「JFA Youth & Development Programme」2016年1月より始動 ~アンバサダーには北澤豪氏・大儀見優季選手が就任~
2015年12月22日
公益財団法人 日本サッカー協会(以下、JFA)は、「JFA2005年宣言」の理念とビジョンに基づき、継続的な日本サッカーの発展ために、さらなる普及や次世代選手の育成を促進することを目的にした新規プロジェクト「JFA Youth & Development Programme(以下、JYD)」を、2016年1月より立ち上げます。
このプロジェクト立ち上げに際しJYDアンバサダーとして北澤豪氏及び大儀見優季選手の就任、本プロジェクトにご賛同いただくパートナー企業として、株式会社ナイキジャパン、ニチバン株式会社、株式会社 明治、株式会社モルテンの4社の参画を本日、発表いたしました。JYDアンバサダー及びパートナー企業と手を合わせ来年1月よりスタートするこのプロジェクトを通じて、日本サッカーの発展・継続を力強く推進してまいります。
JFAが掲げる「JFA2005年 宣言」の理念とビジョンに基づき、継続的な日本サッカーの発展ために、 ユース年代のみならず、大学、シニア、女子、フットサル、ビーチサッカー、技術関連事業まで、日本サッカーの基盤を支える重要な各領域において、さらなる普及や次世代選手の育成を促進することを目的に実施される施策及びそれを構成する各大会・事業の総称。
1.国内競技会開催事業 | 2.技術関連事業 |
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(1)天皇杯全日本サッカー選手権大会 | (1)トレセン関連事業 |
(2)高円宮U-18サッカーリーグ | (1)-1 JFAフットボールフューチャープログラム/ トレセン研修会U-12 |
(2)-1プレミアリーグ | (1)-2 ナショナルトレセン[U-12][U-14][女子U-14] |
(2)-2プリンスリーグ | (1)-3 JFAエリートプログラム[U-13/U-14][女子U-13/U-14] |
(2)-3チャンピオンシップ | (1)-4 ナショナルGKキャンプ |
(2)-4参入戦 | (1)-5 女子GKキャンプ |
(3)日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 | (1)-6 女子U-15トレーニングキャンプ |
(4)高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会 | (1)-7 U-17地域トレーニングキャンプ |
(5)日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 | (2) 指導者養成事業 |
(6)JFAプレミアカップ | (2)-1 公認S級コーチ養成講習会 |
(7)全日本シニア(70歳以上)サッカーフェスティバル | (2)-2 公認A級コーチジェネラル養成講習会 |
(8)全日本シニア(60歳以上)サッカー大会 | (2)-3 公認A級U-15コーチ養成講習会 |
(9)全日本シニア(50歳以上)サッカー大会 | (2)-4 公認A級U-12コーチ養成講習会 |
(10)全日本シニア(40歳以上)サッカー大会 | (2)-5 公認B級コーチ養成講習会 |
(11)全日本フットサル選手権大会 | (2)-6 公認C級コーチ養成講習会 |
(12)全日本大学フットサル大会 | (2)-7 公認D級コーチ養成講習会 |
(13)全日本ユース(U-18)フットサル大会 | (2)-8 公認キッズリーダー養成講習会 |
(14)全日本女子フットサル選手権大会 | (2)-9 公認ゴールキーパーA級コーチ養成講習会 |
(15)全日本ユース(U-15)フットサル大会 | (2)-10 公認ゴールキーパーB級コーチ養成講習会 |
(16)全日本女子ユース(U-15)フットサル大会 | (2)-11 公認ゴールキーパーC級コーチ養成講習会 |
(17)皇后杯全日本女子サッカー選手権大会 | (2)-12 公認フットサルB級コーチ養成講習会 |
(18)全日本大学女子サッカー選手権大会 | (2)-13 公認フットサルC級コーチ養成講習会 |
(19)全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会 | (2)-14 JFAインストラクター研修会 |
(20)全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会 | (2)-15 JFAリフレッシュ研修会 |
(21)全国レディースサッカー大会 | (3)JFAアカデミー |
(22)全国レディースサッカー大会 | (3)-1 JFAアカデミー福島 |
