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決勝は町田とすみだの東京対決に決定 JFA 第10回全日本U-18フットサル選手権大会
2023年08月06日
JFA 第10回全日本U-18フットサル選手権大会は8月5日(土)に大会3日目を迎え、準々決勝4試合、準決勝2試合を行い、決勝進出2チームが決まりました。
香川県立高松北高校(四国/香川)と名古屋オーシャンズU-18(東海/愛知)の試合では、第1ピリオドを1-1で折り返すと、後半の立ち上がりに高松北高が得点を重ねて一気にリードを広げます。試合の終盤に名古屋はパワープレーを仕掛けますが、高松北高もしっかり守備で対応してリードを保ったまま試合終了。4-2で勝利した高松北高が準決勝に進みました。
今大会は、関東勢の強さが際立つ大会になりました。前回大会の決勝と同じカードになったペスカドーラ町田U-18(関東3/東京)と遊学館高校(北信越1/石川)の対戦では、第1ピリオドで4-0と大きくリードした町田が遊学館高に5-2で勝利しました。フウガドールすみだファルコンズ(関東1/東京)は、Fリーグ最年少ゴール記録を保持する羽生恒平選手の2ゴールの活躍もあり、すみだがメッセ天下茶屋FC U-18(関西1/大阪)に7-2で勝利しました。
東急SレイエスFC フットサルU-18(関東2/神奈川)は北照高校(北海道2)と対戦し、葛島歓咲選手のハットトリックなど大量8ゴールを記録。点の取り合いを8-4で制して初の全国大会出場ながら4強に勝ち上がっています。関東3チームすべてがベスト4に進みました。
続いて行われた準決勝では、町田がCKから青島峻平選手が先制ゴールを挙げます。その後も町田は堅い守備で高松北高の攻撃を抑え、追加点のチャンスをうかがいます。焦れることなく戦った町田は、残り10分で前に出ようとする高松北から2点を挙げて3-0の無失点勝利を収め、前回大会に続いて決勝進出を果たしました。
もう一つの準決勝は、関東大会の決勝と同じカードになりました。第1ピリオド3分に東急Sレイエスが相手のオウンゴールで先制しましたが、すみだもすぐに反撃し、行木詩心優選手のゴールで同点に追い付きます。このゴールを皮切りにすみだは得点を重ねていき、5-1とリードを広げます。試合終盤に東急Sレイエスもパワープレーから1点を返しましたが、すみだもパワープレー返しで1点を挙げて6-2で試合終了。すみだが5大会ぶり2度目の決勝進出を果たしました。
この結果、決勝の対戦カードは町田とすみだの東京勢対決となりました。3位決定戦は、高松北高と東急Sレイエスの初出場対決となっています。
選手コメント
FP #4 大下雄也 選手(香川県立高松北高校)
高校総体(全国高等学校総合体育大会)の1回戦で負けて悔しい思いをしましたが、北海道で準備をして「やってやろう」と思って今大会に臨みました。町田は完全にマークを外さなくても、ちょっとずらして縦パスを通してくるところが、サッカーチームとは違って苦戦しました。フットサルに取り組んで細かい場面でのボール回しなどは、サッカーにも生かせると思うので、全国高校サッカー選手権につなげて全国で1勝を挙げたいと思います。その前に明日の3位決定戦に勝って終わりたいと思います。
FP #7 小田創生 選手(名古屋オーシャンズU-18)
一番は悔しい気持ちが強いです。自分たちができることがもっとあったと思います。親御さんたちが応援をしてくれたり、ベンチで盛り上げたり、ピッチでも選手がすごく頑張っていたので、本当に勝ちたかったです。それでも3年生が2人で周りから「今年は粒が小さい」「今年は弱い」と言われていたなかで、クラブ初の全国大会2大会連続出場ができました。高校2年生、1年生が中心で中学2年生もいるチームなので、来年以降はすごく期待しています。
FP #8 青島峻平 選手(ペスカドーラ町田U-18)
準々決勝の遊学館との試合で「サッカーチームは前に出てくるのが早いな」と思っていたので、準決勝の先制点の場面では相手が来ることを予測して、守備を外してシュートを決めました。2点目は逆に出てこなかったので、ダイレクトで打ちました。昨年も出場していたのですが、当時は中学3年生で、高校3年生の先輩に引っ張ってもらいましたが、今年は中心選手としてやらないとだめだと思ってやっています。すみだには東京都大会決勝で負けているので、その借りを返したいと思います。
FP #7 行木詩心優 選手(フウガドールすみだファルコンズ)
準々決勝は、自分が出場した時間で失点をしてしまい、その後はあまり出られませんでしたが、その分、準決勝では2点を決めて取り返せたかなと思います。町田とは、東京都大会でも戦っていて警戒しないといけない選手や特徴も分かっているので、しっかり戦いたいです。今年1月にU-15で日本一になったのですが、今回もフウガの歴史で初めてU-18選手権で優勝したメンバーになりたいですし、来年、再来年を含めて3連覇ができるように勝ちたいと思っています。
映像配信
「JFA 第10回全日本U-18フットサル選手権大会」では、JFAメジャーパートナーであるKDDI株式会社の協力によりハイライト、フルマッチディレイ配信をJFA公式アプリ「JFA Passport(無料)」、そして決勝のみをYouTube JFA公式チャンネル「JFATV(無料)」にてライブ配信いたします。(ライブ配信のみとなりアーカイブ映像は、JFA Passportでご視聴いただけます。)
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大会期間:2023年8月3日(木)~8月6日(日)
会場:静岡県/浜松アリーナ
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