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第4回全日本ユース(U-18)フットサル大会 前回王者の帝京長岡高が好発進
2017年08月18日
第4回全日本ユース(U-18)フットサル大会が8月17日(木)に、宮城県のゼビオアリーナ仙台とカメイアリーナ仙台(仙台市体育館)で開幕しました。大会の1次ラウンドでは、全国各地域の予選を勝ち抜いた16チームが4つのグループに分かれてリーグ戦を行います。その各グループ上位2チームが決勝ラウンドに勝ち上がり、ノックアウト方式でU-18世代の王者を決定します。
大会初日、各チームが2試合を戦ったグループAには、前回大会の覇者である帝京長岡高等学校(北信越1/新潟)が入っています。帝京長岡高は、柳学園高等学校(関西1/兵庫)との初戦を7-3でものにすると、第2節の聖和学園サッカー部FC(開催地/宮城)戦でも13-3と大勝し、2連勝と好発進。第2節を終えて、2位の柳学園高と秀岳館高等学校(九州2/熊本)は勝点3で並んでおり、18日に行われる第3節の結果によって、決勝ラウンドに進出するチームが決まります。
同じく第2節まで消化したグループBでは、前回ベスト8の北星学園大学附属高等学校(北海道1/北海道)が2連勝で決勝ラウンド進出を決めました。初戦でメッセ天下茶屋FC U-18(関西2/大阪)を12-3で退けた矢板中央高等学校(関東1/栃木)は、第2節で日南学園高等学校(九州1/宮崎)と点の取り合いの末に6-6で引き分け、決勝ラウンド進出を確定させることはできませんでした。それでも、3位の日南学園高とは勝点差が3、得失点差が12あるため、決勝ラウンドに向けて優位な状態であることには変わりません。
グループCでは、3年連続出場の香川県立高松商業高等学校(四国/香川)が聖和学園サッカー部U18(東北/宮城)に4-0で勝利。また、初出場の新潟県立長岡向陵高等学校(北信越2/新潟)は、同じく初出場の鹿島学園高等学校(関東2/茨城)に4-2で勝利しています。各チーム2試合を残す中で、この2チームがそのまま勝ち抜けるのか、注目が集まります。
グループDでは、2大会ぶりの王座奪還を目指す岡山県作陽高等学校(中国/岡山)が白樺学園高等学校(北海道2/北海道)に4-2で競り勝ち、勝点3を手にしました。また、今大会、唯一のFリーグ下部組織チームであるフウガドールすみだファルコンズ(関東3/東京)は、ヒーローFC U18F(東海/静岡)に9-1と大差を付けて勝利。第2節では作陽高がヒーローFCと、フウガドールすみだファルコンズが白樺学園高と対戦します。この第2節で決勝ラウンド進出チームが決まるか、ヒーローFCと白樺学園高が意地を見せるか、目が離せません。
大会2日目の8月18日(金)には、1次ラウンドの残り12試合が行われます。決勝ラウンドに勝ち進み、高校年代日本一の座を争う8チームは、果たしてどこになるでしょうか。
監督・選手コメント
岩島修平 監督(聖和学園サッカー部FC)
2試合目に関しては、オフェンスは1試合目よりも良かったと思います。ただ、守備の部分で切り替えが遅く、そこを相手に突かれてしまいました。第1回大会で優勝したときから、フットサルへの取り組み方は変わっていません。自分たちのやり方で、「フットサルっぽくないスタイル」を披露できればと思っています。明日の試合も、変わらず最後まで自分たちの持っているものを出し切りたいと思います。
野本太一 選手(帝京長岡高等学校)
決勝ラウンド進出が決まってうれしいです。前回大会で優勝したことによるプレッシャーはありません。でも、2連覇しようという気持ちはありますし、自分は将来Fリーグの選手になりたいと思っているので、結果を残したいです。1試合目はパスの出し手と受け手が合っていなかった部分がありましたが、2試合目では修正できました。それでも、僕たちはもっと良いプレーができると思っているので、明日の試合も勝って、3連勝して勢いに乗って準々決勝を迎えたいです。
畠山勇気 選手(フウガドールすみだファルコンズ)
みんな最初は緊張していたと思いますが、試合前から雰囲気は良かったですし、早い時間帯に得点することで勢いに乗れたので、このまま決勝ラウンドに進みたいです。普段から一致団結して戦おうと言っていますし、それを実践できたことが良かったです。今日は2得点を挙げることができましたが、正直、自分のミスから招いた失点が印象に残っています。フットサルのチームとして、サッカーチームには負けたくありません。ずっとフットサルに取り組んでいる経験値で勝っていきたいと思っています。
松元航河 選手(メッセ天下茶屋FC U-18)
僕たちは普段からフットサルに励んでいるチームですが、今日は相手に実力の差を見せつけられる結果になりました。大きな大会に慣れていないところも、多少出てしまったのかと思います。雰囲気にのまれたというか、大差で敗れた1試合目を引きずっていた印象です。明日の試合では、一つでも勝って大阪に帰れるように頑張りたいと思います。
菅野光太朗 選手(北星学園大学附属高等学校)
全国大会に出場してくるチームは北海道とレベルが違い、強い相手ばかりです。2試合目は大差が付きましたが、疲労もあったので難しいゲームになるだろうと思っていました。それでもみんなが頑張って勝てたので、素直にうれしいです。準々決勝で敗れた前回大会のことは、自分が退場したことも重なり、悔しさとふがいなさをよく覚えています。昨年は先輩についていった感覚ですが、今年はメンタル面でもチームを引っ張れるように練習してきました。昨年の成績を必ず超えたいと思います。
第4回全日本ユース(U-18)フットサル大会
2017/8/17(木)~2017/8/20(日)
宮城県/ゼビオアリーナ、カメイアリーナ(仙台市体育館)
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