JFA 第24回全日本U-15女子サッカー選手権大会が7月27日に開幕!
2019年07月24日
JFA 第24回全日本U-15女子サッカー選手権大会が7月27日(土)に大阪府堺市のJ-GREEN堺で開幕します。
女子中学生年代の日本一を争う今大会には、2004年4月2日以降に生まれたU-15年代の選手がエントリー。全国9地域の地域大会を勝ち抜いた32チームが前後半30分ハーフの試合を行い、ノックアウト方式で頂点を目指します。
過去の大会にはFIFA女子ワールドカップフランス2019を戦った宝田沙織選手(セレッソ大阪堺レディース)や遠藤純選手(日テレ・ベレーザ)らが出場。昨年8月に行われたFIFA U-20女子ワールドカップフランス 2018で優勝に貢献した南萌華選手(浦和レッズレディース)や長野風花選手(ちふれASエルフェン埼玉)といった次世代のなでしこジャパンを担う選手も、この大会を機に飛躍を遂げています。
今年の優勝争いを牽引するのは2年連続3回目の日本一を狙うJFAアカデミー福島(東海2/静岡)です。昨年のタイトル獲得に貢献したMF松窪真心選手(#22)とMF林愛花選手(#23)を中心とした中盤での構成力は大会でも屈指。守備にも大会経験者のDF古賀塔子選手(#29)を擁するのはトーナメントを勝ち抜く上での強みとなるでしょう。
対抗するのは、昨年の準優勝チームである日テレ・メニーナ・セリアス(関東3/東京)です。DF菅原眞名選手(#3)やMF三谷友夏選手(#6)、MF氏原里穂菜選手(#10)など昨年から主力を務める選手が複数名残り、リベンジにかける思いはどのチームにも負けていません。セリアスらしい技術と判断にこだわったサッカーで2度目の優勝をつかめるか注目です。
昨年は準決勝まで進んだ浦和レッズレディースジュニアユース(関東1/埼玉)も大会史上最多となる6度目の優勝経験を持つ有力チームの一つです。ノジマステラ神奈川相模原アヴェニーレ(関東9/神奈川)は3年連続で涙をのむ準決勝の壁を越えて、初のファイナルにたどり着けるかも見どころの一つです。
優勝争いの行方と共に、創立9年目で初出場となったASC北海道レディース(北海道1)や、4月に結成されたばかりの松本山雅FCレディースU-15(北信越2/長野)といった大会初出場チームの戦いぶりも目が離せません。第10回大会から3連覇を果たした神村学園中等部(九州1/鹿児島)や常葉大学附属橘中学校(東海1/静岡)といった中体連のチームがなでしこアカデミーのチームとしのぎを削るのも大会の魅力です。
未来のなでしこジャパン(日本女子代表)候補生が繰り広げる熱戦を制し、女子中学生年代の日本一となるのはどのチームか。彼女たちの奮闘にぜひ注目してください。
大会期間:2019年7月27日(土)~8月3日(土)
大会会場:J-GREEN堺(大阪府堺市)