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U-18年代フットサル日本一を目指す戦い!前回大会上位3チームも出場 JFA 第10回全日本U-18フットサル選手権大会
2023年08月01日
JFA 第10回全日本U-18フットサル選手権大会が8月3日(木)に開幕を迎えます。記念すべき第10回大会は静岡県の浜松アリーナを舞台に、全国各地で行われた地域予選を勝ち上がった16チームが4日間にわたって激突し、U-18年代の日本一を目指します。
前回大会は複数の新型コロナウイルス陽性反応者が出たため、決勝戦が中止になり、史上初めてペスカドーラ町田U-18と遊学館高校の両チーム優勝という結果に。3位決定戦では、聖和学園高校フットサル部が藤井学園寒川高校に4-3で競り勝ち、フットサル部として初の入賞を果たしました。
個人に目を向けると、前回大会にペスカドーラ町田U-18の一員として出場していた原田快選手は、大会後にスペイン2部のバルセロナBへ移籍。その後に行われたAFCフットサルアジアカップを戦うフットサル日本代表にも選出され、日本の8年ぶり通算4度目のアジア制覇にも貢献しました。この大会で活躍した選手たちはJリーグやFリーグでも活躍をしています。今大会の出場選手のなかからも日本サッカー、日本フットサルを盛り上げる選手がでてくることが期待されます。
今大会には前回大会優勝のペスカドーラ町田U-18(関東3/東京)と遊学館高校(北信越1/石川)、3位となった聖和学園高校フットサル部(東北/宮城)の上位3チームが2大会連続出場を決めています。また、すでに今年6月にFリーグの舞台に立ち、15歳6カ月29日でFリーグ最年少得点記録を更新した羽生恒平選手を擁するフウガドールすみだファルコンズ(関東1/東京)、名古屋オーシャンズU-18(東海/愛知)のFリーグ下部組織も初優勝を目指します。
さらに高校サッカー部のチームからは、長崎県立国見高校(九州1/長崎)が初出場します。昨年度の全国高校サッカー選手権大会に12年ぶりに出場した高校サッカーの古豪がフットサルの全国大会でどのような戦いを見せるでしょうか。また、高川学園高校(中国/山口)や香川県立高松北高校(四国1/香川)といったサッカーの全国大会への出場経験があるチームも出場します。過去には、第4回大会で矢板中央高校に所属していた大塚尋斗選手(現、しながわシティ)が6試合で19得点を挙げて得点王に輝きチームを優勝に導いたように、サッカーを主体に取り組むチームから規格外の選手が出てくることも珍しくありません。
各地域のレベルも年を追うごとに上がり、大会の常連校も簡単には全国の舞台にたどり着けなくなっています。特にフットサルのチームで活動をしてきた選手たちにとっては、今大会に高校生活を懸けてきた選手たちも多くいます。若い選手たちが積み重ねてきた日常の成果が発揮され、ぶつかり合う今大会。ぜひ、ご注目ください。
大会期間:2023年8月3日(木)~8月6日(日)
会場:静岡県/浜松アリーナ
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