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1次ラウンドの組み合わせが決定 第22回全日本フットサル選手権大会
2017年02月02日
日本サッカー協会(JFA)は2月1日(水)、第22回全日本フットサル選手権大会の組み合わせ抽選会を行いました。田嶋幸三JFA会長、北澤豪JFA理事、元フットサル日本代表の北原亘さんがドロワーとして登壇しました。
冒頭に田嶋会長が「カップ戦ではランクが少し下でも上のチームを破る可能性があること。一方、上のチームは簡単な試合は一つもない、うかうかしていられないという緊張感を持って戦います。それがカップ戦の醍醐味」と語るように日本一を目指す本大会では、1次ラウンドから意地のぶつかり合うハイレベルな戦いが繰り広げられることが予想されます。
その中でも、JFAフットサル委員長の北澤理事は「今大会に出場するサテライトチームには、U-20フットサル日本代表に選ばれている選手もいます。その選手たちだけではなく、パフォーマンス次第で新たに選ばれる可能性もあります」と若手の台頭を心待ちにしていました。
一方で、前回大会の決勝戦を最後に現役生活にピリオドを打ったゲストドロワーの北原さんは「私と同じようにこの大会を最後に、現役を退く選手が多くいます。そういった選手の勇姿を会場でしっかりと目に焼き付けて応援してほしい」とベテラン選手の奮闘に期待を寄せました。
今大会もFリーグに所属する12チームに加え、各地域予選大会を勝ち抜いた14チームの計26チームが出場します。3月10日(金)から12日(日)に行う1次ラウンドは、Fリーグ2016/2017年間優勝チームと年間2位チームを除く10チームと各地域代表が4グループに分かれ、エコパアリーナ(静岡)、岸和田市総合体育館(大阪)、グリーンアリーナ神戸(兵庫)で激突。各グループ1位が、3月18日(土)から20日(月・祝)に国立代々木競技場第一体育館(東京)で開催される決勝ラウンドに進出します。
なお、抽選会では2月1日(水)現在の順位でドローが行われたため、暫定で年間優勝チームにシュライカー大阪(Fリーグ/大阪)、年間2位に名古屋オーシャンズ(Fリーグ/愛知)が入りました。Fリーグプレーオフを経て最終順位が変更となった場合、当該チーム同士の入替えが行われます。
抽選会では、まずFリーグ10チームが入る組を決めた後、各地域代表を振り分けます。最後に決勝ラウンドの抽選を行い、全ての組み合わせが決定しました。
本大会では、若手選手の台頭と地域リーグのチームによる番狂わせが見どころになりそうです。抽選結果を受けて北澤理事は「昨年は決勝ラウンドに進出したのはFリーグのチームだけでした。そういう意味ではサテライトのチーム、地域のチームには頑張ってもらいたい」とエールを送りました。
また、名古屋オーシャンズで大会3連覇を経験した北原さんは「どのチームも上に行く可能性があると感じています。その中で地域代表のチームがどれだけFリーグのチームに食らいついていけるか。特にグループDのフウガドールすみだ(Fリーグ/東京)、エスポラーダ北海道(Fリーグ/北海道)という勢いのあるチームに対して、サテライトチームであるペスカドーラ町田アスピランチ(関東地域第1代表/東京)がどれだけやれるかに注目したいです」と元プレーヤーの視点で1次ラウンドの注目ポイントを語りました。
フットサル日本一の称号を手にするのはどのチームでしょうか。フットサルシーズンの“クライマックス”を会場でお楽しみください。
第22回全日本フットサル選手権大会
1次ラウンド:
日程:3月10日(金)~12日(日)
会場:静岡県/エコパアリーナ、大阪府/岸和田市総合体育館、兵庫県/グリーンアリーナ神戸
決勝ラウンド:
日程:3月18日(土)~20日(月・祝)
会場:東京都/国立代々木競技場第一体育館