JFAエリートプログラム 女子U-14トレーニングキャンプが岡山県美作市でスタート
2019年03月27日
3月25日(月)、JFAエリートプログラム女子U-14の活動が岡山県美作市でスタートしました。この年代は今回が6回目の活動となります。全国から選抜された23名の選手は美作市に到着後、ミーティングを行い、その後フィジカルテスト、トレーニングを行いました。トレーニング開始前には、キャンプを誘致いただいた岡山県美作市より、選手・スタッフへ特産品の贈呈をいただきました。今回のトレーニングキャンプには初招集の選手も多く、初めは緊張も見受けられましたが、徐々に緊張も和らぎ、明るい表情で取り組んでいました。27日(水)にはトレーニングマッチも行います。
松本克典 コーチ
新しいメンバーも多くいる中で、初日のプログラムではフィジカルテストとゲームを行いました。これから年代別の代表として世界と戦っていくためにはフィジカル面での強化が不可欠です。夜のミーティングではそれぞれのデータをもとにフィードバックを行い、現時点の自分の立ち位置を知るとともに、フィジカルトレーニングの必要性と重要性を学ぶことができました。
2日目の午前中は、日頃から行えるフィジカルトレーニングのレクチャーを受けた後、「攻撃」をテーマに行いました。自分とボールだけの関係ではなく、3人目を意識したボールの受け方、かかわり方などをトレーニングで行いました。午後には「守備」をテーマとしてトレーニングを行い、地元クラブチームのJ-フィールド岡山とテストマッチを行いました。「正しいポジショニングからのアプローチ」、「プレーの連続性」などを意識して行われましたが、球際での厳しさや一人一人の責任感といった点で課題が残りました。夜にはナショナルトレセンコーチである那須麻衣子コーチによるレクチャーが行われました。夢を持つこと、そしてどのような環境においてもメンタルを強く持つことの大切さについて自らの経験をもとに話を聞くことができました。
活動は残すところあと2日となりますが、まだまだ自らの限界を超える努力が見られない選手もいるので、「まだできる」「もっとできる」の意識を持ち、とにかくトライしてほしいと思います。
FP 正野瑠菜 選手(マイナビベガルタ仙台レディースジュニアユース)
フィジカルトレーニングでは、正しい姿勢を身に着けるために、なかまと確認し合いながら、重点をおさえて取り組むことができました。その後のトレーニングでは、相手の動きをぎりぎりまで見て判断したり、動きすぎず、相手を見て駆け引きし、タイミング良くパスを受けたりすることを意識しました。男子チームとの実践形式の練習では、スピードとパワーのある相手に対し、連動してボールを奪うことができた場面もあったので良かったと思います。しかし、ハイプレッシャーの中で正確なプレーができていなかったので、今後も意識して取り組んでいきたいです。
FP 土方麻椰 選手(日テレ・メニーナ)
初日はフィジカルテストを行った後、パス&コントロールをし、ゲーム形式のトレーニングを行いました。パス&コントロールでは動き出しのタイミング、パスの質、的確な判断などが求められ意識しながら取り組みました。その後のゲームでは切り替えや動き出しを意識しました。夜のミーティングではフィジカルコーチの関さんからレクチャーを受け、フィジカルトレーニングの重要さや主なトレーニング方法などを学び、改めてフィジカルトレーニングの大切さがわかりました。今回学んだことをチームでも活かせるようにしたいです。
FP 安藤麻耶 選手(ツエーゲン金沢U-15津幡)
私は、今回初めてキャンプに参加しました。今回このキャンプでの目標はたくさんの人に話しかけ、自分からコミュニケーションを取ることと、失敗を恐れずにいろんなことにチャレンジすることです。一番最初に行ったフィジカルテストでは、自分の短所と長所を知ることができました。トレーニングでは、仲間とコミュニケーションを取り、守備では予測をしてインターセプトをすることができました。パスを出すタイミングが悪かったり、動くタイミングが遅く、出し手と合わなかったことがあったので改善していきたいです。もっとたくさんのことにチャレンジして残りの2日間を過ごしたいです。
3月25日(月) | PM | トレーニング |
---|---|---|
3月26日(火) | AM/PM | トレーニング |
3月27日(水) | AM/PM | トレーニング |
3月28日(木) | AM | トレーニング |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。