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WESTでは鳥栖と磐田の首位攻防戦 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022第11節

2022年07月01日

WESTでは鳥栖と磐田の首位攻防戦 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022第11節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022は、7月2日(土)と3日(日)に第11節を行います

EAST

EAST首位の川崎フロンターレU-18(神奈川)は桐生第一高校(群馬)と対戦します。川崎Fは10試合を戦って未だ無敗、2位の横浜F・マリノスユース(神奈川)に勝ち点7差を付けています。リーグ2位の29得点とリーグ最少の7失点という成績を見ても、攻守ともに死角のない戦いを続けています。対する桐生第一は、ここまで1勝2分け5敗で最下位。直近の2試合はいずれも大量6失点と守備の立て直しが急務となっています。抜群の攻撃力を誇る川崎Fを抑えることができれば今後のリーグ戦への自信にもつながるでしょう。

横浜FMはアウェイでの前橋育英高校(群馬)戦に臨みます。前節の青森山田高校(青森)戦では自慢の攻撃力を封じられ、0-2で敗れ、連勝も5でストップしてしまいました。前節から続く高体連所属の前橋育英を相手に持ち味を発揮できるかどうかが勝敗を分けそうです。一方の前橋育英は現在4位と好位置をキープ。前節は後半の立ち上がりの失点が響き、流通経済大学付属柏高校(千葉)に惜敗していますが、優勝争いに踏みとどまるためには上位の横浜FMから勝ち点を奪いたいところです。

今後のリーグ戦の“台風の目”となりそうなのが前年のEAST王者である青森山田です。第4節からの5連敗で優勝戦線から大きく離されてしまった青森山田ですが、ここ2試合は流経大柏に1-0、横浜FMに2-0と連勝して5位に浮上しています。連敗中も僅差のゲームばかりでしたが、それをものにできる勝負強さが戻ってきたように見えます。その兆候が正しいものなのか、今節の柏レイソルU-18(千葉)戦で証明したいところでしょう。対する柏は3勝1分け4敗で8位ですが、前節のJFAアカデミー福島U-18(静岡)戦では3分のMF花松隆之祐選手(#3)の先制点を皮切りに得点を重ね、3-1で勝利しています。調子が上向きのチーム同士の一戦はどのような結果が待っているのでしょうか。

その他、AC福島と市立船橋高校(千葉)、大宮アルディージャU18(埼玉)とFC東京U-18(東京)、横浜FCユース(神奈川)と流経大柏が対戦予定です。

WEST

WESTでは暫定首位と2位による首位攻防戦が行われます。得失点差で大きく上回る首位のサガン鳥栖U-18(佐賀)が、1試合少ないながらも勝ち点で並ぶジュビロ磐田U-18(静岡)と対戦します。ホームの磐田はここまで7勝1敗。第7節から4連勝中です。特筆すべきは終盤の攻撃力で、ここ4試合の70分以降の得点数は6と驚異的です。切り札としての起用が多いMF後藤啓介選手(#17)は前節の大津高校(熊本)戦でも90分に勝ち越しのゴールを決めています。対する鳥栖は9試合でリーグ最少の7失点という堅守が目を見張ります。終盤戦の攻防は見ごたえのあるものになりそうです。

勝ち点2差で首位を追う3位の静岡学園高校(静岡)は、アウェイで5位のヴィッセル神戸U-18(兵庫)と対戦します。第9節の磐田戦で今季2敗目を喫した静岡学園ですが、続く第10節では履正社高校(大阪)を3-2で破り、首位を狙える位置をキープしています。神戸もここ3試合は2勝1分けと調子は上向きです。前節の名古屋グランパスU-18(愛知)戦では前後半それぞれの終了間際に得点を決めて2-0で勝利。今節も上位チームを相手にしたたかに勝利を目指してくるでしょう。

ガンバ大阪ユース(大阪)は名古屋をホームに迎えての一戦です。現在最下位のG大阪ですが、第9節のサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)戦をスコアレスドローに持ち込んで今季初勝ち点を手にすると、前節の清水エスパルスユース(静岡)戦でも2-2で引き分けています。前節は2点のビハインドから81分と90+5分にゴールネットを揺らすという劇的な展開。勢いを持って今季初勝利を狙います。一方の名古屋は序盤戦こそ上位に位置していたものの、ここ3試合を1分け2敗として現在は6位。7試合で11得点13失点と失点が先行しており、守備の安定を図ることができれば再び上位争いに加わっていくことができるでしょう。いずれも上位進出への足掛かりとしたいJユースの名門同士の一戦から目が離せません。

その他、履正社と大津、セレッソ大阪U-18(大阪)と清水、東福岡高校(福岡)と広島が対戦する予定です。

高円宮杯 プレミアリーグ 大会公式Twitter

大会期間:2022年4月2日(土)~2022年12月4日(日)

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