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ベスト4進出チームが決定 第20回全日本ユース(U-15)フットサル大会
2015年01月12日
第20回全日本ユース(U-15)フットサル大会は1月11日(日)、大会2日目を開催し、決勝ラウンドに進出する4チームが決定しました。
2日目はリーグ戦(1次ラウンド)の残り1試合を行いました。最終戦を残して決勝ラウンド進出チームが決まっていない混戦でしたが、4チームすべてに1位の可能性があるグループDには注目が集まりました。
勝点差でわずかに優位に立った前橋ジュニアユース(関東1/群馬)は、FCレガッテ(東北/福島)と対戦。開始早々に堀越竜成選手のゴールで先制すると、3分に同点ゴールを許しますが、直後に鵜生川治臣選手が決めて再び勝ち越します。後半もチャンスを確実にゴールへと結び付けた前橋が、5-1で勝利を収めました。
同グループのもう1試合は、松山市立三津浜中学校(四国/愛媛)とアスペガスFC(関西/奈良)の対戦。両者譲らずに前半は無得点で折り返しますが、後半に入って12分に梅津克貴選手のゴールで先制したアスペガスが15分にも加点。三津浜中も1点を返しますが、梅津選手のハットトリックとなるゴールが決まってアスペガスが逃げ切りました。勝利を手にしたアスペガスですが、前橋がアスペガスに勝利していたため、グループDの1位は前橋となりました。
3連勝で1次ラウンドを突破したのは3チーム。グループAのコンサドーレ旭川U-15(北海道2)は山口SCグレイスインフィニティ(中国/山口)、グループBの長岡JYFC ボルボレッタ(北信越1/新潟)は伊達市立伊達中学校(北海道1/北海道)との一戦に臨みました。試合を重ねるたびに連係がスムーズになった旭川は、第3節も効率良く加点して7-2で勝利。グループBの長岡ボルボレッタも前半に陶山勇磨選手の2ゴールを含む3点を挙げると、後半は相手の攻撃を無失点に抑えてベスト4進出を決めました。
グループCは、ブリンカールFC U-15(開催地/愛知)、八重瀬町立具志頭中学校(九州/沖縄)、長岡JYFC ヴェスパ(北信越2/新潟)の三つ巴の争いとなりましたが、初戦から持ち味を生かした戦いで強さを発揮したブリンカールが3連勝を飾って1位で通過しました。
最終日の12日(月・祝)は準決勝、決勝戦を行い、U-15年代のフットサル日本一が決まります。どのチームもハイレベルな攻防を繰り広げてきましたが、最後に笑顔を見せるのはどのチームでしょうか。
監督・選手コメント
高橋大翔 選手(コンサドーレ旭川U-15)
どのチームも強く、すべての試合が大変でしたが、チームのみんなの頑張りで決勝ラウンドに進むことができて良かったです。固定のメンバーで戦うと体力的にも厳しいですが、僕たちは全員に同じくらいの力があり、誰が出ても変わらない強さを出すことができますし、選手同士の特徴も理解しているので、役割がはっきりしています。昨年は先輩たちが準優勝という悔しい思いをしているので、今年は絶対に優勝します。監督を胴上げして終わることが目標です。
菅田浩之 監督(伊達市立伊達中学校)
「頂点を目指そう」と話していたので、1次ラウンド敗退は残念です。初戦では焦りもあって終盤に追い付かれてしまい、経験不足を痛感しました。フットサルの全国大会は初出場でしたので、サッカーとは違った大会の雰囲気を味わうことができて良かったですし、ボールの動かし方などすごく勉強になりました。選手は高校でもサッカーを続けます。全国には上がいることを知ったこの経験を生かしてトレーニングに励んでもらえればと思います。
瀬長盛光 監督(八重瀬町立具志頭中学校)
沖縄にはフットサルチームがなく、緊迫した中での試合機会がなかったことで今回力を出し切れなかった部分はあると思います。初戦で逆転勝利を収めたことで選手が油断してしまったのかもしれません。沖縄県、九州の力を見せてやるんだと意気込んできましたが、まだ甘かったというのが実感です。ただ、県大会、九州大会を勝ち上がって全国大会に出場し、選手は日頃の積み重ねが実を結ぶことを経験したと思いますので、それを今後にもつなげてもらいたいです。
野島典和 監督(前橋ジュニアユース)
フットサルで初めての全国大会でしたが、選手全員が試合に出場でき、1次ラウンド突破を懸けた、サッカーとは異なるレギュレーションなども楽しみながら戦うことができました。昨年の高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会の県予選で敗れた悔しさを晴らそうと練習に取り組み、この舞台に来ることができました。このような緊張感の中で戦えることは、選手だけではなくスタッフも含めて、本当に良い経験になっています。やるからには、さらに上を目指して戦っていきたいと思います。
JFA-TV
第20回全日本ユース(U-15)フットサル大会
2015年1月10日(土)〜2015年1月12日(月)
愛知/スカイホール豊田
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