ニュース
JFA 第5回全日本U-18フットサル選手権大会、決勝ラウンド進出8クラブが出そろう
2018年08月04日
JFA 第5回全日本U-18フットサル選手権大会は、8月3日(金)に大会2日目を迎えて1次ラウンドの12試合が行われました。決勝ラウンド進出の8チームが決定しています。
大会初日に2チームの決勝ラウンド進出が決まったグループAでは、聖和学園サッカー部FC(開催地/宮城)と岡山県作陽高等学校(中国/岡山)がグループ1位の座を巡り、直接対決に臨みました。開始早々、聖和学園FCは斎藤淳司選手の強烈なミドルシュートで1点を先制します。作陽高も11分にゴール前のパスワークで聖和学園FCの守備を崩して、U-19フットサル日本代表候補の橋本澪良選手が同点ゴールを決めて、試合を折り返しました。後半も聖和学園FCは三浦龍優選手が17分にゴールを挙げて、1点をリードします。作陽高はGKも攻撃参加するパワープレーから28分に中村魁選手が得点を決めて同点に追いつきます。追加点を狙った作陽高は最後まで攻めましたが、勝ち越しゴールは決められずに試合終了。聖和学園FCが、首位の座をつかみました。
グループBでは、ここまで1勝の清明学院高等学校(関西2/大阪府)と2勝を挙げていた名古屋オーシャンズU-18(東海/愛知)が対戦。オーシャンズは、森大晟選手の2ゴールを挙げる活躍もあり、3-2の勝利を収め、3戦全勝で決勝ラウンド進出を決めています。また、矢板中央高等学校(関東3/栃木)と日南学園高等学校(九州1/宮崎)の一戦では、日南学園は内田洸輝選手がハットトリックを達成するなど、7ゴールを挙げて勝利。決勝ラウンド進出を決めています。敗れた前年度王者の矢板中央高は、3戦全敗で大会を去ることとなりました。
2試合を残していたグループCの第2節では、不二越工業高等学校(北信越2/富山)と札幌大谷高等学校(北海道1)の試合が4-4の引き分けに終わりました。もう一方の第2節では、中央学院高等学校(関東2/千葉)が聖和学園高等学校フットサル部(東北/宮城)に勝利。この結果、中央学院高がグループ1位と決勝ラウンド進出を決めます。最後の1枠を巡り、ゼビオアリーナ仙台では不二越工業高と聖和学園フットサル部が対戦。聖和学園フットサル部は飯塚拓海選手と菊地尚斗選手が、それぞれ2ゴールずつを挙げて4-0で勝利しました。全国大会初勝利を挙げた聖和学園フットサル部でしたが、カメイアリーナで行われた試合では、札幌大谷高が5-3で中央学院高に勝利。この結果、聖和学園フットサル部は勝点1およばず、決勝ラウンド進出を逃しました。
グループDでは、帝京長岡高等学校(北信越1/新潟)が、旭川実業高等学校(北海道2)と、香川県立高松商業高等学校(四国/香川)に連勝し、3戦全勝で決勝ラウンド進出を決めています。また、初日に帝京長岡高に敗れた前回大会3位のフウガドールすみだファルコンズ(関東1/東京)も、第2節で高松商業高に4-2で勝利すると、続く第3節でも旭川実業高に8-2で勝利。勝点を6に伸ばし、2大会連続の決勝ラウンド進出を決めました。
大会3日目となる4日(土)には、準々決勝と準決勝の計6試合が行われ、5日(日)に行われる決勝に進出する2チームが出そろいます。
選手コメント
竹内瑞貴 選手(岡山県作陽高等学校)
最後の試合は引き分けでしたが、負けたわけではないので、決勝ラウンドに向けて切り替えて頑張っていきたいと思います。頂点に立つためには、一戦必勝だと思っているので、決勝ラウンド進出は決まっていましたが全力で戦えました。僕自身はちょっとミスがあったのですが、チーム全体は明日につながる試合ができたと思います。ゼビオアリーナ仙台に戻ってくることができるように頑張ります。
川部空輝 選手(聖和学園高等学校フットサル部)
先輩たちが出せなかった1勝という結果を出せたことはうれしかったのですが、日本一を目指していたので、決勝ラウンドに進出できず、とても悔しいです。1試合目、2試合目は自分たちらしいプレーができなかったので、最後は思い切って自分たちらしいプレーをして、できるところまでやろうと話しました。これまでは設営やボールボーイなど、大会の裏方を務めていましたが、この舞台でプレーできたことに誇りを持っています。選手たちのほとんどは1年生、2年生なので、これからにも期待ができます。頑張ってもらいたいと思います。
