ニュース
1月11日に男子と同会場で開幕 第5回全日本女子ユース(U-15)フットサル大会
2015年01月02日
2015年1月11日(日)と12日(月・祝)の2日間、U-15年代の女子フットサル日本一を決する第5回全日本女子ユース(U-15)フットサル大会を愛知県豊田市のスカイホール豊田で開催します。今大会の開幕を前に、前回(第4回)大会を振り返ります。
三重県営サンアリーナで男子の全日本ユース(U-15)フットサル大会と並行して開催した前回大会は、全国9地域の予選を勝ち抜いた9チームによって争われ、3チームずつ3グループに分かれてのリーグ戦を経て、各グループ1位と2位チームのうち成績上位1チームが決勝ラウンドに進出しました。
大会を盛り上げたのは、第2、3回大会で連覇を遂げた女王・丸岡ラックレディース(北信越/福井)でした。彼女たちの多くは2011年のバーモントカップ第20回全日本少年フットサル大会に出場、同大会初の女子選手のみで構成されたチームとして戦い、初勝利を挙げたことで注目されました。3年後のU-15年代の大会でも、フットサル日本女子代表にも名を連ねた北川夏奈選手を中心に高い攻撃力を示していきます。初戦は初代女王のFCエフロンテ(中国/岡山)と対戦し、北川選手の2得点などで3-1の勝利。続く名古屋FCレディース(東海/愛知)戦も4-1で快勝し、決勝ラウンド進出を果たしました。
そのほかのグループは、2010年に開催したプレ大会で優勝したクラブフィールズ・リンダ(北海道)、第1回大会で3位に食い込んだFCヴィトーリア(関西/大阪)が勝ち上がり、グループ2位のチームのうち、成績上位となったFC千葉なのはな(関東/千葉)が決勝ラウンドへの残り1枠を手にしました。
準決勝第1試合はFCヴィトーリアと丸岡ラックが対戦。FCヴィトーリアが先制し、後半にリードを広げます。この後、丸岡ラックの反撃を1点に食い止め、女王の3連覇を阻んで決勝に進みました。準決勝第2試合は、FC千葉が前半に先制しますが、後半にクラブフィールズ・リンダが追い付き、延長戦に突入。ここでも決着がつかず、最後はPK戦の末にクラブフィールズ・リンダが勝利をつかみました。
決勝はFCヴィトーリアが前半に2点を先行しながらもクラブフィールズ・リンダが食い下がる展開に。後半、1-3と劣勢に立たされていたクラブフィールズ・リンダが2点を返して延長戦に突入しました。しかし、クラブフィールズ・リンダの粘りもここまで。延長戦ではFCヴィトーリアが清水千陽選手と常田麻友選手の得点で激闘に終止符を打ち、U-15年代の女子フットサル日本一に輝きました。
第5回全日本女子ユース(U-15)フットサル大会
2015年1月11日(日)~2015年1月12日(月)
愛知県豊田市/スカイホール豊田