2016ナショナルトレセン女子U-14 東日本/西日本 トレーニング2日目
2016年12月11日
12月9日(金)からスタートした「ナショナルトレセン 女子U-14 東日本/西日本」は10日(土)、キャンプ2日目を迎えました。
東日本では、快晴ではあるものの冷たい風が吹くなかで練習がスタートしました。選手は3つのグループに分かれて、午前は「攻撃」、午後は「守備」をテーマとしたトレーニングを行いました。また午後のトレーニング前にはゴールキーパーだけのトレーニングも行われ、選手たちは積極的にトレーニングに取り組んでいます。
11日も午前、午後と2回のトレーニングを行います。
高橋悦郎 地域トレセン 指導スタッフ(東日本/岐阜県)
初日に比べて選手同士のコミュニケーションが取れるようになり、その姿がトレーニング中にも見られました。またコーチとも会話が増え、有意義なトレーニングとなりました。午前中のトレーニングテーマは攻撃でした。ウォーミングアップのパス&コントロールでは、コーチの要求に一つずつ応えていき、技術を積み上げていくことができていました。その積み上がった技術を、その後のトレーニング(3対3+2ターゲット、4対4+サーバー)の中で発揮することができました。グリッドの大きさが広くなり、選手の数が増えていくと難易度が上がります。そんな中で個々が試行錯誤し、工夫しながら取り組んでいました。さらに、一人で取り組むだけではなく、仲間と協力する姿も見られました。サッカーで人と人が繋がる瞬間に立ち会うことができ、清々しい気持ちになりました。
園田祥恵 地域トレセン 指導スタッフ(東日本/群馬県)
昨日の夜の講義においてU-17日本女子代表の楠瀬監督のお話を聞き、選手たちは「将来なでしこに入る」という強い意志を再確認しました。その強い意志を持ちながらトレーニングに臨み、選手たちは献身的に体を張って頑張っていました。午後は風が強く吹く中でのトレーニングとなりましたが、味方と連携しながら意図的にボールを奪いにいく姿が見られ、質の高い練習となりました。2日目ということもあり、ピッチ外でも選手間のコミュニケーションを取る姿が見られました。しっかり休養をとることも選手として大切なトレーニングです。明日の練習に備え、食事をバランスよく摂り、睡眠時間を確保して明日の練習も質の高いものにしてほしいと思います。選手たちがミスを恐れないプレーができるような声かけをしていきたいと思います。
松久栞南 選手(東日本/東京都)
今回のナショナルトレセンでは、自分のプレーがレベルの高い相手にも通用するか挑戦し、少しでも多くの技術を学び吸収することを目標に取組みました。1日目は積極的にボールを奪う、2日目はゴールへの組み立て、意図的にボーを奪うということをテーマにトレーニングを行いました。どのトレーニングの際にもコーチの方々から指導を受けましたが、その中でも、相手にプレッシャーをかけられるところまで寄せること、またトラップの正確性は自分に特に必要なことだと感じました。残りの3日間で、初めて会う人とも積極的にコミュニケーションを取り、プレー面では素早いプレス、トラップの質にこだわってプレーしたいと思います。この貴重な体験ができることに感謝し、自分の全力を出して残りの活動もやり抜きます。
築地育 選手(東日本/静岡県)
守備、攻撃ともにトレーニングすることができた今日は、常に頭を働かせて、考えてサッカーをすることができました。守備では味方と連動してチャンスをつくるためにたくさん声を出してコミュニケーションをとることができました。1対1でボールを奪うのはもちろん、仲間と奪うのも重要な力だと思いました。攻撃では、点を取るためにどこへボールを運べばいいかチャンスを逃さないようにしました。ファーストタッチやキックの質を細かく意識してこだわることで、さらに上のレベルを目指したいです。様々な地域の選手とサッカーや生活面で交流できることを、とても嬉しく感じます。良い環境で4日間プレーできることに感謝して、残りの時間でも自分を思い切り出していきます。
名和真理奈 選手(東日本/静岡県)
攻撃のトレーニングでは動き出しのタイミングなどをもっと改善していきたいと思いました。タイミングを良くするには、味方の選手と声をかけ合っていくことが大切だということがわかりました。守備ではもっと相手との距離を縮めることと、予測して動くということをもっと意識していきたいと思います。また、サッカー以外でも多くの選手とコミュニケーションをとっていきたいです。残りの2日間を大切にし、失敗を恐れず、全力で自分のプレーができるようにしていきたいと思います。