宍戸綾 選手(不二越工業高等学校)
自分たちはサッカーをしていて、フットサルは冬場にプレーすることはありますが、普段はほとんどやっていません。フットサルにはサッカーとは違う楽しさがありますし、切り替えの部分などサッカーに生かせることが多くあると思いました。そうしたことを全国高等学校サッカー選手権大会にも生かしていきたいと思います。フットサルチームは、人の入れ替わりがとても上手で、マークの受け渡しがうまくいかずに失点しました。あれができるようになったら楽しいだろうなと思いましたし、マークの受け渡しはサッカーでも大事なので、そこはフットサルで向上できたと思います。
佐藤優多郎 選手(香川県立高松商業高等学校)
部員が70名いるのですが、ここに来たくても来れなかった選手もいます。決勝ラウンド進出を目標にやってきましたが、グループステージ2試合で行けなくなりました。最後の試合では2試合で出られなかった1年生を含め、みんなで戦おうということになりました。1週間後のサッカーのインターハイ(全国高等学校総合体育大会)に向けて盛り上げていこうと、一丸となって戦えたと思います。4年連続で出場していますが、もっと工夫をしないと全国の舞台では勝てないなと感じました。この経験を生かせなかったら参加した意味がないので、課題と向き合って、インターハイにつなげたいと思います。
8月3日(金) 大会2日目 | ||
---|---|---|
9:00- | [グループC] | 不二越工業高等学校 vs 札幌大谷高等学校 |
10:45- | [グループD] | 帝京長岡高等学校 vs 旭川実業高等学校 |
12:30- | [グループA] | 聖和学園サッカー部FC vs 岡山県作陽高等学校 |
14:15- | [グループB] | 矢板中央高等学校 vs 日南学園高等学校 |
16:00- | [グループC] | 不二越工業高等学校 vs 聖和学園高等学校フットサル部 |
17:45- | [グループD] | 帝京長岡高等学校 vs 香川県立高松商業高等学校 |
大会期間:2018年8月2日(木)~2018年8月5日(日)
大会会場:宮城県/ゼビオアリーナ仙台・カメイアリーナ仙台(仙台市体育館)
大会情報はこちら
関連ニュース
-
大会・試合
2018/08/03
JFA 第5回全日本U-18フットサル選手権大会が開幕! 聖和FC、作陽が決勝ラウンド進出を決めるトヨタニチバン明治モルテン国内競技会開催事業
-
大会・試合
2018/08/02
堀内迪弥選手(ヴォスクオーレ仙台)が語るフットサルの魅力 JFA第5回全日本U-18フットサル選手権大会トヨタニチバン明治モルテン国内競技会開催事業
-
大会・試合
2018/08/01
JFA 第5回全日本U-18フットサル選手権大会 JFA-TVにてインターネットライブ配信トヨタニチバン明治モルテン国内競技会開催事業
-
大会・試合
2018/07/31
JFA 第5回全日本U-18フットサル選手権大会が8月2日(木)に開幕トヨタニチバン明治モルテン国内競技会開催事業
-
大会・試合
2018/07/30
出場チーム紹介vol.4 JFA 第5回全日本U-18フットサル選手権大会トヨタニチバン明治モルテン国内競技会開催事業
最新ニュース
- 大会・試合 2024/11/24 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 WESTは大津高校が優勝
- 大会・試合 2024/11/24 71大会ぶり関西勢決勝制し、ヴィッセル神戸が2度目の戴冠 宇佐美選手不在のガンバ大阪、決定機を生かせず惜敗 天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会
- 大会・試合 2024/11/23 第104回 天皇杯 「SCO GROUP Award」 受賞選手発表
- 大会・試合 2024/11/22 配信決定 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 プレーオフ2回戦
- 日本代表 2024/11/22 【JFA STORE】最大50%OFF!南野拓実、伊東純也、中村敬斗選手を含む人気アイテムが特別セール!