小林祐希選手をゲストに迎え、NIKE ACADEMY TOKYO supported by JYDを高松商業高校で実施
2017年06月28日
JFA Youth & Development Programme (JYD)オフィシャルパートナーの株式会社ナイキジャパンが高円宮杯U-18サッカーリーグ2017出場チームを対象に実施している「NIKE ACADEMY TOKYO supported by JYD」は6月14日(水)、プリンスリーグ四国に出場している高松商業高校(香川県)を訪問し、ゲストにSCヘーレンフェーン(オランダ)に所属する小林祐希選手を迎えトレーニングセッションを実施しました。
“世界基準”をテーマとしている「NIKE ACADEMY TOKYO」。小島直人ヘッドコーチと小林祐希選手から、参加した30人の選手たちに対し、フィニッシュに関わることを中心に指導が行われました。自分がフリーになるためにDFやDFラインの重心を見て、動きすぎることなくその逆を取ること、相手のバランスを崩すことを意識するように伝えられ、パスの受け手と出し手のタイミングを合わせて守備ラインを突破しシュートを放つトレーニングや10分間のミニゲーム等を行いました。
小林祐希選手からも、FWのオフザボールの動きについて、同じリズムで動くとDFも詰めやすいので緩急をつけて動くこと、味方がパス交換している時もスペースへ動くことなど具体的なアドバイスが選手たちに送られ、また試合を想定して一本一本を大切にトレーニングすることの重要性も伝えられました。
また、トレーニングセッション終了後には教室に移動し、同じくJYDのパートナー企業である株式会社明治の栄養士から栄養セミナー、ニチバン株式会社のトレーナーからはセルフテーピングセミナーが行われました。
参加した選手たちにとってはトレーニングだけではなく、栄養や怪我の予防・処置など、オフザピッチでの正しい知識を学ぶための機会にもなりました。
川原寅之亮 監督(高松商業高校)
課題でもあった点をとることがテーマになっていることは非常によかったと思います。ゴールへ直結する動きや精度、コミュニケーションの重要性を指導してもらえたことは選手にも刺激になったと思います。また、栄養セミナーやテーピングセミナーも一緒に聞くことが出来たのは選手にとっても非常に良い機会でした。
末久傑 選手(高松商業高校)
普段やっているトレーニングとは、質の部分で違っていたので非常に参考になりました。いつもは何気なくやっていることも、精度の部分やコミュニケーションなど細部にこだわって意識することが重要だと感じました。
小島直人 コーチ(NIKE ACADEMY TOKYO)
最初は緊張していたせいなのかあまり声も出ていませんでしたが、途中から声も出始め、小林選手に積極的に話を聞いたりしている姿勢が見受けられました。100%の気持ちでセッションに参加してくれたことは、非常に評価できます。今後はパスやシュートの精度によりこだわって実践してもらえれば大きな成長につながる可能性を感じました。