー:http://jcpfa.jp/archives/1834/
・試合結果:
(グループリーグ)
9月27日(火) vsコロンビア △2−2
9月28日(水) vsデンマーク ●4−5
9月30日(金) vsエジプト ○5−0
(決勝トーナメント)
10月1日(土)準決勝 vsスコットランド ●1−5
10月3日(月)3位決定戦 vsチリ ○3−0
監督コメント・選手コメント
荒田雅人 監督
優勝には届きませんでしたが、3位の銅メダルを獲得することができました。男子CPサッカー日本代表は世界大会でのメダル獲得は初となります。選手達は大会を通じて技術、戦術だけではなく一つのチームとして非常によくまとまり、様々な部分で成長する姿を見せてくれました。男子CPサッカー日本代表は、この大会で経験したこと、学んだことを今後に生かして、次に行われるワールドカップで世界TOP10入りすることが次の目標となります。まだまだ認知度が低いCPサッカーですが結果を出すことで少しでも多くの人に知ってもらい、応援してもらえたら嬉しく思います。今大会でサポート、応援して頂いた皆さま、本当にありがとうございました。これからもCPサッカー日本代表の応援をよろしくお願いいたします。
久保善暉 選手(キャプテン/FC CASA FORUTUNA OYAMA)
今回CPサッカー日本代表として「IFCPF World Championship 2022」という舞台に3年振りに立たせていただき、関係者、スタッフの皆さまには本当に感謝申し上げます。今回の世界選手権では、目標である優勝を達成することはできませんでしたが、CPサッカー日本代表として悲願でした世界大会初のメダルを獲得することができ、自分たちのやってきたこと、チームとして自信を持てるようになり非常に有意義な大会になりました。
今大会ではチーム一丸となって戦えたと感じています。ミーティングから攻撃・守備の戦術を徹底し、試合を重ねるごとに確実なものになっていきました。守備に関しては、こまめにチャレンジ&カバーやラインの上げ下げ、誰がプレスにいくかをしっかりと伝え合うことで守備が機能し3位決定戦では無失点で勝つことができた一方で、逆に課題としては、世界の強豪とは技術で大きな差があったと感じました。個で打開できればと思うことが何度もありました。今後も練習を重ね、1対1で絶対に勝てる選手になります。またキャプテンとして現状に満足することなくさらに成長し、将来の目標である世界ランキングトップ10に入れるよう努力していきたいと思いますので、応援のほどよろしくお願いします。