バーモントカップ決勝戦にてJFAナショナルコーチングスタッフによるリフレッシュ研修会を開催
2019年08月19日
8月10日(土)から3日間に渡り駒沢オリンピック公園で開催された「JFA バーモントカップ 第29回全日本U-12フットサル選手権大会」の最終日、12日(月・振休)の決勝戦に合わせ、内山慶太郎 フットサル日本代表GKコーチによるリフレッシュ研修会がJFA公認指導者向けに行われました。
試合観戦前の講義では、決勝に進んだ両チームのこれまでの戦いぶりの報告やフットサルのGKとしての技術的解説を行い、観戦のポイントとしてGKのポジショニング、セービング、ブロックについて重点を置き試合観戦を行いました。
決勝戦観戦後は、受講者の方々がグループに分かれ両チームのGKについてそれぞれの成果と課題について、ディスカッションを行い、今後の改善に向けた指導方法などを内山 フットサル日本代表GKコーチと共にグループワークを行いました。
普段フットサルの指導に関わってない指導者の方々も、試合を間近で観戦した直後のディスカッションということもあり、多くの質問が飛び交う研修会となりました。
横江塁 JFAフットサルインストラクター/FC東京
今回私はマネージメントという立場で受講者の方々をアテンドしました。
皆さんの講義を聞く姿勢、そしてバーモントカップ決勝を観る分析力、そしてグループで作り上げるワークと発表は、とても感銘を受けました。
今回はGKおよびゴレイロの出身の方がいない中でも、フットサルのGKを学び、少しでも指導現場のヒントやレベルアップの為に受講している姿勢は、きっと子供たちや選手たちに熱が伝わるはずです。今後も多くの子供たちと選手たちを育成していきましょう!
このお盆休みの時期にご参加いただき、本当にありがとうございました。
内山慶太郎 フットサル日本代表、U-19フットサル日本代表、フットサル日本女子代表、U-18フットサル日本女子代表 GKコーチ
8/12(月・振休)、駒沢オリンピック公園 体育館で「U-12世代のフットサルGK」をテーマにしたリフレッシュ研修会を開催しました。
今回は同体育館で開催された、JFAバーモントカップの決勝戦におけるGKのプレー分析を目的とし、13時から基礎知識の講義、14時からは決勝戦の観戦および分析、そして15時からグループでの発表という3つのフェーズに分かれて進行しました。
基礎知識の講義では、GKに必要とされる7つの技術のうち3つについての理解を深め、試合観戦ではこの技術に絞って各自で分析を行っていただきました。最後のグループワークでは各自の分析結果を出し合い、多くのコミュニケーションをとった上で発表に進むことができたのではないかと思います。
今回はGK経験者もGKコーチの方も不在の中での開催となりましたが、参加者の皆さんの積極性は素晴らしく、この短時間の中でもGKのプレーを見抜く力をつけること、そして監督やコーチがGKとコミュニケーションを取ることの重要性を認識いただけたのではないでしょうか。
この講習会を機に、少しでも今まで以上にGKとの関わりが深まり、日本のGKのレベルアップに繋げていただけると嬉しく思います。今回はお忙しいなか、たくさんのご参加をいただきありがとうございました。
神田直樹さん
ゴールキーパーのプレーに集中してゲーム全体を観るという経験が新鮮で、指導者としての幅が広がるなと思いました。また講義内容が試合のプレーをもとに実践的かつ具体的に分析・解説することは、指導者として必要な視点・能力であると再認識しました。選手へ正確な情報を与え、働き掛けをすることができればそれだけで選手が飛躍することができることには感動しました。
三浦洋介さん
内山講師の説明がとても分かりやすく、フットサルに対して興味が持てた。またフットサルの内容ではあったが、サッカーに応用できる内容も考える事ができた。改めてGKの役割の重要性であったり、サッカーのトップのGKがフットサルGKの技術を取り入れているなど非常に印象的な内容でした。
清宮優斗さん
実際に試合現場を観て、数分後にはあるシーンを映像をもとにディスカッションできる環境は、指導者にとって素晴らしい経験ができました。普段GKを専門に指導していないこともあり、内山講師の解説もわかりやすく、スムーズに理解することができた。今日の研修会をもとに今後もフットサル・サッカーの指導に活かしていきたいと思いました。