JFA 第18回全国O-60サッカー大会 福島県相馬市で開幕
2018年05月27日
JFA第18回全国O-60サッカー大会が5月26日(土)に福島県相馬市で開幕し、大会初日は1次ラウンド第1節が行われました。
各地域の代表16チームが4つのグループに分かれ、1次ラウンドでは各3試合のリーグ戦を行います。2次ラウンドに進むことができる各グループ首位を目指して、初日から熱い試合が繰り広げられました。
グループAでは、3大会ぶりの優勝を目指す兵庫県シニア60選抜(関西/兵庫)が首位に立っています。福岡六十雀フットボール倶楽部(九州2/福岡)相手に前後半で1点ずつを奪い、2-0で勝利しました。福島シニア選抜(開催地/福島)とラッツォス古河F.C.(関東3/茨城)は、互いに得点を許さず勝ち点を分け合いました。
グループBでは、函館四十雀60(北海道2)と前半を0-0で終えながら、後半に3点を奪った群馬FC60(関東2/群馬)が勝ち点3を手にしました。セレソン長野60(北信越1/長野)と四日市フットボールクラブ(東海1/三重)は、0-0のまま試合を終えました。
グループCでは2チームが勝ち点3で並んでいますが、得失点差で首位に立つのが藤枝フットボールクラブ(東海2/静岡)です。前後半ともに2点を奪い、上田大星サッカークラブシニア(北信越2/長野)に大勝しました。同じく勝ち点3を奪ったのは、埼玉シニア60(関東1/埼玉)。昨年は2勝しながらグループ敗退という悔しさを味わいましたが、前回優勝の宮城フェニックスサッカークラブ(東北/宮城)との接戦を1-0でものにしました。
グループDでも、勝ち点3を得た2チームが首位を争っています。熊本シニア(九州1/熊本)は香川シニア60(四国/香川)に3-0、広島シックスティーズ(中国/広島)は室蘭シニア60サッカークラブ(北海道1)に2-0と、それぞれ複数得点を奪って勝利。両チームは、第3戦で対戦します。
大会2日目となる5月27日(日)には1次ラウンドの第2節と第3節が行われ、2次ラウンドに進む4チームが決定します。
DF 松永正利 選手(兵庫県シニア60選抜)
少し連係面で問題がありましたが、前から守備をしてくれて、守備陣としては楽でした。去年は得点力が問題だったのですが、今年は3人ほど若い選手が入り、少し攻撃力が上がりました。前線が活性化されているので、期待しています。3年前にしている優勝をもう一度狙っていこうと、やる気のある選手を選んで連れてきました。このチームなら、誰が出ても変わらぬ力を出せると思います。楽しいサッカーもいいのですが、こういう真剣勝負をして勝つというのはいいものです。
MF 錫木康夫 選手(福岡六十雀フットボール倶楽部)
内容的には悪くなかったのですが、マイボールにした後などにちょっとしたミスが出ていました。ここが例年の課題なので、まだまだ練習していかなければいけないなと思います。兵庫県シニアとは、この5年間で3度目の対戦でした。勝てていませんが、年々内容は良くなっています。初戦の結果は残念でしたが、まだ経験がない1次ラウンド突破を目指して、頑張ってあと2勝したいと思います。この大会は年代別の一番大きな大会で、プレーすること自体もそうなのですが、昔サッカーをした先輩や友だちにも会えることも楽しみにしています。
MF 天内和弘 選手(室蘭シニア60サッカークラブ)
少し体が重かったです。例年より少し早い開催で、冬に試合ができない北海道のチームとしてはハンディがありました。広島とはO-50時代も含めて3回くらい対戦しています。昔からの顔見知りという選手もいます。この大会は年に1度、全国のいろいろな人と顔見知りになると同時に、全国に散らばっているチームメイトが集結する場でもあります。シニアの遠足のようなものですね。O-50で優勝して、この大会でも3年前には準優勝しました。今年も優勝目指して頑張ります。
MF 楚輪司 選手(広島シックスティーズ)
初戦は緊張もあり、なかなかに難しいです。後半はバタバタしましたが、相手も点を取りにくるのだから仕方ありません。前半に点が取れたのが大きかったです。今年はまず、1次ラウンドを突破したいです。そのためにも、初戦で勝てたのは大きいです。この大会に出るには、まず県リーグで優勝しなければなりません。広島はO-35から70までリーグ戦があり、シニアの活動は活発です。全国大会があることでさらに張りが出るし、やはり真剣勝負をするのは楽しいです。
大会期間:2018年5月26日(土)~5月28日(月)
大会会場:福島県相馬市/相馬光陽サッカー場[天然芝3面/人工芝1面]