11回目となるJYDパートナーミーティングを開催
2019年07月17日
日本サッカー協会は7月12日(金)、第11回目となるJYDパートナーミーティングを開催しました。
今回は「JFAグリーンプロジェクト」をメインテーマに掲げ、ゲストスピーカーとして芝生の整備・維持管理の第一人者である㈱オフィスショウの池田省治氏をお招きしました。施設やプレー環境の整備といった側面からサッカーの普及を捉え、もっと身近に芝生のグラウンドが増えることで、プレーヤーが思う存分サッカーに打ち込めることや子どもたちが外遊びを楽しむことのできる素晴らしさを語っていただきました。
パートナー企業の皆様とはJFAグリーンプロジェクトについての概要説明も含め、どう関わっていけるかを検討しました。出席者からの率直な質問に池田氏も丁寧に答えている姿が印象的でした。
また、JFAグリーンプロジェクトを通じて実際に校庭の芝生化を実現した、渋谷区立長谷戸小学校の視察も実施しました。青々とした綺麗な芝生が生え揃う校庭にて、望月副校長より芝生化にしたメリットとして、子どもたちの外遊びの機会が増えたことや運動会を裸足で実施することなど好事例をご紹介頂きました。
今後もJYDは各パートナー企業と共に、それぞれのリソースを活用したアクティベーションを通じて、サッカー界の発展に向けた取り組みを実現していきます。
JYDパートナーミーティングとは、「JFA2005年宣言」の理念とビジョンに基づき、継続的な日本サッカーの発展のためにさらなる普及や次世代選手の育成を促進することを目的としたプロジェクトであるJFA Youth & Development Programme(以下、JYD)において、パートナー企業間のコミュニケーションを活性化させることで、普及や育成における企業側の知見を活かした課題解決や新たな価値創出を目的としています。
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JFAは芝生の校庭や広場が21世紀のスポーツや豊かな地域社会の形成に重要な役割を果たすと考え、Jリーグとともに校庭や公共のグラウンドの芝生化を推進しています。 芝生のグラウンドは、ヒートアイランド現象や埃の緩和のみならず、転んでもケガをしにくく、また、適度の湿度で風邪を予防するなど、数々の効果が挙げられています。また、体力不足、運動不足が指摘される現代の子どもたちに外遊びやスポーツを促し、また、コミュニケーションの輪を育む場ともなります。もちろん、芝生の広場があれば、子どもだけではなく、大人も、また高齢者もそこに集いたくなるものです。そこに世代を超えた交流が生まれ、地域コミュニティの場として貴重な役割を果たすでしょう。
「JFAグリーンプロジェクト」では、手軽に芝生化できるポット苗の提供や、芝生の育成・管理のノウハウを提供するなど、具体的な活動も進めています。これまで、維持管理が難しく、費用もかかると思われてきた校庭の芝生化も驚くほどのスピードで広がりつつあり、JFAとしても、その一助を担いたいと考えています。
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