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鹿島、ガンバのノックアウトステージ進出なるか ~ACLグループステージ第6節~

2015年05月04日

鹿島、ガンバのノックアウトステージ進出なるか ~ACLグループステージ第6節~

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2015は5月5日、6日に行われるグループステージ最終節で、鹿島アントラーズとガンバ大阪がノックアウトステージ進出を賭けた大一番をホームで迎えます。また、すでにグループステージ突破が決まっている柏レイソルと、大会敗退が決まっている浦和レッズも、アウェーで勝利を目指して戦います。

グループHの鹿島は5日にホームでFCソウル(韓国)と対戦します。
両者は勝点6で並び、4位のウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)に勝点1差で優勢ですが、鹿島のグループステージ突破には勝利が必要です。引き分けの場合はもう一つの試合の結果次第となり、1位突破が決まっている広州恒大(中国)が昨年大会覇者のウェスタン・シドニーに敗れると、鹿島はウェスタン・シドニーに勝点で抜かれて大会敗退となります。

元Jリーグ選手のチェ・ヨンス監督が率いるソウルは、今大会は前節ホームでの恒大戦(0-0)を含め、1勝3分け1敗。国内Kリーグでも最近3試合を1敗2分けで勝ち星がなく10位に位置していますが、ACLでは昨年大会でベスト4、2013年大会準優勝、2011年と2009年大会ではベスト8と、出場した全ての大会でベスト8以上の成績を残しています。

鹿島とは今大会初戦のホームでの1-0勝利を含め、これまでに2勝1分け(PK勝ち)と対戦成績では優位に立っています。5日の対戦ではキム・ジンギュ選手を累積警告で欠きますが、前線にブラジル人FWエベルトン・サントス選手やコロンビア人MFマウリシオ・モリーナ選手、リーグ戦2得点のFWキム・ヒョンスン選手らを擁しています。
鹿島はソウル戦を考慮して、3日のJ1リーグ甲府戦で先発メンバーを大幅に入れ替えて臨み、DF植田直通選手が前半負傷退場する不運もあり、0-1で落として連勝を逃しました。しかし、ACLではここ2試合を恒大にホームで、ウェスタン・シドニーに敵地で勝利して、前半戦3連敗から巻き返してきています。
MF小笠原満男選手も怪我から復帰しており、鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督は、「ACLは違う大会で、対戦相手も違う。我々も相手も勝たなくてはならず、目的がはっきりしているのでやりやすい。スタジアムにいる全員でしっかり戦いたい」と話しています。

ガンバは城南と

グループFのガンバは城南FC(韓国)と対戦します。
すでに突破を決めてガンバ戦に1位通過をかけて臨む首位の城南(勝点10)に対し、勝点7でグループ2位に付けているガンバは、ノックアウトステージ進出のためには勝利が必要です。3位のブリーラム・ユナイテッド(タイ)とは勝点7で並びますが、ガンバが対戦で1勝1分けを収めているため、引き分け以下の場合は、ブリーラムが広州富力戦でガンバより良い結果を出さないことが突破の条件になります。
城南は昨季FAカップ優勝チームとして今季のACL出場権を獲得。Kリーグ優勝は国内最多の7回を数え、今大会が6度目の出場となるACLでは2010年大会を制覇し、2007年大会ではベスト4進出している強豪です。
今季のKリーグでは現在4戦連続引き分けで6戦負けなしです。ガンバ戦ではDFユン・ヨンソン選手が累積警告で出場停止ですが、攻撃陣にFWリカルド・ブエノ選手、FWルーカス・バエジュ選手、MFジョルジーニョ選手のブラジル人トリオに、リーグ戦9試合4得点のMFキム・ドヒョン選手を擁しています。

前回3月3日の敵地での対戦ではガンバが0-2と不覚を取り、ACLで2連敗スタートになりましたが、その後1分け2勝と調子を上げ、J1リーグでも6勝1分け2敗で3位に付けています。MF大森晃太郎選手を累積警告で欠き、選手数人に怪我を抱えている点は懸念材料ですが、今季リーグ戦で6試合連続得点をマークしたFW宇佐美貴史選手、FWパトリックらが共に好調を維持しています。勝利で2011年大会以来初のノックアウトステージ進出を狙います。

柏、浦和は敵地で

グループE1位突破を決めている柏はベトナムでビン・ズオンと対戦します。
ビン・ズオンは今大会ではここまで1分け4敗勝点1で大会敗退が決まっていますが、現在国内Vリーグでは首位を走っています。柏戦ではMFグエン・トロン・ホアン選手が累積警告で出場停止ですが、セネガル人FWアッバス・ディエン・チーク選手が8ゴールでリーグ得点ランクトップ、FWグエン・ミン・ポン選手も6ゴールと好調です。
柏はMFレアンドロ選手、DFキム・チャンス選手が出場停止から戻り、今大会5戦4得点のMF武富孝介選手、同じく6戦3得点のFW工藤壮人選手が健在です。勝利を収めて無敗キープで、ノックアウトステージ進出に花を添えたいところです。

一方、すでに大会敗退が決まっている浦和は、オーストラリアでブリスベン・ロアーと対戦します。
現在グループGで3位のブリスベン(勝点7)は、浦和戦に勝利した上で北京国安(中国)の結果次第でグループステージ突破の可能性を残しています。DFコーリイ・ブラウンを累積警告で欠きますが、国内Aリーグではブラジル人FWエンリケが16戦9ゴールで、チームのプレーオフ進出に貢献しています。
今大会1分け4敗の浦和ですが、J1リーグでは現在7勝2分け無敗で首位をキープしています。リーグ戦での勢いを活かして、最後に1勝をあげて終えたいところです。

AFCチャンピオンズリーグ2015

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