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第14回全日本大学フットサル大会 ベスト4が出そろう
2018年08月26日
第14回全日本大学フットサル大会は8月25日(土)、大会2日目を迎えて1次ラウンドの8試合が行われました。
初日で2連勝のチームと2連敗のチームと明暗の分かれたグループAでは、グループ1位を目指して大阪成蹊大学フットサル部(開催地/大阪)と慶應義塾大学体育会ソッカー部(関東2/東京)が対戦しました。緊迫感のある試合では、1位通過のためには勝たなければいけない慶應大が、立石修也選手のゴールで先手を取ります。しかし後半に入ると大阪成蹊大も22分、29分と連続でゴールを挙げて逆転。追う展開となった慶應大は32分に小島陸選手がミドルシュートを突き刺し、再び同点に追いつきます。このまま試合は2-2で終了し、両チームが勝点を7に伸ばしました。この結果、大阪成蹊大はグループ1位となり、決勝ラウンド進出を確定させました。また1次ラウンドを無敗で終えた慶應大も、他のグループの2位を上回り、決勝ラウンド進出を決めています。
大会2連覇中の順天堂大学フットサル部ガジル/ジェイエフシー(関東1/千葉)が、初日に勝ち抜けを決めたグループB。その他の3チームは1次ラウンド突破が非常に厳しい中でも高いモチベーションで試合に臨み、好ゲームを展開します。北海道大学エスペランサ(北海道)は冨永勘太選手のハットトリックもあり、長崎大学フットサル部フォルツァ(九州2/長崎)に逆転勝ち。そして愛知学院大学アートフットサルクラブ(東海/愛知)は、大会で12連勝中の順天堂大に対し、終盤まで2点をリードする試合を展開します。最後は小沼真仁選手の2ゴールで同点に追いつかれましたが、6-6の引き分けで最終戦を終えました。
各チームが2試合を残していたグループCでは、第2節で同志社大学フットサルクラブトレボル(関西/京都)が山口大学フットサル部(中国/山口)に8-2で勝利。同志社大は、第2節で全国大会初勝利を挙げて勢いに乗る仙台大学フットサル部(東北/宮城)と最終節で対戦。開始1分で先制点を許したものの、後半に2ゴールを挙げて逆転。1次ラウンド3連勝で、決勝ラウンド進出の最後の切符をつかみました。
8月26日(日)に行われる準決勝は、グループA1位の大阪成蹊大とグループB1位の順天堂大、グループC1位の同志社大と各グループ2位の最高成績を残した慶應大の対戦となりました。
大会最終日となる準決勝の後、決勝も行われ、いよいよ今年の大学日本一が決定します。
監督・選手コメント
小島陸 選手(慶應義塾大学体育会ソッカー部)
初めての全国大会で緊張もありましたが、昨日で緊張もほぐれて今日は良い戦いができたと思います。昨年の決勝の順天堂大と大阪成蹊大の動画を何度も見て、ここで勝つことをイメージしてきました。今日は引き分けになりましたが、明日の試合でしっかり勝って優勝できればいいなと思います。僕らは優勝するために来ています。優勝してソッカー部の部歌を歌うことを目標してきているので、しっかり準備して明日の試合に臨みたいと思います。
竹山遼平 選手(愛知学院大学アートフットサルクラブ)
僕たちは昨日、2敗して敗退が決まっていました。順天堂大は2連覇している強豪なのですが、今日は何としても勝って爪痕を残して帰りたかったのですが、最後勝ちきれなくて悔しいです。でも自分たちの持てる力を全て出し切って、引き分けに持ち込めたので良かったと思います。昨日の2試合目も3点差をつけるところまでいったのに逆転負けして、今日も最後に追いつかれました。詰めの甘さが出てしまったので、僕たち4年は引退ですが、また来年戻ってこれるように最後の弱さを修正して、また来年も挑んでほしいと思います。
芳賀秀太 監督(仙台大学フットサル部)
隣の(ピッチの)試合を気にしながら戦いました。途中経過を見て、パワープレーに踏み切りましたが、同志社大が最後に点を取ってくるのは、関西王者の力を感じさせられました。向こうの方が落ち着いていますよね。今大会、初勝利を挙げられましたが、大会に登録されていたのは4年生が3人です。その中でこういう経験ができたことが一番よかったと思います。一番泣いていたのが1年生でしたし、この悔しい気持ちを持ち帰り、来年、再来年とつなげていきたいです。
八木紀洋 選手(同志社大学フットサルクラブトレボル)
決勝ラウンド進出を決められて、一安心です。去年、準決勝で負けたので、その壁を超えるためにこの1年間やってきたので、あとはやるだけです。4回生を中心になって、ピッチに立っている選手、スタンドで応援している人、スタッフ、マネジャー、OBの方を合わせて、チーム一丸となって戦う一体感を強化してきました。それが明日、結果として現れたらいいなと思います。慶応大はフィジカルが強いと思いますが、僕たちは関西1部の社会人リーグでも戦っているので、フィジカルの強い相手との戦い方も経験しているので、ビビらずに、堂々と戦えるかなと思います。
8/25(土) 1次ラウンド2日目ダイジェスト
第14回 全日本大学フットサル大会
大会日程:2018/8/24(金)~2018/8/26(日)
会場:大阪府/岸和田市総合体育館
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