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国際交流基金アジアセンター共催「日本-メコンU-15サッカー交流プログラム」 大会3日目(7/3)

2015年07月04日

国際交流基金アジアセンター共催「日本-メコンU-15サッカー交流プログラム」 大会3日目(7/3)

「日本・メコンU-15サッカー交流プログラム」、大会最終日は、順位決定戦を行いました。前日まで行っていたグループ戦とは違い、大会の順位が決まる最後の戦いということもあり、今までにも増して激しい試合が展開されました。連日行われていた試合の影響か、疲れが見えるシーンが見られましたが、国・クラブの代表というプライドが感じられる真剣勝負が繰り広げられました。この日は国際審判も駆けつけ、国際Aマッチの雰囲気が醸しだされ、選手たちもより引き締まった様子でした。

PK戦までもつれこんだ試合では、試合終了後、負けてしまい悔しさをあらわにし、ピッチ上に倒れこんだり、涙する選手たちの姿もありました。前日も観戦に訪れていたというある海外からの観客は、「みんなよく頑張っていて、見ごたえのある試合だった」と話していました。

試合後にはレセプションパーティーが行われ、各チームで歌や踊りを披露しました。激しい試合を行っていたのがうその様に、輪になって踊ったり、自国の言葉を教え合うなど、選手同士で交流している様子が見られ、親睦を深めていました。また、日本サッカー協会から原博実専務理事が視察に訪れ、各国の代表チームの来日を歓迎し、健闘を称えました。

監督コメント

壱岐友輔 監督(U-15カンボジア代表)
選手たちにはインターナショナル経験を常に積ませたいと考えていて、こういった機会を与えていただきました。選手たちが、自分たちは外国に出ると何ができて何ができないのかということを体感できたことは、とても意義のあることだったと思います。ちょうど一年半前に同じような大会に出場したときは、2ケタの大量失点をして勝負になりませんでしたが、今回は1年半活動してきて、本当にギリギリまで勝負になる、対等にできるレベルなんだということが我々にとっては大きな自信につながりました。ここから、テクニカル、タクティカル、フィジカルなど全てにおいて、もうワンランク上げないと勝つということができないので、それを次の課題として取り組んでいきたいと思います。

Surayudh Laohakanjanasiri 監督(U-15タイ代表)
今回の大会に参加するため、1週間ほどの準備期間しかない中で急きょチームを編成したので、チームの実力を出し切れませんが、どの試合も選手たちは一生懸命頑張ってくれました。短期編成のチームであっても、選手たちは真剣に戦ってくれるということを改めて感じています。

Dinh The Nam 監督(U-15ベトナム代表)
選手たちにとっては、このような大会はとても有益なので、できれば毎年開催してほしいと思います。この大会は、試合を通じて選手がお互いを学びあう良い機会でした。選手たちは、試合ごとに技術・精神とも良い方向に成長できたと思います。この大会に参加して、選手たちは日本・メコンのプレーのレベルを見て、自分たちがどのレベルなのかを改めて確認することができました。「百聞は一見にしかず」ということわざがありますが、今回の大会で選手たちの見聞やサッカーのビジョンが広がったのではないかと思います。

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日本-メコンU-15サッカー交流プログラム

訪日する各協会チームはサッカー競技会への参加に引き続き、国際交流基金アジアセンターのコーディネーションにより、7月5日まで日本に滞在。その間、東京にて書道体験など、参加する国の若者が、日本文化を知り、理解を深め、親しむ機会を設けます。
7月1日(月)~7月3日(金)
J-GREEN堺(大阪府堺市堺区築港八幡町145)
大会情報はこちら

参加チーム

グループAグループB
U-15日本代表 ラオス
ベトナム ミャンマー
ヴィッセル神戸U-15 サンフレッチェ広島F.C.ジュニアユース
カンボジア タイ

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