<レディース・エイト(40歳以上)オープン大会> | (3)-2 JFAアカデミー熊本宇城 |
(23)JFAエンジョイ5~JFAフットサルエンジョイ大会~ | (3)-3 JFAアカデミー堺 |
(24)全国ビーチサッカー大会 | (3)-4 JFAアカデミー今治 |
公益財団法人日本サッカー協会 会長 大仁邦彌コメント
日本サッカー協会は、サッカー活動の基盤となる国内競技会の充実やユース育成、グラスルーツ活動などの取り組みをより推進させるべく、新プロジェクト「JFAユース&ディベロップメントプログラム」を立ち上げることにしました。このプログラムは、「代表強化」と車の両輪を成す非常に大事な事業です。これまでJFAでは、各分野・カテゴリー毎に個別に支援を行ってまいりました。2014年に発表した「グラスルーツ宣言」をさらに推進するためには、全体に対して横断的に継続的な支援をしていく必要があります。まさに、JYDはこの考え・コンセプトからうまれました。本プロジェクトに賛同していただいたパートナー企業の皆様には、改めて御礼申し上げると共に、各企業の皆様と手を携え、サッカーの環境整備、各種大会の充実を図りながら、「JFA2005年宣言」に掲げる目標を実現させていきたいと考えております。
株式会社ナイキジャパン Sports Marketing Director 高橋オリバー 様コメント
株式会社ナイキジャパンは、1994年にサッカー市場に本格参入いたしました。以来21年、日本サッカーは発展途上中であると考えます。日本サッカーの2050年の約束を達成するため、ナイキジャパンはタレントの発掘・育成はもちろん、このJFAユース&ディベロップメントプログラム成功のために全面的にバックアップしていきます。
ニチバン株式会社 取締役執行役員 メディカル事業本部長 伊藤暁 様コメント
ニチバン株式会社は「ニチバンに関わる全ての人々の幸せを実現する」という理念の実現のため日々努力しております。2018年度に創業100周年をむかえるにあたり、JFAユース&ディベロップメントプログラムに賛同して共に歩んでいこうと決めました。特にスポーツメディカルの分野で力強くサポートしていきたいと思っております。
JFAとほかのパートナー企業の皆様と一緒に日本サッカーの未来にむけて前進していきたいと思います。
株式会社 明治 常務執行役員 栄養営業本部長 森田勉 様コメント
株式会社明治は、「2050年までにワールドカップで優勝する」という日本サッカー協会様の夢に強く共感し、JFAユース&ディベロップメントプログラムにオフィシャルサポーターとして参画致します。弊社はザバスとVAAMという2つのスポーツニュートリションブランドの製造販売を行っております。同時に様々なスポーツ競技団体やトップアスリートの皆様へ、弊社の栄養士から食事の指導やサプリメント摂取のアドバイスなど、栄養に関するサポート活動を行って参りました。JFAユース&ディベロップメントプログラム参画にあたっては、永年の栄養サポートで培われた知見や経験を生かし、「選手・指導者の育成」、「サッカー競技の普及」を栄養の面から支える事で、日本サッカー界の夢の実現に貢献して参りたいと思います。
株式会社モルテン 代表取締役社長 最高経営責任者 民秋清史 様コメント
株式会社モルテンは、JFA2005年宣言に大きく共感し、このJFAユース&ディベロップメントプログラムに参加を決意しました。モルテンの役割は15歳以下、70歳以上といった幅広い層が出場する各大会において要求される機能を兼ね備えたボールを13種提供することになっています。日本のボールメーカーとしてこのようなプロジェクトに参加できることを感謝しています。
北澤豪 さん(公益財団法人日本サッカー協会理事・国際委員/JICAオフィシャルサポーター)
これまで様々なかたちでサッカーに関わってきましたが、今の日本サッカーには危機感と大きな可能性を感じています。裾野が広がり優秀な選手・指導者が育成され、各大会を充実させることによりレベルアップや参加者が増えるなど、JFAユース&ディベロップメントプログラムによって、危機感が回避されるものと確信しています。このプログラムに参加する選手たちは、自らが世界で戦うという強い意志を持って臨んでほしいと思います。
大儀見優季 選手(1. FFCフランクフルト/ドイツ)
ユース年代の育成、女子サッカーの未来について自分なりに何ができるのかを考えているときに、このJFAユース&ディベロップメントプログラムのアンバサダーのお話をいただきました。ドイツで女子サッカーは誰でも一度は経験するスポーツとして日常であり文化となっています。残念ながら日本では競技人口もまだまだ少なく、環境も整っていません。これから日本の文化にもサッカーを根付かせていかないとユースの育成にも繋がらないと思っています。このプログラムを通じてユース世代の育成に一端を担えるべく頑張ります。