EXILE CUP 2023決勝大会が9月17日(日)に愛媛県今治市の今治里山スタジアムで4年ぶりに開催されました。

開会式では、EXILE TETSUYAさん監修のもと子どもの成長に必要な動き等を取り入れてJFAが開発した「クラッキ！ダンス」をウォーミングアップに行いました。

6月から行われた予選大会には、445チームが参加し、各地区の代表10チームが全国一を目指し、今治里山スタジアムに集結しました。

開会式には、スペシャルサポーターのEXILE TETSUYAさん、橘ケンチさん、THE RAMPAGE RIKUさん、龍さん、アドバイザーの岡田武史さん、ラモス瑠偉さんが来場し、エールを送りました。

開会式の抽選会で予選リーグの組み合わせが決まり、5チームずつ2ブロックに分かれて総当たり戦を行い、各ブロックの1位チームと、2位チームが準決勝へ進出します。

予選リーグから各ブロックともに白熱した試合展開が繰り広げられるなか決勝リーグに進む4チームが決まりました。

準決勝は福山ローザス・セレソン（中国代表）と長野アンビシャスFC BLUE（北信越代表）、MFC VOICE（東海代表）とEDC（関西代表）の対戦となりました。

両試合ともに接戦のなか均衡を破った、長野アンビシャスFC BLUEが1-0で福山ローザス・セレソンを退け、MFC VOICEに1-0で勝利したEDCが決勝戦へと駒を進めました。

決勝戦前半は両チームともに守りに集中する展開となり0-0、後半、EDCが先制点を取り1-0となりましたが、すぐに長野アンビシャスFC BLUEも同点弾を決めて1-1で後半戦が終了となり延長戦に突入します。3分間一本勝負の延長戦では、長野アンビシャスFC BLUEが追加点を決め2-1になるも、終了間際にEDCが同点弾を決めて2-2となり、PK戦へと突入します。PK戦はサドンデスまでもつれこんだ結果、2-2（PK 5-4）で試合は終了し、長野アンビシャスFC BLUEが優勝しました。

長時間におよぶ接戦のなか最後まで諦めずにボールを追いかける選手たちの姿に客席からはこの日最大の声援と拍手が送られました。

総参加445チームの頂点の座に輝いた長野アンビシャスFC BLUEを率いた堀澤秀太コーチは「すべての試合に学びがあり、大会を通じて選手たちができることが増えていきました」と選手たちの成長に目を細めるとともに、「理屈じゃなく、気持ちの部分で乗り越えてくれた」と優勝に笑顔を見せていました。

勝利に貢献するゴールを決めた伊東修輔くんは「プレッシャーはなかったです。勝つことだけを考えてプレーしました」と諦めずにボールを追いかけたことが結果につながったと勝因を語りました。

表彰式では優勝トロフィー等がチームに贈呈され、選手たちはこの日一番の笑顔を見せていました。

優勝：長野アンビシャスFC BLUE（北信越代表・長野県）
準優勝：EDC（関西代表・大阪府）
3位：MFC VOICE（東海代表・愛知県）

出場チーム：
KEI.FC（北海道代表・北海道）
BOAVISTA Jr.（東北代表・福島県）
ジェフ千葉エリートプログラム（関東代表・千葉県）
長野アンビシャスFC BLUE（北信越代表・長野県）
MFC VOICE（東海代表・愛知県）
EDC（関西代表・大阪府）
福山ローザス・セレソン（中国代表・広島県）
リベルテSC（四国代表・徳島県）
若狭サッカークラブ（九州代表1・沖縄県）
ALEGRIA（九州代表2・福岡県）