2019ナショナルトレセンU-14前期が全国3会場でスタート
2019年05月24日
5月23日(木)に2019ナショナルトレセンU-14前期が東日本(福島)、中日本(大阪)、西日本(大分)の3会場でスタートしました。
まずはU-13、U-14のそれぞれの選手が同じ会場に集まり、ナショナルトレセンコーチから本キャンプの目的が伝えられました。
その後、選手達はグラウンドに移動し、最初のトレーニングを行いました。3会場とも快晴の中、暑さや移動等の疲れも見せず、選手達は積極的にプレーしていました。
夜は夕食後にもミーティングを実施し、改めて一人ひとりが自己紹介を行いました。また、グループミーティングや選手達のみで今日の振り返りを考えて発表する時間が設けられ、初日から積極的にコミュニケーションを取る姿が見られました。明日は午前、午後ともにトレーニングを実施します。
遠藤善主 ナショナルトレセンU-14チーフコーチ
東日本(福島)、中日本(大阪)、西日本(大分)の3地域、同日程でナショナルトレセン前期が始まりました。現在開催されているFIFA U-20ワールドカップポーランドに出場するU-20日本代表も、多くの選手がこのナショナルトレセンを経験しています。
このナショナルトレセンは、U-14年代の多くの選手に刺激を与え、成長を促すことを目的に実施しています。今年度も、オンザピッチでは「サッカーをしよう」という大テーマのもと、基本の質の追求を徹底し、常にゴールを意識した中で動きながらのテクニックの獲得を目指していきます。また、オフザピッチでは、選手の自立を促すために、選手の自主性を大切にしながら働きかけを行っていきます。初日のトレーニングではゲームを中心に行いました。選手達は、自分たちが持っている特徴を発揮しようと全力でプレーする姿が見られました。明日からも世界基準を意識しながら、M-T-M(マッチ-トレーニング-マッチ)を繰り返し、基本の質の追求を行っていきます。この4日間の中でも選手が成長していく姿を楽しみにしています。
庄内航汰 選手(U-13/東日本/北海道コンサドーレ札幌U-15)
今回の合宿では普段プレーすることのない関東や北海道の選手と一緒にプレーすることができるとてもいいチャンスなので、自分とは違ったプレースタイルの選手たちから沢山のことを学びたいと思います。自分の強みと弱みを理解し、トレーニングを通して長所を伸ばし、短所を克服できるように積極的にチャレンジしたいです。残りの3日間で精一杯自分のプレーができるよう頑張りたいと思います。
宮井海翔 選手(U-14/中日本/セレッソ大阪西U-15)
まず、今回のキャンプに参加できることを嬉しく思います。自分の長所はコーチングでの雰囲気作りや、守備を安定させること、そしてシュートストップです。課題はビルドアップです。今回のキャンプでの目標は、自分にゴールマウスを任せてもらえるように自分のストロングポイントをしっかりアピールして、その中でも細かい技術を磨きたいです。自分の課題を改善できるように全力でトレーニングに励みたいです。そして、エリートプログラムやU-15日本代表など、上の学年の日本代表にも選出してもらえるように、自分としっかり向き合って誰にも負けない技術を磨きたいです。
田中楓雅 選手(U-13/西日本/長崎南山中学校)
1日目の練習を終えて、足りないと思ったことがたくさんありました。その中でも特に足りないと思ったことは、ファーストディフェンダーを誰に行かせるのかという判断の遅さと味方へのパスの配給です。ファーストディフェンダーを誰に行かせるのかという判断は、その前のプレーで味方の位置を完璧に確認しておくことで改善できることだと思います。味方へのパス配給は、足元なのかスペースなのか、お互いにコミュニケーションをとっておけば、スムーズな攻撃につながることが出来ると思いました。まだ、あと3日間あるので、その意識で課題を克服できるようにしていきたいです。