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JFA 第5回全日本U-18フットサル選手権大会が開幕! 聖和FC、作陽が決勝ラウンド進出を決める

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2018年08月03日

JFA 第5回全日本U-18フットサル選手権大会が開幕! 聖和FC、作陽が決勝ラウンド進出を決める

JFA 第5回全日本U-18フットサル選手権大会が8月2日(木)、宮城県のゼビオアリーナとカメイアリーナ仙台で開幕しました。U-18年代のフットサル日本一を決定する今大会には各地域予選を勝ち抜いた16チームが出場し、1次ラウンドは4つのグループに分かれて行われ、各グループの上位2チームがノックアウト方式の決勝ラウンドに進出します。

グループAでは、早くも決勝ラウンドに進出する2チームが出そろいました。開催地代表の聖和学園サッカー部FC(宮城)と、岡山県作陽高等学校(中国/岡山)の5大会連続で出場している2チームです。初戦で飯塚高等学校(九州2/福岡)と対戦した聖和FCは6分、ゴール前のこぼれ球を浜崎智哉選手が押し込み、先制します。その後、両チームが1点ずつを取り合い、迎えた25分に飯塚高が前田悠吾選手のゴールで追いつきます。しかし試合終盤に右サイドから斎藤淳司選手が折り返したボールを、森川怜音選手がゴールに流し込むと、この得点が決勝点となり、聖和FCが勝利しました。続く2回戦では、エースの三浦龍優選手が3得点2アシストと、計5ゴールに絡む大活躍。7-1で滋賀県立野洲高等学校(関西1/滋賀)を破り、2連勝しました。

カメイアリーナ仙台で試合を行った作陽高は、初戦で野洲高に4-0と快勝。続く第2節の飯塚高との試合では、U-19フットサル日本代表候補の橋本澪良選手の2ゴールもあり、3-2で飯塚高に勝利し、こちらも決勝ラウンドに進出が決定。この結果、3日(金)の聖和FCと作陽高との直接対決で、グループAの首位が決まることとなりました。

グループBでは、第1回大会以来となる出場を果たした名古屋オーシャンズU-18(東海/愛知)が2連勝で勝点を6に伸ばし、決勝ラウンド進出に一歩リードしています。初戦の日南学園高等学校(九州1/宮崎)、2戦目の矢板中央高等学校(関東3/栃木)の試合は共に先制される展開になりましたが、両試合とも1点差で点の取り合いを制しています。

前回大会優勝の矢板中央高は、初戦で清明学院高等学校(関西2/大阪)に2-5と敗れ、続く名古屋オーシャンズU-18にも敗れて開幕2連敗。それでも第2節で日南学園高が清明学院高に4-3で勝利し、ともに勝点が3にとどまったため、わずかながら決勝ラウンド進出の可能性を残しています。

大会初日は1試合のみが行われたグループCでは、2大会ぶりに出場した中央学院高等学校(関東2/千葉)が不二越工業高等学校(北信越2/富山)に2-1で勝利。1-1で引き分けた札幌大谷高等学校(北海道1)と聖和学園高等学校フットサル部(東北/宮城)を上回り、グループの首位に立っています。

グループDでは、第3回大会優勝の帝京長岡高等学校(北信越1/新潟)と前回大会3位のフウガドールすみだファルコンズ(関東1/東京)が対戦しました。7分に原亮選手のゴールでファルコンズが先制したものの、帝京長岡高も晴山岬選手のゴールで同点に追いつきます。その後は高いテクニックを生かした帝京長岡高が得点を重ねる展開となり、帝京長岡高が5-2と3点差をつけて勝利しました。旭川実業高等学校(北海道2)と香川県立高松商業高等学校(四国/香川)の試合は5-4で旭川実業高が勝利しており、決勝ラウンド進出を懸けた争いは第2節以降、さらに激化しそうです。

大会2日目となる3日(金)には、1次ラウンドの残り12試合が行われ、決勝ラウンドに進出する8チームが出そろいます。熱戦の模様はJFA-TVでもライブ配信されていますので、若き選手たちが日本一を目指し、戦う姿をぜひご覧ください。

監督・選手コメント

三浦龍優 選手(聖和学園サッカー部FC)
(3得点2アシストの活躍について)みんながボールを集めてくれて、フリーな状態でシュートを打てたので、みんなに感謝して、次の試合でも恩返ししたいと思います。両足で蹴ることには自信を持っているので、抜き切る前にかわしてシュートを打とうと思っていたので、それができて良かったです。ドリブルで相手に取られる場面もありましたし、個人の出来としてはそんなに良くはなかったと思います。ここ数年、決勝ラウンドに行けていなかったので、自分たちのサッカーをしっかりして、上位を目指していきたいと思います。

宮野流斗 選手(矢板中央高等学校)
僕は関東大会のときにメンバーにも入ることができなかったのですが、全国大会のメンバーに入ることができたので「やってやろう」という気持ちでした。フットサルは、この大会が初めてです。負けてはしまいましたが、名古屋オーシャンズU-18との試合は、前から行けばハマるシーンもあったので、戦いやすかったです。2連敗してしまいましたが、まだ上に行くチャンスはあります。もう一度、日本一になれるようにチーム全員で一丸となって、明日も全力で戦いたいと思います。

仲井大貴 選手(名古屋オーシャンズU-18)
2試合しっかり勝てたので良かったです。僕たちの代は過去2年間、東海大会の決勝で負けていました。高校年代最後の年は、絶対に全国に出て、全国で戦って優勝しようと話していました。監督からもFリーグで優勝し続けているクラブの下部組織として、誇りを持って戦おうと言われていますし、そこを考えてやってきました。その誇りを持ちつつも、自分たちは挑戦者としてここに来ています。(2連勝は)その気持ちで戦った結果だと思うので、ここからも一試合一試合勝って、優勝までいければいいなと思っています。

北隅智宙 監督(フウガドールすみだファルコンズ)
初戦で勝点3は落としてしまいましたが、残り2試合を勝てばまだ上にいけることが前提としてありました。逆に言えば、(初戦で戦った)優勝候補に近いと思われるチームに対して、自分たちがやってきたことがどれくらい通用するか、リスクを冒して確認することはできました。いろいろな戦術の変化、パワープレー、GKを上げてのビルドアップ。その全てを最強のチームにぶつけることで、得られたことの方が、この先の戦いを見たときに大きかったと思います。まだ隠し持っている武器もあるので、まずは残り2試合しっかり戦い、決勝ラウンドに進みたいと思います。

8月2日(木) 大会1日目
9:00- [グループA] 聖和学園サッカー部FC vs 飯塚高等学校
10:45- [グループB] 矢板中央高等学校 vs 清明学院高等学校
12:30- [グループC] 不二越工業高等学校 vs 中央学院高等学校
14:15- [グループD] 帝京長岡高等学校 vs フウガドールすみだファルコンズ
16:00- [グループA] 聖和学園サッカー部FC vs 滋賀県立野洲高等学校
17:45- [グループB] 矢板中央高等学校 vs 名古屋オーシャンズ U-18

大会期間:2018年8月2日(木)~2018年8月5日(日)
大会会場:宮城県/ゼビオアリーナ仙台・カメイアリーナ仙台(仙台市体育館)
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