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4強が出そろう!前回のファイナリストも1次ラウンドを突破 JFA 第14回全日本U-15女子フットサル選手権大会

2024年01月08日

4強が出そろう!前回のファイナリストも1次ラウンドを突破 JFA 第14回全日本U-15女子フットサル選手権大会

JFA 第14回全日本U-15女子フットサル選手権大会が1月7日(日)、栃木県の日環アリーナ栃木で開幕しました。1次ラウンドの9試合を行い、決勝ラウンド進出4チームが決まりました。

グループAは、前回大会の決勝戦を戦った朝日インテック・ラブリッジ名古屋スターチス(東海/愛知)と十文字中学校(関東/東京)が同じグループとなりました。両チームはともに初戦でフライアFCウェネス(中国/岡山)に勝利し、第3節で直接対決を迎えましたが、どちらも譲ることなくスコアレスで試合は終了。両チームとも勝ち点4で並びましたが、得失点差で1上回ったラブリッジ名古屋がグループ首位通過を決めました。

グループBでは、スタンドから大声援を受ける京都精華学園中学校(関西/京都)が2連勝で1次ラウンドを突破しました。2試合を通じて失点はゼロ、決めるべきところでしっかりとゴールネットを揺らして2試合で7得点を記録しました。この勢いをもって2022年大会以来2年ぶりとなる決勝ラウンドに臨みます。

グループCでは、全国大会初出場の八女学院女子フットボールクラブ(九州/福岡)が、初戦のクラブフィールズ・リンダ(北海道)戦、第2節のラオフェン(北信越/富山)戦を、ともに2-1で勝利してベスト4に勝ち上がりました。リードを奪ってから前掛かりになり過ぎずにバランスを保って戦える安定感は、決勝ラウンドでも大きな武器になりそうです。

この結果、勝ち点を4とした前回大会準優勝の十文字中が3グループの2位チームで最高の成績を残したことでベスト4の最後の切符をつかみました。

準決勝では2大会前に3位となったラブリッジ名古屋と京都精華学園中の両チームが対戦。また、八女学院は十文字中と対戦します。

選手コメント

丹羽なるみ 選手(十文字中学校)
自力でグループ突破ができなかったことが悔しいです。最後のところでちゃんとつなげなくて、苦しい場面が多い2試合になりました。2戦目は0-0でしたが、初戦の勝利も1-0でギリギリだったので、しっかりして勝てるように今日、宿舎に戻ってみんなで話し合いたいと思います。最後の大会になるので2年ぶりに優勝して中学校生活を終えたいですし、ここまで無失点なので、このまま無失点で優勝したいと思います。

伊藤琴葉 選手(朝日インテック・ラブリッジ名古屋スターチス)
1次ラウンドの相手はどちらも守備が堅く、攻撃面でもパスをしっかりつないでくるので難しい相手でした。それでもしっかりベンチ含めて声を出して戦えました。前回大会優勝のプレッシャーもあり緊張もしていましたが、勝つことができて良かったです。今年のチームはミーティングからしっかりやることを話し合って、全員で戦えています。明日の試合に向けてしっかりと良い準備をして、目標である全国連覇を成し遂げたいです。

市原楓花 選手(高知ユナイテッドSCレディース)
専属のGKがいないチームなので、最初はGKを務めましたが、もともとはFWなので、まさか全国大会でGKとして先発するとは思いませんでした。去年も出場していて1勝もできていなかったので、今年は去年を超えるという目標を持っていたのですが、1勝もできずに予選敗退となり悔しいです。チャンスはつくれていたので、どれだけ1点入れたいという気持ちで踏ん張れるかが大事だと思いました。

濵田莉那 選手(八女学院女子フットボールクラブ)
初出場ですが、日本一を取るという目標をもって栃木に来ました。普段はサッカーをやっていますが、フットサルはボールにたくさん触れるし、点が入ったり、入れられたりする場面が多いので、とても楽しいです。2試合勝てたことは良かったのですが、まだ自分たちのパスをつないで相手を崩していくフットサルを出せたとは言い切れないので、明日は絶対に自分たちのフットサルを出して優勝したいと思います。

大会期間:2024年1月7日(日)~1月8日(月・祝)
会場:栃木県/日環アリーナ栃木
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