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日本一を懸けた戦いが幕開け!高松北とメッセ天下茶屋は連勝で決勝ラウンド進出を決める JFA 第10回全日本U-18フットサル選手権大会
2023年08月04日
JFA 第10回全日本U-18フットサル選手権大会が、8月3日(木)に静岡県の浜松アリーナで開幕し、4日間に渡る熱戦の火蓋が切られました。
大会初日に2試合が行われたグループAでは、香川県立高松北高校(四国/香川)とメッセ天下茶屋FC U-18(関西1/大阪)がともに2連勝を飾り、決勝ラウンド進出を早くも決めています。全国高等学校総合体育大会では惜しくも1回戦敗退となった高松北高でしたが、悲願の全国大会での勝利を挙げ、8強入りしました。
フウガドールすみだファルコンズ(関東1/東京)は、3年生がJFA 第26回全日本U-15フットサル選手権大会で準優勝を経験し、1年生は今年1月の第28回大会で日本一を経験しています。悲願のU-18フットサル選手権初優勝を目指すチームは、2連勝で大会をスタート。第2節では大声援を受ける名古屋オーシャンズ U-18(東海/愛知)にも2-1で競り勝ち、決勝ラウンド進出を決めました。大会2日目では、グループ2位の名古屋とグループ3位の近江高校ビーパイレーツ(関西2/滋賀)の直接対決が、大いに注目を集めることとなりそうです。
実力伯仲の戦いが繰り広げられているグループCとDでは、前回大会を優勝している遊学館高校(北信越1/石川)とペスカドーラ町田U-18(関東3/東京都)が、それぞれ初日に勝ち点3を獲得してグループの首位に立ちました。
遊学館のグループCは、前回大会3位の聖和学園高校フットサル部(東北/宮城)と高校3年生がいない東急SレイエスFC フットサルU-18(関東2/神奈川)の試合が2-2の引き分けに終わり、4位の旭実FC(北海道1)を含めて、どこが決勝ラウンドに進むことになるのか注目です。
町田以外の3チームが高校のサッカー部となったグループDでは、縦への推進力の高いプレーが多く見られました。初戦の高川学園高校(中国/山口)でも苦戦を強いられた町田が連覇に向けて勝ち進めるかも2日目の見どころになりそうです。
例年以上に高校2年生以下の選手が多くピッチに立っている今大会。2日目以降も若い才能のぶつかり合いは、より激しいものとなっていきそうです。
選手コメント
FP #10 森口且将 選手(香川県立高松北高校)
高校総体で負けてから浜松で日本一を取れるように、しっかりと北海道で準備をして昨日の夜に浜松に来ました。高校総体では勝てなかったのですが、まずはベスト8に入れたのでうれしいです。でも、個人としてもチームとしてもパフォーマンスには全然満足できていないので、もっと状態を上げる必要があると思っています。チームを日本一に導くことが一番の目標ですし、個人的にもアピールして年代別のフットサル日本代表入りも目指したいと思っています。
FP #10 芥川凌空 選手(名古屋オーシャンズ U-18)
2連勝すれば決勝ラウンド進出に大きく近づくので勝ちたかったのですが、2試合目は優勝候補筆頭のすみださんをリスペクトし過ぎてしまったと思います。先制されたことで気持ち的に少し落ち込んでしまいました。それでも追い上げたのですが、あと一歩届きませんでした。Fリーグの育成組織からもフットサルを盛り上げたいので、明日は相手の長所をしっかり消して、まず決勝ラウンド進出を決めたいと思っています。
FP #5 中島輝羅 選手(遊学館高校)
昨年のチームは3年生が多く、今年のチームは全国大会経験者が少なかったので、大会の雰囲気も分からずに初戦の難しさはすごく感じました。それでも完封勝利ができたのは良かったです。相手が引いてくるなかで、先に点を取れたのが大きかったです。今年のチームは仲が良く、チームのためにハードワークができる選手がそろっていると思うので、連覇ができるようにチームの良いところを出して、この先も戦っていきたいと思います。
FP #10 大西塁 選手(東急SレイエスFC フットサルU-18)
チームとして初の全国大会ですし、聖和学園さんは昨年3位だったので、チャレンジ精神を強く持って臨みました。ミスは絶対にするから、そこにチャレンジをしたうえでミスをしようと話していました。2点を先行されたときは「やばい」と思ったのですが、中学校からプレーしている信頼している仲間同士でプレーできて、立て直すことができました。あと2試合勝つ以外に決勝ラウンド進出はないと思うので、しっかりリカバリーして明日の試合に臨みます。
大会期間:2023年8月3日(木)~8月6日(日)
会場:静岡県/浜松アリーナ
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