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第21回全日本ユース(U-15)フットサル大会 決勝ラウンド進出チームが決定

2016年01月11日

第21回全日本ユース(U-15)フットサル大会 決勝ラウンド進出チームが決定

1月10日(日)、第21回全日本ユース(U-15)フットサル大会は1次ラウンドの残り1試合を行い、決勝ラウンド進出チームが決定。コンサドーレ札幌U-15(北海道1)、長岡JYFC(北信越1/新潟)、ASC北海道U-15(北海道2)、スプレッド・イーグルFC函館(北海道4)が各グループで首位に立ち、北海道から3チームが出そろう結果となりました。

最終戦で勝ち上がりが決まるグループAは、松山城北FC(四国/愛媛)と津フットボールクラブW1(東海2/三重)、エスプリ長岡FC U-15(北信越3/新潟)とコンサドーレ札幌の両試合が同時刻にキックオフ。コンサドーレ札幌が2勝ながらも、1勝の津とエスプリ長岡がともに勝てば得失点差による三つ巴の争いとなるだけに、試合は激しさを増していきます。その両チームが前半をリードすると、津は粘る松山城北を5-3で退けて先に試合を終えます。一方のコートでは、コンサドーレ札幌が徐々に巻き返していくと18分に逆転。最後は田中銀平選手のダメ押しゴールも決まって5-3で決着。コンサドーレ札幌の3連勝という結果になりました。

グループBも三つ巴の可能性を残す最終戦となりました。特に、長岡JYFCに挑んだ千葉サッカークラブ U-15(関東/千葉)は、この直接対決の勝利でグループ突破が近づくだけに序盤から積極的に攻めます。しかし、前回大会王者の反撃に遭い、前半を0-4で折り返すと、後半の追撃も及ばず3-6で決着。この結果、長岡JYFCの決勝ラウンド進出が決定しました。津ラピドFC(東海1/三重)とジェネラーレ室蘭(北海道3)の対決は終盤まで津ラピドがリードしていましたが、ジェネラーレ室蘭が残り41秒で同点弾を決め、最終戦で勝点1をつかみ取りました。

グループCは、勝ち抜けを決めているASC北海道と対戦したアスレチック クラブ 弘前(東北/青森)が奮闘。木村海渡選手が2ゴールを挙げて2-1で折り返すと、後半途中までに4-2とリードします。最後は同点に追い付かれてしまいましたが、ASC北海道の3連勝を阻み、東北代表としての意地を見せました。

グループDは、すでに首位を決めていたFC函館が筑後サザンFCサレストレーラ(九州/福岡)に4-2で競り勝ち3連勝。一方で、アスペガスFC(四国/奈良)とレスポール浜田(中国/島根)の戦いも白熱しました。互いにハイレベルな攻防を見せながらも、8分でレスポール浜田が4得点をリード。この後、反撃を開始したアスペガスが15分までに3点を奪って1点差に迫ります。互いに登録12名全員が出場する総力戦となりましたが、最後は17分にレスポール浜田の福田龍冴選手が決めて5-3とし、試合に終止符を打ちました。

大会3日目の11日(月・祝)は、準決勝、決勝戦を行い、いよいよ中学生年代の頂点が決まります。長岡JYFCが連覇して新潟県から4年連続の王者誕生となるか、北海道勢がそれを阻止するのか。各チームの誇りを懸けた戦いに注目が集まります。

監督・コーチコメント

中村拓朗 コーチ(コンサドーレ札幌U-15)
大会に向けた準備期間がほとんどない中、選手の特徴を考えながらセットを組んで全選手を使いながら総合的に戦った上で3連勝できたことはよかったです。今大会は、コンサドーレ札幌ユースに昇格しないメンバーで出場し、高いモチベーションを持って臨んできました。一昨年と昨年は、コンサドーレ旭川が準優勝、3位という結果を残していますが、このメンバーで戦うことができる最後の大会なので、チーム一丸となって何としても優勝したいと思います。

片桐誠司 監督(エスプリ長岡FC U-15)
技術を磨く意味で日頃からフットサルに取り組んできたので、それを試合でもっと出せたらよかったのですが、余裕がありませんでした。それでも選手たちは勝負を懸けて最後まで一生懸命戦ってくれました。彼らがこのステージまで連れてきてくれたことに感謝しています。高校でサッカーを続ける選手がほとんどなので、自信を持って次の舞台へと進んでいってもらいたいです。今大会で素晴らしい経験ができたので、また来年も勝ち抜いてこられるように頑張ります。

松本翼 監督(千葉サッカークラブU-15
今大会に出場できない選手やこれまで戦ってきたチームの思いを背負って、関東代表の意地を見せようと臨みました。自分たちの力がどれくらい通用するかを計りながら優勝を目指したので、この結果は残念です。ただ、各地域を勝ち抜いてきたチームとの対戦を楽しめたので悔いはありません。選手は通用したことやしなかったことなど、自分の現在地が分かったと思うので、この先もそれぞれのサッカー選手としてのゴールに向かって努力を続けてもらえたらと思います。

阿部修士 監督(スプレッド・イーグルFC函館)
個人能力に秀でた選手がいないので厳しい戦いになると思っていましたが、アスペガスとの初戦も、続くレスポール浜田との試合でも粘り強さを見せてくれました。北海道勢が勝ち上がっていますが、予選大会からレベルの高いチームがそろっていますし、切磋琢磨できる環境が大きいのかなと。準決勝(決勝ラウンド)で戦うASC北海道とはその予選でも2回対戦していますので、意地でも負けられません。どのチームも強いですが、明日は生き生きとした戦いを披露できたらと思います。

 

第21回全日本ユース(U-15)フットサル大会

決勝戦ライブ配信
1月11日(月・祝) 13:10キックオフ(予定)
ライブ配信はこちら

2016年1月9日(土)~1月11日(月・祝)
愛知/スカイホール豊田
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