S級コーチ養成講習会の現場から2018 受講者レポートvol.1 寺田周平さん
2018年05月28日
2018 S級コーチ養成講習会は、5月21日(月)より都内で集中講習会が始まりました。
【集中講習① 5月21日(月)~24日(木)】
今週から受講者による報告をお届けします。
第1週目は今年の受講生代表、寺田周平さんです。
先週始まった講習会は、場所を都内に移して5月21日(月)より集中講習として始まりました。初日はJFAハウスに集合し、初めに「フィジカルコンディショニング概論」と田嶋会長から「JFAの取り組み」と題して色々なお話を伺いました。
日本サッカーの発展のために我々がどう関わって行くのか改めて考えさせられ身の引き締まる思いでした。翌日からは午前中指導実践、午後は講義というスケジュールで進行。指導実践ではテーマに沿って、監督、コーチ、GKコーチ、フィジカルコーチが1つのグループを組み、1日、2グループが指導実践に臨みました。受講生それぞれが良く考え実践に臨んでいたため、充実した実践とディスカッションが行われました。ディスカッションでは活発な意見が交わされ、それぞれが多くの学びと気づきを得ることができたと思います。また、サポートプレーヤーとして、三菱養和のスタッフ、江戸川大学の学生にご協力頂きました。
午後は国立スポーツ科学センター(JISS)へと移動して講義を受講。鈴木、望月両インストラクターによるプロフェッショナルコーチ論、そのほかにはブレインストーミング、メンタルトレーニングの講義などがあり、いずれの講義でも受講生から活発な意見が出て内容の濃い濃密な時間を過ごすことができました。外部講師の方々やインストラクターの方々から得られるものは大変貴重で、受講生達も現在の現場に活かすこと、将来の指導に役立てようと考えながら多くのことを吸収することができました。先週に比べ受講生同士もすっかり打ち解けて、グラウンド内外でコミュニケーションを取るようになり、情報交換、近況報告、熱いサッカー談義で盛り上がっていました。最後に1週間の振り返りを行った後、解散となりました。私自身、人との関わりから多くの学びを得ることができ、大変充実した時間を過ごすことができました。来週は中村有さん(上武大学サッカー部所属)よりお伝えします。