タウンクラブ・中体連キャンプ後期がスタート
2019年08月23日
2019年度タウンクラブ・中体連キャンプ後期が8月22日(木)、大阪府堺市J-GREEN堺でスタートしました。
この活動は、タウンクラブ・中体連に所属している選手のみを招集しトレーニングキャンプを行います。JFAエリートプログラムでは、Jクラブアカデミー所属の選手に偏る傾向があり、今回のキャンプでは対象を絞ることによって、新たな選手の発掘と、多くの選手に刺激を与える狙いを考えています。
4月に前期の活動を静岡県で実施、その遠征からU-15日本代表に7名が招集されています。今回は、前期とは大きくメンバーを変更し、全国の各地域から選ばれた27名が招集されました。
22日(木)にJ-GREEN堺に集合し、早速全体ミーティングを実施。西川誠太監督から遠征の主旨が伝えられました。さらに小粥智浩コンディショニングコーチからは、セルフコンディショニングの重要性と体作りに関しての講義が行われました。SAMURAI BLUEの選手からのアドバイスなど映像も流されると、選手たちに良い刺激となり、その後の実技を伴ったムーブメントプレパレーションではアドバイスを活かそうと、選手の表情から真剣さが伝わりました。
ミーティングの後は早速トレーニングを実施。猛暑の中、移動の疲れか緊張したプレーが目立ちましたが、紅白戦になると選手の動きも徐々に改善され、良いプレーが何度も見え始めました。夜には、U-17日本代表/U-15日本代表森山佳郎監督から、日本代表に求められる本質について語られ、日常を本気で変えて日本代表に這い上がって欲しいとアドバイスを受け、大きな刺激を受けた初日が終了しました。
2日目からもトレーニングやトレーニングマッチを繰り返し、25日(日)まで充実した4日間を過ごします。
櫻井篤史 アシスタントコーチ(阿波市立市場中)
最初のミーティングでは、西川誠太監督から「いかに意識するかでその後の成長が変わってくる」という話を聞いて、選手もやってやろうという気持ちになったと思います。トレーニングはゲームがメインでしたが、どの選手からも闘う気持ちを感じ、自分の良さを出そうとしていました。ただまだ緊張が上回っている様子なので、明日からはチームの仲もよくなっていくことで、一人一人がより自分の力を発揮してほしいです。この4日間、私自身も選手と共に学び、成長できるように頑張ろうと思います。
GK 相原廉 選手(いわきFC U-15)
招集して頂き大変感謝しています。周りのメンバーに負けないよう精一杯頑張ります。自分はGKというポジションですので、本日のトレーニングでは、初めて会ったチームメイトとのコミュニケーションを心掛けました。残り少ないトレーニングも皆と楽しみながらプレーしたいです。この遠征で自分の課題を見つけ、日常を変えて頑張りたいです。高校に進学しても、この経験を忘れず常に上を目指したいです。
FP 谷遥翔 選手(千里丘FC)
この遠征を通して、U-15日本代表に招集される一つのチャンスとしてサッカーを真剣に頑張ろうという気持ちが強くなりました。本日のトレーニングでは、基本技術の低さを痛感しました。最後に行ったゲーム形式の紅白戦では、自分のミスから致命的なシーンもあったので、ミスを減らせるよう、ミスをしても取り返せるよう残りの3日間トレーニングに励み、質を高く上げていきたいです。今の自分をより良いものにしていく為に、スタッフから学んだオフザピッチの過ごし方、体作りの考え方はしっかり意識して、継続していきたいです。
FP 稲福浩志郎 選手(ヴィクサーレ沖縄FCジュニアユース)
日本代表ではないですが、全国から選ばれた選手だけの遠征なので、自覚を持って、自分のサッカーを存分に試せる良い機会としてチャレンジしていきたいです。もちろん初対面の選手ばかりですが、緊張していては遠征もすぐに終わってしまうので、積極的に話しかけ、少しでも自分のプレーを理解してもらうよう努めました。日本代表に入りたいですし、沖縄県から来たことを意識して、沖縄県のサッカーをより良くする為にこの遠征を過ごしたいです。
FP 信澤孝亮 選手(東急SレイエスFC)
このようなレベルの高いキャンプに招集してもらったことに大変感謝しています。この遠征を通して、長所と短所を見つめ直し、今後のプレーに繋げていきたいです。本日のトレーニングだけでも多くを学びました。判断材料を増やすことや、プレーの連続性の大切さを学びました。明日からもトライし続けたいです。自分はまだフィジカルが強くなく、スタッフから学んだ筋力トレーニングや食事、運動、休養の重要性を理解して、フィジカル強化を進めます。