ニュース
日本一を懸けた激戦が開幕 第20回全日本ユース(U-15)フットサル大会
2015年01月11日
1月10日(土)、第20回全日本ユース(U-15)フットサル大会が愛知県豊田市のスカイホール豊田で開幕。U-15年代のフットサル日本一を懸け、予選を勝ち上がった16チームが熱戦を繰り広げました。
大会初日は、4チームずつ4グループに分かれてリーグ戦(1次ラウンド)2試合を行い、16試合のうち8試合が逆転での決着という拮抗した攻防を見せました。その中で4チームが連勝を飾りましたが、1試合を残してどのグループも決勝ラウンド進出チームが決まらず、白熱の展開となっています。
グループAは前回大会準優勝のコンサドーレ旭川U-15(北海道2)と、山口SCグレイスインフィニティ(中国/山口)が連勝スタート。旭川は緑東フットボールクラブ(東海1/愛知)との初戦を1-0の僅差で制すると、続くエスプリ長岡FC U-15(北信越3/新潟)戦は、先制されながらも後半に追い付き、6-1で勝利しました。山口SCは長岡FC戦、緑東戦ともに4-3のスコアで逆転勝利を収め、勝負強さを発揮しました。
グループBは第18回大会の覇者・長岡JYFC ボルボレッタ(北信越1/新潟)が連勝。マルバ茨城fc(関東2/茨城)との2戦目は先行される苦しい展開ながらも、チームワークと高い個人技を見せ逆転勝利を収めました。同グループの伊達市立伊達中学校(北海道1)は、マルバ茨城に終盤に追い付かれて初戦を引き分けますが、第2節は出足の早い守備と質の高い攻撃でFCツインズ愛知(東海2代表/愛知)を5-2で破りました。
グループCは、組織と個が融合した戦いを見せたブリンカールFC U-15(開催地/愛知)が、「愛知県代表としての誇りを持って臨んだ」(古居俊平監督)と、長岡JYFC ヴェスパ(北信越2/新潟)との激戦を逆転で制すると、続く帯北アンビシャス(北海道3)戦は試合を通じて主導権を握り、4-0で連勝しました。
グループDは、最も混戦のグループとなりました。初戦をものにした松山市立三津浜中学校(四国/愛媛)とアスペガスFC(関西/奈良)が勢いに乗ると思われましたが、前橋ジュニアユース(関東1/群馬)とFCレガッテ(東北/福島)が意地を見せ、4チームが1勝1敗で並びました。
大会2日目の11日(日)は1次ラウンドの残り1試合を行い、各グループ1位が12日に行われる決勝ラウンドに進出します。グループAとグループBは直接対決、グループCは三つ巴、グループDは全チームに可能性が残される中、果たしてどのチームがベスト4へと駒を進めるでしょうか。
監督コメント
佐藤尽 監督(コンサドーレ旭川U-15)
内容はともかく、初戦を無失点で、なおかつ勝点3をつかみ取れたことで余裕を持って次戦に臨めました。2戦目は先発メンバーを全員入れ替えたのですが、積極的にプレーし流れを引き寄せ、チームとしての戦いができました。選手にとっては、先輩が前回大会で準優勝という結果を残したことで、自分たちも頑張れば優勝できるという自信を感じているようです。このメンバーで臨む最後の大会なので、1試合でも多く試合をしたいと思います。
山崎太一 監督(長岡JYFC ボルボレッタ)
一昨年は自分たちが、昨年はFC五十嵐ジュニアユースが優勝しているので、3年連続で新潟代表が大会制覇しようという思いで臨んでいます。そして、できれば決勝でもう1チームの長岡JYFCと対戦したいです。新潟県が結果を残しているのは、積雪のために室内練習が多いという要因もありますが、日頃からサッカーにもフットサルにも生かせる内容を意識して練習しているためだと思います。積み重ねてきたものを、選手たちは大会の独特な緊張感の中で苦しみながらも出してくれたと思います。
古居俊平 監督(ブリンカールFC U-15)
優勝経験のある長岡JYFCとの初戦でしたので、固い立ち上がりになることは想定していました。その中でどうゲームをコントロールしていくのかという部分で、選手は0-2から逆転し、リズムをつかんでくれました。日頃から社会人チームなどとトレーニングをすることで、選手はあらゆるスタイルを学び、試合で相手の戦い方に順応する力が付いてきていると感じます。愛知県の開催枠で出場しているので、愛知代表として誇りを持って臨み、最高の形で終わることを目標にしています。
鈴木信明 監督(FCレガッテ)
2試合ともに厳しい戦いになりましたが、選手たちは「今までやってきたことをここで出し切るんだ。こんなところで負けてはいられない」という意地を見せてくれたと思います。普段から週1回フットサルに取り組み、個人の技術と判断力、駆け引きを磨いていますし、ボールを持って仕掛け、局面を自ら打開することを目指しています。ただ今日は、そういった部分を出し切れていませんでしたので、選手には精いっぱいのびのびとプレーし、彼ららしさを出してもらいたいと思います。
JFA-TV
グループA
グループB
グループC
グループD
第20回全日本ユース(U-15)フットサル大会
2015年1月10日(土)〜2015年1月12日(月)
愛知/スカイホール豊田
関連ニュース
最新ニュース
- JFA 2024/11/22 2024年度 JFA第12回理事会を開催
- JFA 2024/11/21 【不服申立委員会】 2024年11月21日付 公表
- JFA 2024/11/21 【裁定委員会】 2024年11月21日付 公表
- 選手育成 2024/11/21 バイエルン・ミュンヘンへ短期留学 JFAとアディダスによる育成年代の選手を対象としたプロジェクト「育成年代応援プロジェクト JFA アディダス DREAM ROAD」~2024年度 第三弾が始動~
- 大会・試合 2024/11/21 決勝(11/23)チケット当日券の販売について 天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会 大会アンバサダー三笘 薫 選手・CFCと協働 子どもたち30名ご招待