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だれでもJoin♪ FCプログレッソが第2回 ALL MIX FOOTBALLを開催
2017年05月25日
JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度の「障がい者サッカー(だれでもJoin♪)」賛同パートナーであるFCプログレッソは、2017年2月26日、岐阜県各務原市/コパンフットサルクラブ各務原で「第2回 ALL MIX FOOTBALL」を開催しました。
このイベントは、岐阜県障がい者スポーツ普及・促進事業助成を頂き実施し、サッカーを通して、地域の選手、指導者、スタッフ、サポーター、そしてサッカー未経験の方も含めて、その楽しさに触れ、体を動かす爽快さを体験すること。障がい者と健常者が交流する場として他者との理解を深め、より障がい者サッカーを身近に感じてもらい、競技者の発掘に繋げることを目的として開催しました。
今回は、昨年に引き続き実施されたこともあり、チーム参加および個人参加を含め老若男女の80名近くの方に参加していただきました。
今回は、岐阜県で初めて当チームを含め、CPサッカー、アンプティサッカー、ソーシャルフットボール、知的サッカーと4つのカテゴリーの障がい者サッカーチームが集まり、健常者チームとも交流を深めました。アンプティサッカーについては、実際プレーしている選手たちを間近で見ることは初めての方も多く、ボールを片足で扱うテクニックの凄さに一般参加者の方も驚かれていました。
10チームが集まった今イベントの試合形式は、5チームずつ2リーグに分かれて予選を行って、その後、順位決定戦を行いました。ルールは、誰でも気軽にできるフットサルルールを基本として、小学生以下は大人1人=子供2名として最大7名までOKとして実施しました。
イベント中は、障がいの枠を超え、そして健常者や子どもから大人まで関係なく、笑顔でボールを追いかけている光景が印象的でした。決勝では、一転、激しいゲームとなり僅差での勝敗となりました。閉会式の際に、協賛企業様よりいただいた賞品の抽選会も行い、盛り上がりの中、イベントを終えました。
主催者コメント
FCプログレッソ代表 栗本裕也さん
今回も有り難いことに多くの方に参加いただきました。中でも障がい者サッカーのうちCPサッカー、アンプティサッカー、ソーシャルフットボール、知的サッカーの4つのカテゴリーが集まり、健常者とともに交流が出来たことは有意義なイベントでした。
主催者であるFCプログレッソとしても大人メンバーおよびジュニアメンバーたちとその保護者の皆さんにとっても良い経験となりました。
誰もが気軽に参加できるイベントを通じて、岐阜県内を含め、今後も障がい者サッカーが少しでも身近なものになっていき、そして誰もがサッカーを楽しめるような環境作りを目指し活動をしていけたらと考えます。
参加者コメント
IGSユニバーサルスポーツクラブ 原田浩樹さん
日本障がい者サッカー連盟が掲げる「サッカーならどんな障害も超えられる」を具現化するイベントでした。参加者の皆さんが障がいの種類や程度に囚われることなく、生き生きと楽しみながらボールを追う姿が印象的でした。今後も規模を拡大して実施されていくことで、フットボールファミリーの輪がさらに広がることを期待しています。
大坂PAZ 河野司さん
天気にも恵まれ、参加チーム数も10チームもあり、試合数も多くて楽しかったです。
大人から子供、男性だけではなく女性もいて、健常者もいれば多種多様の障がい者もいました。
ボール一つあれば違いは関係なく相手を敬いながら楽しみながらフットサルをすることができました。
くらしケアユナイテッド 河合孝宣さん
ソーシャルフットボールチームとして参加してきましたが結果は準優勝。初めて参加するメンバーも多く初対面で緊張し、始めてのフットサル、初めての試合に大会とそんな緊張感を感じていたら決勝戦を戦い終える頃には初対面とは思えないほどの結束したチームになっていました。
またこのメンバー達に会ってフットサルをしたいとみんなが思い岐路に着き、感動し仲間が増え素晴らしい1日でした。大会に初出場した中で、プレイ中に他者への思いやりと仲間達への配慮。真剣に戦ったけど敗れる悔しさ。準優勝という結果の喜び。試合を通じてフットサルが上手くなっていく楽しさ。
様々な障がいを持ちながらもみんなが走り運動して楽しく健康になる。最後に抽選会もあり、本当に素晴らしい大会に参加させていただきました。