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2連勝の名古屋オーシャンズ、2大会連続の決勝ラウンド進出を決める ~AFCフットサルクラブ選手権タイ2019~
2019年08月11日
AFCフットサルクラブ選手権タイ2019のグループステージ第2節が10日(土)に行われました。日本のフットサルクラブを代表して出場している名古屋オーシャンズは、クウェートのカズマSCと対戦しています。
初戦を勝利で飾った名古屋は、この試合の立ち上がりからボールを保持します。守備をかためてカウンターを狙ってくる相手に、危ない場面もつくられましたが、無失点でしのぎ切ります。そして前半12分、名古屋はピッチ中央のペピータ選手が、星翔太選手とのワンツーで相手の守備を破り、左足でミドルシュートを決めて先制点を挙げました。その後もチャンスをつくった名古屋でしたが、追加点は生まれないまま、前半を終了します。
後半も名古屋は決定的なシーンをつくりだしましたが、得点を挙げることができません。それでも後半7分、笠井大輝選手のパスカットから、前方の水谷颯真にパス。水谷が右にボールを動かすと、これを受けた星翔太が豪快なシュートを決めて、2-0とリードを広げました。
試合終盤、パワープレーを仕掛けてきた相手に対し、名古屋はペピータ選手が横パスをカット。そのまま無人のゴールにボールを流し込み、チームに3点のリードをもたらしました。良い形でゴールを重ねることができた名古屋でしたが、その直後にはパワープレーから1点を返されてしまいます。
試合時間が残り2分20秒となった時、相手選手が吉川智貴選手に暴力的な行為をして退場になりました。退場者が出た相手は、自陣でボールを回す名古屋からボールを奪いに来ませんでした。このまま2分間が終了。その後、選手が投入されてからも、何事もなく試合は終了しています。
その後に行われた試合では、メス・サンガン・ヴァルザガンが5-0でアルダフラFC(UAE)に勝利。この結果、名古屋とメス・サンガン・ヴァルザガンのグループステージ突破が決定しました。なお、両チームは12日に行われるグループステージ最終節の直接対決で対戦。現地時間17時にキックオフされる一戦で、このグループの1位通過を決めます。
監督・選手コメント
フエンテス監督
今日の試合は、前回の試合よりも選手たちはリラックスして試合に臨めました。自分たちのリズムをつくれたと感じています。初戦は緊張もあり、それをほぐすのに時間を要しすぎました。今日の試合のほうが私たちらしいゲームができましたが、ちょっと熱くなり、ナーバスになる場面もありました。それでも戦って、冷静に戦えたので、次につながるゲームになったと思います。第3戦に向けても、1次ラウンド通過が決まっていても、これまでと変わらずに勝ちに行きます。私たちのプレーをして、準々決勝につながるような勝ち切るゲームをしたいですね。
GK #2 関口優志 選手
年々、アジアの国々との差がなくなっているというのは、今日の試合をやっても実感しました。そのなかで今日は勝ち切れて良かったと思います。前半も、後半も、何度か危ない場面がありました。そういうところを決められていたら試合の内容は変わっていたと思いますし、そこをチームとして防げたことが勝利につながったと思います。次はグループステージ突破が決まった状態での試合になりますが、その試合は多くのチームが注目していると思うので、自分たちの強さを見せつけられるような戦いをしたいです。
FP #4 水谷颯真 選手
これがAFCフットサルクラブ選手権なんだ、と感じさせられる試合でしたね。非常にピリピリしていて緊張感があり、普段は味わえないゲームでした。こういう試合を経験できたのは自分にとってもプラスになります。先日、初戦を戦ったので、ほとんど緊張もせずにゲームに入り、いつも通りに頑張ろうと思ってやれました。ポストを叩くシュートがありましたが、そこで決めないとチームも厳しくなるので、決められる選手になりたいなとあらためて思いました。
FP #8 ペピータ 選手
私たちのグループは今大会のAFCフットサルクラブ選手権で、最も難しいグループだと思います。そこで2連勝できたことは、私たちにとって非常に大きな意味があります。これから回復して、イランの強豪との対戦となる第3戦に備えたいと思います。今日、2ゴールを挙げることができましたが、カズマSCも非常に強く、ゴールを奪うのは簡単ではありませんでした。彼らはすごく成長していますし、この勝利には本当に大きな意味があると思っています。
AFCフットサルクラブ選手権タイ2019
大会期間:2019/08/07(水)~2019/08/17(土)
会場:タイ/バンコクフットサルアリーナ
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