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激化する優勝&残留争いの行方は 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022第15節

2022年09月16日

激化する優勝&残留争いの行方は 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022第15節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022は9月17日(土)から19日(月・祝)にかけて第15節を開催します。

EAST

川崎フロンターレU-18(神奈川)は前節、JFAアカデミー福島U-18(静岡)と対戦しました。10分に先制点を許すと、これが決勝点となり、0-1で敗戦。前半戦は無敗で首位を快走していた川崎Fがリーグ再開からまさかの2連敗となりました。今節は柏レイソルU-18(千葉)との一戦を迎えますが、ここで連敗脱出できるかどうかは大きなターニングポイントになりそうです。一方の柏は現在9位と残留圏にはいるものの、プレーオフ出場圏の10位と同じ勝ち点。残留争いを抜け出すためには勝ち点を積み重ねたいところです。

2位の横浜F・マリノスユース(神奈川)は、リーグ再開戦となった前節の流通経済大学付属柏高校(千葉)戦を4-1で快勝し、川崎Fとの勝ち点差を2に縮めました。13試合で41得点の強力な攻撃陣は健在で、市立船橋高校(千葉)と対戦する今節も大量得点となるでしょうか。対する市立船橋は11位と苦しい戦いが続きます。前節の横浜FCユース(神奈川)戦はFW郡司璃来選手(#10)のゴールで今シーズン3勝目を挙げており、勢いに乗って初の連勝を目指します。

3位に浮上したのは大宮アルディージャU18(埼玉)です。大宮は僅差のゲームをものにしながらここまで7勝2分け5敗で勝ち点23を積み上げてきました。ここ2試合は2点差をつけて連勝していますが、14試合中10試合が1点差以内の均衡した戦いを見せています。桐生第一高校(群馬)と対戦する今節も、粘り強い戦いで勝利をたぐり寄せて優勝争いに名乗りを上げたいところです。桐生第一は1勝2分け9敗で現在最下位に位置しています。開幕から大量失点で敗れる試合が多く、まずは守備から試合のリズムをつかんで勝ち点奪取につなげていきたいところでしょう。

その他、AC福島と横浜FC、青森山田高校(青森)と前橋育英高校(群馬)、FC東京U-18(東京)と流経大柏の試合が予定されています。

WEST

4位のジュビロ磐田U-18(磐田)はアウェイのガンバ大阪ユース(大阪)戦に臨みます。首位のサガン鳥栖U-18(佐賀)との勝ち点差は10ですが、戦った試合は鳥栖より2試合少なく、まだまだその勝ち点差を縮めるチャンスはあります。前節は名古屋グランパスU-18(愛知)から早い時間帯に先制点を挙げましたが、その後、4失点を許して逆転負け。これで3連敗となりました。ここまでチームをけん引し、得点ランキングでも上位にいるFW伊藤猛志選手(#9)とMF後藤啓介選手(#17)の活躍に期待したいところです。現在、最下位のG大阪は、延期分も含め、ここ3試合は1分け2敗です。敗れた2試合はいずれも1点差と勝ち点獲得まであと一歩のところ。まずは残留圏を目指して奮起に期待です。

5位の東福岡高校(福岡)と6位のセレッソ大阪U-18(大阪)の対戦も見応えのある試合になりそうです。延期になる節が多く、勢いに乗り切ることができなかった印象の東福岡ですが、7月10日の第12節以降は3勝1分けと好成績を残しています。一方のC大阪は、リーグ2位の33得点をたたき出している攻撃陣を中心にここまで5勝2分け5敗と星は五分です。それでも今夏行われた第46回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会では並み居る強豪を連破して3度目の優勝を果たしています。プレミアリーグの第4節で対戦した際には、C大阪の攻撃陣が大量7得点を奪い、7-0でC大阪に軍配が上がりました。上位進出のためには互いに落とせない一戦の行方はいかに。

7位のサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)は10位の大津高校(熊本)と対戦します。広島はリーグ再開から1勝1分けと前期の終盤から見せている好調ぶりを持続させています。前節の静岡学園高校(静岡)戦は5分にMF井野佑優選手(#8)のゴールで先制しましたが、87分に同点ゴールを許し悔しい引き分けに。残留を手にするまでまだまだ予断を許さない状況だけに、勝ち点3を狙いたいところでしょう。対する大津はリーグ再開戦からヴィッセル神戸U-18(兵庫)、鳥栖といった上位陣との対戦が続きました。いずれも2-2で引き分けて勝ち点1を手にしており、チーム状態は上々と言えそうです。残留圏に順位を上げるためには勝利が必須となります。

その他、名古屋と履正社高校(大阪)の試合が行われます。なお、清水エスパルスユース(静岡)と静岡学園高校(静岡)、鳥栖と神戸の試合は延期となっています。

大会期間:2022年4月2日(土)~2022年12月4日(日)

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