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第6回全日本女子ユース(U-15)フットサル大会が開幕 4強決定

2016年01月11日

第6回全日本女子ユース(U-15)フットサル大会が開幕 4強決定

1月10日(日)、第6回全日本女子ユース(U-15)フットサル大会が、男子と同じ会場のスカイホール豊田で開幕。初日に1次ラウンドの9試合を行い、準決勝に進む4チームが決定しました。

1次ラウンドの初戦から一戦必勝の激しい試合が繰り広げられる中、連勝で勝ち抜けを決めたのは丸岡ラックレディース(北信越/福井)とシュラインレディースFC(東北/青森)でした。

グループAの丸岡は、スカラブ大分U-15(九州/大分)との初戦で5分に池内天紀選手のゴールで先制すると後半にも3点を追加。反撃を1点に食い止めて4-1で勝利を収めます。続くクラブフィールズ・リンダ(北海道)との試合は互いの力がぶつかる好ゲームとなりましたが、0-0で迎えた14分に見事な連係から中央の荒井一花選手が決勝点を奪って連勝を飾り、1位突破を決めました。

グループBは混戦となりました。カナクラーヴォ FC(関東/千葉)は徳島ラティーシャ(四国/徳島)との初戦を2-2で引き分けると、FCヴィトーリア(関西/大阪)との2戦目も終盤に追い付かれて引き分けに。グループの行方は徳島とヴィトーリアの対決次第となり、2年ぶりの優勝を狙うFCヴィトーリアが1-2から後半に2点を奪って逆転勝利。3年連続でベスト4進出を決めました。

グループCのシュラインレディースは、FFCウェネス(中国/岡山)との初戦から攻撃力を発揮。前半のうちに、小山内あかり選手と櫻庭琴乃選手が2得点ずつを挙げて4-0とすると、後半も手を緩めずに攻め込み6-2で勝利します。レインボー垂井U15レディース(東海/岐阜)との2試合目は、5-4で迎えた15分に櫻庭選手のゴールが決まって勝負あり。櫻庭選手は2試合連続で4得点と圧巻の得点力を示しています。

残すワイルドカードの1枠は、グループAのスカラブ大分対リンダ、グループCのウェネス対レインボー垂井の試合に委ねられることになりました。勝利した上で得失点差の争いとなる中、試合前に優位に立っていたのは得失点差-1のリンダでしたが、スカラブ大分が-3、ウェネスが-4、レインボー垂井が-2と、どのチームにもチャンスがある状況に。同時刻に始まった試合は、リンダがスカラブ大分の追い上げをしのいで3-1で勝利すると、一方のピッチは2-2の同点で終了、リンダの2位での突破が決まった瞬間、ピッチ脇で見守っていた選手たちからは喜びの声が湧きました。

準決勝は丸岡とヴィトーリア、シュラインレディースとリンダの組み合わせとなりました。どのチームも高い技術と連係を備えているだけに緊迫した戦いが予想されます。果たして、どのチームが最後に笑顔を見せるのでしょうか。

監督・選手コメント

田中悦博 監督(丸岡ラックレディース)
今大会は、全国の舞台で頑張っているトップチームの選手たちをお手本にしながら、2年生だけのメンバーで臨んでいます。2戦目のクラブフィールズ・リンダとの対決がカギになると思っており、彼女たちはとにかく勝ちたいという思いで戦ってくれました。ほかのどのチームも強豪ですが、決勝ラウンドでもチームのテーマである「ガラクタ魂」を忘れずに、全員で強い相手に立ち向かっていってほしいと思います。

布川久実 監督(クラブフィールズ・リンダ)
丸岡ラックレディース戦に勝たないと次はないと思っていましたし、しっかりと準備してきたつもりでしたので、最後の3分でやられたショックは大きかったです。それでも選手は切り替えて次の試合に臨み、やるべきことをやってくれました。選手たちは、(一昨年、昨年は準優勝という)先輩たちの悔しい思いを受け継いで一生懸命練習してきたので、決勝ラウンドでも力を発揮してくれるはず。切り替えの部分を意識して良い攻撃につなげていきたいと思います。

伊藤隆文 監督(レインボー垂井U15レディース)
選手の身体能力は高くないですが、ドリブルを中心に戦う自分たちの力を出すことができ、相手をかわす技術やボールを扱う技術は全国でも通用したという手応えがあります。ただ、チーム創設からまだ2年で全国大会は初出場だったこともあり、経験不足なところで失点が多く勝てなかったのかなと。まだ中学2年生や小学生の選手もいるので、その子たちのためにも活動を続けていき、来年以降も全国大会に出場できるように頑張りたいと思います。

渡辺響 選手(FCヴィトーリア)
昨年も出場したメンバーが6人いるので、大会の雰囲気は知っていました。ただ、1試合目は緊張感もあって思うような戦いができず、引き分けに終わってしまいました。それでも2試合目で勝つことができてよかったです。試合前のアップでは楽しみながら緊張を和らげることができました。私たちは、いつも笑顔で仲が良いチームです。全員が勝とうという気持ちなので、決勝ラウンドもみんなで力を合わせて頑張ります。

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第6回全日本女子ユース(U-15)フットサル大会

決勝戦ライブ配信
1月11日(月・祝) 12:00キックオフ(予定)
ライブ配信はこちら

2016年1月10日(日)~1月11日(月・祝)
愛知/スカイホール豊田
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