法政大ベスト8進出なるか 9月18日と25日にラウンド16を開催 第99回天皇杯
2019年09月11日
天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会のラウンド16(4回戦)の8試合が、9月18日(水)と25日(水)に全国各地で行われます。
アマチュアシード、法政大学の勢いが止まりません。3回戦ではガンバ大阪(J1)相手に前後半で1点ずつ奪い、2-0で勝利。Jリーグがスタートした1993年以降、大学チームのベスト16進出は今回の法政大学を含めて7度だけで、8強まで進んだ例はありません。豊富な運動量をベースに前線からプレスをかけてボールを奪い、ここまで3試合で失点はゼロ。法政大学らしい戦い方を貫くことが、歴史的勝利への近道となるはずです。
法政大学をホームで迎え撃つ形になるヴァンフォーレ甲府(J2)は、前回大会に続くベスト8進出を狙います。ここまでは初戦となった2回戦でPK勝ち、3回戦ではFC東京(J1)に1-0と、僅差で勝ち進んできました。昨年のラウンド16でも延長戦で勝利をつかんでおり、今回も粘り強さを発揮できるでしょうか。
もう一つのJ2チームであるV・ファーレン長崎は、さらに厳しい道のりを歩んできました。2回戦では89分に追いつかれたのち、延長戦終了間際の120分に決勝点。3回戦はPK戦までもつれ込みました。過去3度、いずれも1点差で涙をのんできたラウンド16の壁に、“4度目の正直”でぶつかり、初の突破を狙います。
唯一の都道府県代表として残るのが、Honda FC(静岡県代表)です。JFLで現在首位を走るアマチュア界の雄は、ここまでの3試合をいずれも2点差で勝利と、安定した戦いぶりを見せています。3試合ともに後半にゴールを奪っており、最後までゴールを目指す姿勢で浦和レッズ(J1)に真っ向から立ち向かい、2大会ぶりの準々決勝進出を目指します。
連覇を狙う浦和を含めて12チームが勝ち残っているJ1クラブの中で、優勝経験があるのは7クラブ。一方、前回大会のラウンド16で敗退したクラブも4つあります。栄光を求めるトーナメントで、気の抜けない一発勝負が続きます。
【1回戦】5月25日(土)、26日(日)
【2回戦】7月3日(水)、10日(水)
【3回戦】8月14日(水)
【ラウンド16(4回戦)】9月18日(水)、25(水)
【準々決勝】10月23日(水)
【準決勝】12月21日(土)
【決勝】2020年1月1日(水・祝)