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第101回全国高校サッカー選手権大会が12月28日に開幕
2022年12月22日
今年で101回目を迎える全国高校サッカー選手権大会が12月28日(水)に開幕します。
常連の強豪校から初出場の新鋭校まで全国の都道府県予選を勝ち抜いた48校がノックアウト方式で頂点を目指します。シード権を与えられる前年度の4強は優勝の青森山田高校(青森)、準優勝の大津高校(熊本)、3位の高川学園高校(山口)が連続して出場権を確保した一方、東京ブロックでは関東第一高校(東京)に代わって國學院久我山高校(東京A)がシード権を得ました。
育成年代最高峰のリーグである高円宮杯U-18サッカープレミアリーグに参加している高校からは、EASTの4位である青森山田、同6位の前橋育英高校(群馬)、WEST6位の大津、同8位の履正社高校(大阪)が参加。いずれも優勝候補に推される強豪であり、特に夏の全国高校総体を制した前橋育英は今大会で夏冬連覇を果たすか注目を集めています。
その前橋育英と同じブロックには、JリーグのFC東京に加入内定し、すでにJFA・Jリーグ特別指定選手としてルヴァンカップにも出場しているU-18日本代表MF荒井悠汰選手を擁し、大会の有力候補に推される昌平高校(埼玉)もおり、大会最激戦区と目されています。
一方、王者・青森山田と同じブロックでは、大熱戦のプレーオフを制して来シーズンからプレミアリーグ参入を決めた尚志高校(福島)、米子北高校(鳥取)、神村学園高等部(鹿児島)といった強豪がひしめいており、こちらも激戦区との評判です。特に神村学園はドイツのボルシア・メンヘングラードバッハへの加入が内定しているFW福田師王選手や、セレッソ大阪内定のMF大迫塁選手、U-16日本代表のDF吉永夢希選手など強力なメンバーを揃えた好チームです。
また他のブロックでも前年度8強で、当時のメンバーが多数残り、セレッソ大阪内定のMF阪田澪哉選手のいる東山高校(京都)、清水エスパルスへの加入が決まっている198cmの大型FW森重陽介選手が引っ張る日大藤沢高校など地力のある実力校が多数出場します。
また柏レイソルへの加入が内定しているFWオウイエ・ウイリアム選手を擁して激戦の千葉県を抜け出して初出場となった日本体育大学柏高校(千葉)、同じ大激戦区を突破して初出場となった芦屋学園高校(兵庫)、飯塚高校(福岡)なども要注目でしょう。
28日(水)に国立競技場で行われる成立学園高校(東京B)と津工業高校(三重)の開幕戦から始まる戦いは、2023年1月9日(月・祝)に国立競技場で行われる決勝戦で完結を迎えます。熱い思いを持って戦う48校の選手たちの試合は激戦必至。ぜひ温かい応援をお送りください。
第101回全国高校サッカー選手権大会
大会期間:2022/12/28(水)~2023/1/9(月・祝)