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ラブリッジやAICシーガル広島などが準決勝進出を決める JFA 第12回全日本U-15女子フットサル選手権大会
2022年01月10日
JFA 第12回全日本U-15女子フットサル選手権大会が、1月9日(日)に三重県営サンアリーナで開幕し、1次ラウンド全9試合が行われました。グループAをNGUラブリッジ名古屋スターチス(東海/愛知)、グループBをAICシーガル広島レディース(中国/広島)、グループCを十文字中学校(関東/東京)が首位通過し、ワイルドカードでグループA2位の京都精華学園中学校(関西/京都)が4強入りを決めています。
グループAの第1節では、ラブリッジがクラブフィールズ・リンダ(北海道)に先制される展開となります。前半を1点ビハインドで折り返しましたが、後半の立ち上がりに2点を連取して逆転。一度は同点に追い付かれましたが、試合終了間際のFP藤原凛音選手のゴールが決勝点となり、3-2でラブジリッジが勝ち切りました。第2節で京都精華学園も、リンダとの1点差の接戦を1-0で勝利。両チームの直接対決は、1-1のまま引き分けに終わり、総得点数の差でラブリッジがグループ首位となりました。
グループBでは、3大会連続3位となっているAICシーガル広島が、持ち前の攻撃力を発揮。1年生の時から中心選手として活躍し続けてきたFP板村真央選手を中心に攻め、初戦では長岡ジョイアス(北信越/新潟)を相手に岸波美采選手が4得点を挙げて勝利に導きました。リベロ津軽SCフィオーレ(東北/青森)戦でも、板村選手のハットトリックなどの活躍があり、2試合で1次ラウンド最多タイの11得点を挙げて、準決勝に駒を進めています。
グループCでは、十文字中が攻守に力強さを見せ、初戦で日置シーガルズFC(九州/鹿児島)に3-0、2戦目でFCストーリー徳島メニーナ(四国/徳島)に7-2と、2連勝で1次ラウンド突破を決めています。FP貴島莉子選手は2試合で5ゴールを挙げる活躍を見せており、準決勝以降の戦いでも、その決定力は注目です。
選手コメント
FP #26 玉手来美 選手(クラブフィールズ・リンダ)
みんなで協力してやりきることができました。負けましたが、楽しかったです。自分なりにやり切ることもできました。2試合とも1点差で負けてしまいましたが、気の緩みが出てしまったかなと思います。最後の最後までディフェンスに行かなかったり、ブロックに行けなかった結果だと思います。北海道と全国大会と、そんなにレベルが変わらないと思いましたが、一つ一つの技術で相手に上回られたと感じました。
FP #8 原望恵 選手(NGUラブリッジ名古屋スターチス)
初出場で決勝ラウンド進出を果たせたことは、素直にうれしいです。でも、今日の試合では攻守の切り替えのスピードが遅く攻められたり、ゴールを決め切れなかったりと、課題が出ました。目標は日本一を取ることなので、目標を達成するために課題を修正して明日の試合に臨みたいと思います。準決勝で対戦するAICシーガル広島レディースは、3年連続3位の強いチームですが、リスペクトし過ぎず、自分たちのプレーをしっかりやって全力で戦いたいと思います。
FP #40 貴島莉子 選手(十文字中学校)
決勝ラウンド進出を決めることができて、率直にうれしいです。こんなに点を取れると思っていなくて、自分でもびっくりしています。今年はサッカーで全国大会に出場することができなかったので、この大会で優勝して、中学校を卒業したいです。今日の調子のまま、点差を付けて決勝に進出して、目標の日本一になりたいと思います。
FP #10 板村真央 選手(AICシーガル広島レディース)
2連勝することができて、ホッとしています。チームは過去3大会で3位となっていたので、自分たちの代でも明日につなげることができて良かったです。去年の準決勝で、点が取れずメンタル面で落ちることがありましたが、そこを修正してメンタルをコントロールして、冷静にプレーできました。自分にとっては準決勝も3度目の正直なので、勝って決勝に進みたいと思います。
大会期間:2022/1/9(日)~2022/1/10(月・祝)
大会会場:三重県/三重県営サンアリーナ
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