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前橋育英が3度目の勝ち越しゴールでAC福島を撃破! 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022EAST第5節

2022年05月02日

前橋育英が3度目の勝ち越しゴールでAC福島を撃破! 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022EAST第5節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022EASTは4月30日(土)と5月1日(日)に第5節が行われ、各地で熱戦が展開されました。30日の高円宮記念JFA夢フィールドでは、今季からプレミアリーグへ参入したJFAアカデミー福島U-18(静岡)と前橋育英高校(群馬)が対戦しました。JFA夢フィールドでのプレミアリーグ開催はこの試合が初となります。

ピックアップマッチ

JFAアカデミー福島U-18 2-3(前半1-1、後半1-2)前橋育英高校

まず先手を取ったのは前橋育英でした。個人技から試合を動かします。「日に日にプレーが良くなっている」と山田耕介監督も信頼を置くMF大久保帆人選手(#8)が、開始10分に「ずっと練習している」というカットインからの右足シュートを突き刺して先制点を奪い取ります。

対するAC福島は、その後のピンチをGK佐賀鉄生選手(#1)の好守でしのぐと、前橋育英の激しいプレッシングを回避しながらボールを運び出し、ゴールを狙っていきます。そして迎えた30分、MF花城琳斗選手(#13)のFKにDF椎葉爽選手(#6)が頭で合わせて同点に追い付きました。

後半に入っても互いにアグレッシブな攻守で長所をぶつけ合う流れとなる中で、前橋育英の大久保選手が再びゴールを奪います。56分、再び放ったカットインからの右足シュートは相手DFのブロックにあいますが、コースの変わったボールがゴールネットを揺らして前橋育英が再び勝ち越します。しかし66分、すかさずAC福島が同点に追い付きます。相手ボールをMF牧田拓樹選手(#10)が奪っての攻撃から、最後はFW関日向多選手(#14)が決め切って2-2となりました。

そして試合の明暗が分かれたのは、この直後のプレーでした。「シンプルなプレーでやられるのは、当たり前のプレーをできていない部分があったから」とAC福島の船越優蔵監督が悔やんだ一瞬の隙を前橋育英が突きます。70分、MF徳永涼選手(#14)の縦パスから相手DFの背後を取ったFW高足善選手(#10)が右足シュートを沈めて、3度目の勝ち越し。その後は粘り強く相手の攻勢をしのいだ前橋育英が逃げ切り、打ち合いとなったゲームを3-2で制しました。

勝った前橋育英の山田監督は「この試合に限らず、簡単な失点が余りにも多すぎる」と嘆きつつも、「プレミアリーグでも十分にやれると思っていたし、そういった意味では出せているところも多い」と手応えも話しました。一方、敗れたAC福島の船越監督は「よくチャレンジしてくれていた」と選手を称えつつ、「結果が全てではないけれど、残留という目標は絶対に果たしたい」と今後の巻き返しを誓いました。

監督・選手コメント

船越優蔵 監督(JFAアカデミー福島U-18)
素晴らしいチームである前橋育英さんを相手に、選手たちが前向きにチャレンジしてくれたことは良かったと思います。ただ、もう少し全体的に当たり前のプレーをしっかりできるようにならないといけないと感じています。体の向きやサポート、チャレンジ&カバーなど、全ての面で細かいところにもっとこだわっていく必要があると思っています。

MF #10 牧田拓樹 選手(JFAアカデミー福島U-18)
JFA夢フィールドという素晴らしい環境で試合ができて本当に良かったです。チームのために戦う、走るといった姿勢の部分については全体的に出せていた試合で、力負けだったと思います。JFAアカデミーの選手たちは6年間一緒にやっているので、本当に家族みたいな濃い関係です。震災の後に受け入れてくれた御殿場の方たちに少しでも恩返しするためにも、最後の年に結果を出したいと思ってやっています。

山田耕介 監督(前橋育英高校)
失点が多すぎるのは問題ですし、今日もそういう試合にしてしまったのは反省しないといけません。うちの攻撃陣は背の小さい選手が多いですが、彼らが小気味良く仕掛けられると、大きいDFは嫌だと思います。ただ、前節に比べるとボールも動かせていないですし、攻撃面でも満足はしていません。

MF #8 大久保帆人 選手(前橋育英高校)
自分の中で、シュートを打つということを強く持って臨んだ試合でした。それを出した結果が二つのゴールになったと思います。ドリブルは警戒されていましたが、左から仕掛ける形はずっと練習でもやってきたので、決められて良かったです。プレミアリーグで試合をしながら、今日はこうだったから次はこうしようと考えてチャレンジしています。

その他の試合結果

大宮アルディージャU18 2-2(前半2-0、後半0-2)横浜FCユース
青森山田高校 1-2(前半0-1、後半1-1)川崎フロンターレU-18
市立船橋高校 0-0(前半0-0、後半0-0)流通経済大学付属柏高校
FC東京U-18 5-3(前半1-2、後半4-1)桐生第一高校
柏レイソルU-18 1-2(前半0-1、後半1-1)横浜F・マリノスユース

大宮アルディージャU18(埼玉)と横浜FCユース(神奈川)の一戦は、前半に大宮が2点を先行しますが、後半に横浜FCが追い付き、勝ち点1を分け合いました。青森山田高校(青森)と川崎フロンターレU-18(神奈川)による上位対決は、川崎Fが2-1で勝利し、首位を堅守しました。市立船橋高校(千葉)と流通経済大学付属柏高校(千葉)の千葉県高体連対決は互いにゴールを奪えず、スコアレスで引き分けました。FC東京U-18(東京)は桐生第一高校(群馬)と対戦し、一進一退の攻防を繰り広げましたが、終盤に掛けてFC東京が得点を重ねて勝利。首位を追走しています。柏レイソルU-18(千葉)と横浜F・マリノスユース(神奈川)の試合は、横浜FMが2-1で勝利して今季3勝目を挙げました。

大会期間:2022年4月2日(土)~2022年12月4日(日)

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