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2大会ぶり優勝を目指す十文字中など4強が出そろう JFA 第10回全日本U-15女子フットサル選手権大会

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2020年01月13日

2大会ぶり優勝を目指す十文字中など4強が出そろう JFA 第10回全日本U-15女子フットサル選手権大会

JFA第10回全日本U-15女子フットサル選手権大会が12日(日)に開幕し、1次ラウンドの全9試合が行われました。1次ラウンドで首位に立った3チームは、そろって2連勝を果たしました。

前回大会優勝の福井丸岡ラック(北信越/福井)、前々回大会優勝の十文字中学校(関東/東京)、さらに藤枝順心サッカークラブジュニアユース(東海/静岡)と名門がそろったグループAでは、第1節で藤枝順心サッカークラブジュニアユースが福井丸岡ラックに4-1と快勝。福井丸岡ラックは第2節でも十文字中に1-7で敗れ、2連敗で大会を去ることとなりました。グループ1位を決める一戦となった第3節でも、十文字中は初戦で4点を挙げたFP野村亜未選手がハットトリックを達成するなど、最後まで攻撃の手を緩めずに7-2で勝利。2試合で14得点を挙げた十文字中が、1次ラウンドを突破しています。

グループBでは、前回大会3位のシーガル広島レディース(中国/広島)が第2節で徳島ラティーシャ(四国/徳島)に7-5で勝利、第3節でもカティオーラレディース(九州/大分)に7-5で競り勝ち、2連勝でグループBの首位となりました。2試合で6得点を挙げたFP板村真央選手、同5得点のFP石田小桜選手の決定力が光りましたが、石田選手は「今の状況なら絶対に勝てると思います。サッカーで学んだことをフットサルに生かして、みんなで一つになって頑張ります」と、昨年の結果を上回ることを誓いました。

そして初出場3チームが集まったグループCでは、第1節でパスドゥーロ(関西/大阪)に2-0の完封勝利を収めた十勝FSリトルガールズU-15(北海道)が、第3節でもFCブルーム福島(東北/福島)に4-1で勝利。北海道勢として4大会ぶりのベスト4進出を決めました

各グループの1位チームの強さが目立ち、各グループ2位以下の得失点差が全てマイナスになった今大会。ワイルドカード争いは、1勝したチームの得失点差争いになりましたが、グループBのカティオーラが、グループAの藤枝順心サッカークラブ、グループCのパスドゥーロを「1」上回り、4強に名乗りを挙げました。

13日(月・祝)には準決勝の2試合と決勝が行われ、いよいよ今年度の日本一のチームが決定します。

監督・選手コメント

原田健人 監督(藤枝順心サッカークラブジュニアユース)
相手(十文字中学校)の力量を考えると、引いて守れる相手ではありませんでした。自分たちの強みは、前からしっかり守備をして、奪ってからというところでした。自分たちが積み上げてきたもので勝負しようと思いましたが、それがうまくはまらなかったことが現実としてはありました。それでも自分たちがやろうとしたことを最後まで貫くことができたので、来年以降にしっかりつなげていければなと思います。

菖蒲友幸 監督(十勝FSリトルガールズU-15)
1次ラウンド突破は最低の目標として掲げてきたので、それが達成できてよかったです。過去の大会においても、北海道代表はフットサルで好成績を収めていることが多いので、北海道代表の名に恥じぬように、一生懸命できて、まずベスト4という結果が出せたことはうれしく思います。初出場なので1次ラウンドからチャレンジャーということは変わらないので、明日も一つでも多く戦えるように頑張ります。

FP #26 野村亜未 選手(十文字中学校)
昨年、私はあまり活躍ができなかったので、今年こそ日本一をみんなで狙うとともに、自分が個人のプレーでしっかり点を取ることを決めて、今大会に臨みました。今日の2試合は自分としては良い試合にすることができました。昨年は準決勝で逆転負けを喫して悔しい思いをしました。今年は男子のフットサルチームと試合をするなど、フットサルに懸けてきたので、そうした積み重ねた経験を明日の試合でも出し、点を取りきるピヴォの役割を果たしたいと思います。

FP #13 福田心悠 選手(福井丸岡ラック)
相手の方が個人技や体が、自分たちより圧倒的に強かったです。次に自分たちがしないといけない課題も見つけられたので、悔しいですけど、また次に向けて練習したいと思います。対戦した2チームは、浮き球の処理とか、フィジカルの強さ、裏を取る動きがうまかったです。相手のプレスが早くて、自分たちのフットサルができなかった部分もありますが、やっぱり相手がうまかったです。今後はトップチームで経験を積み、2022年のユースオリンピックに出られるように頑張ります。

大会期間:2020/1/12(日)~2020/1/13(月・祝)
大会会場:三重県営サンアリーナ(三重県伊勢市)

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