S級コーチ養成講習会2019 Module4・集中講習10 受講者レポート Vol.11
2019年11月13日
Module4も3週目を迎え講習会も残り少ない日数となるなか、受講生ひとりひとりがさらに集中力を高めて講習会に臨みました。
11月5日(火) | 終日:ディベート講習 北岡俊明氏 |
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11月6日(火) | 午前:指導実践 |
午後:メンタルトレーニング 田中ウルヴェ京氏 プロフェッショナルコーチング論 大木武氏 |
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11月7日(火) | 午前:指導実践 |
午後:メディア論Ⅱ 山本浩氏 |
1カ月の充電期間を経て始まり4週にわたり実施されるModule4も3週目。今週も貴重な活動や講習から、多くの気づきや学びを得ることができました。
5日(火)は北岡俊明先生によるディベート講座からの始まりです。Module3にもご指導いただき今回が2回目のディベート講座、先生の存在感と独特の空気感により、受講生一同が緊張の面持ちでこの日に挑みました。
予め出されていたテーマについて、入念な下調べと準備に膨大な時間を費やして参りました。そしてお互いが定義した論理がぶつかり合いました。2回目という事もあり激しい議論が繰り広げられました。全否定か全肯定、信念を貫く主張をいかに論理的に伝えるか今後の指導現場で生かされる重要な学びでした。
6日(水)まず初めに田中ウルヴェ京さんからスポーツ現場においてメンタルをどう捉えるか、ストレスにどのように対処していくかお話ししていただきました。その中でストレス診断テストを行い自分のストレスのタイプを知ることが出来ました。今後、指導者としてストレスを感じた際にどのように向き合うかを知ることが出来る重要な学びとなりました。
6日(水)次に大木武さんにプロフェッショナルコーチング論のお話をしていただきました。TOPチームはもちろん様々なカテゴリーで指導経験のある大木さんのお話は勉強になると共に大変説得力のあるお話でした。その中でも「プレーする!」「プレー=遊ぶ」「楽しむ、楽しませる」という言葉は深く印象に残りました。
7日(木)のメディア論では、元NHKエグゼクティブアナウンサーで、現在法政大学教授の山本浩さんにいろいろな話を伺いました。スポーツ実況のスペシャリストである山本さんから細部へのこだわりが感じられ感銘を受けました。同じくプロフェッショナルを志す指導者として今後に生かすべき重要な学びでした。
指導実践では再び7つのテーマに戻り、三菱養和スタッフと江戸川大学サッカー部の協力を得て、実践が行われました。Module4の「サッカーをさせる」「プレーさせる」というテーマの中、監督としての意図や狙い、スパーリングチームへの働きかけ、その変化に対する対応などがより高いレベルで求められ、どのセッションもディスカッションを含めて内容の濃いものになりました。
いよいよ4週間に渡るModule4も残り1週になりました。指導実践でお手伝いしていただいている三菱養和SCスタッフ、江戸川大学サッカー部のみなさま、ご協力本当にありがとうございます。お陰様で充実したModule4を送ることが出来ております。何事にも最後まで全力で取り組み、より良い講習を皆で作り上げていこうと思います。
来週は時崎悠さん(湘南ベルマーレ)に報告していただきます。