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8強が出そろう JFA 第11回全日本U-18フットサル選手権大会
2024年08月03日
静岡県の浜松アリーナで開催されているJFA 第11回全日本U-18フットサル選手権大会は8月2日(金)に大会2日目を迎え、決勝ラウンドに進む8チームが出そろいました。
大混戦となっていたグループAでは、初日の2試合を終えて2位だったプローヴァ フットサル クラブ U-18(開催地/静岡)がガット2008 U18(関西1/京都)に2-5で敗れました。聖和学園高校フットサル部(東北/宮城)とペスカドーラ町田U-18(関東2/東京)の一戦は、聖和学園が3-2の逆転勝利。この結果、初日を3位で終えた聖和学園が勝ち点6でグループ首位に。町田U-18は勝ち点でガット2008と並びましたが、得失点差で2位となり、1次ラウンドを突破しました。
グループBではバルドラール浦安のアカデミー、バルドラール浦安テルセーロ(関東3/千葉)が3連勝で首位通過を決めました。その浦安に続いて2位に入ったのは多くのプロサッカー選手を輩出している佐賀東高校(九州1/佐賀)です。第1節こそ浦安に敗れましたが、第2節は鳴門渦潮高校(四国/徳島)、第3節は旭川実業高校(北海道2)を下し、決勝ラウンド進出を決めました。
連覇を目指すフウガドールすみだファルコンズ(関東1/東京)はグループCの第2節、宮崎第一高校(九州2/宮崎)と対戦し、10-2で勝利しました。第3節の帯広大谷高校(北海道1)戦では羽生恒平選手の2得点などで6-0の勝利を収めています。また、初戦ですみだファルコンズに敗れた名古屋オーシャンズ U-18(東海/愛知)は第2節以降、2連勝で2位に浮上して、決勝ラウンドに駒を進めています。
ハイレベルな試合が展開されたグループDの第2節では、帝京長岡高校(北信越/新潟)が中央学院高校(関東4/千葉)と対戦し、一時は0-4のビハインドとなりながらも追いついて5-5で試合を終えました。続くシュライカー大阪U-18(関西2/大阪)との試合を6-1で制した帝京長岡がこのグループの首位に立ちました。第3節もう一つの試合では、中央学院に4-0で勝利した作陽学園高校(中国/岡山)が1次ラウンドを突破しました。
8月3日(土)は、準々決勝の4試合と準決勝の2試合が行われます。試合を重ねるたびに成長している選手たち。今後の試合からも目が離せません。
選手コメント
FP #21 原田闘心 選手(ガット2008 U18)
点を決められるチャンス、大切なところでゴールを決められなかったことで1次ラウンド敗退となりました。父と兄がフットサル日本代表で、弟もサッカーのU-16日本代表に入っているので、僕もフットサル日本代表に入り、父と子ども全員が日本代表という日本でおそらく誰も成し遂げたことがないことを実現させたいです。来年の大会にはもっと力をつけて、一人で点を取ってチームを勝たせる選手になって戻ってきます。
FP #38 齋藤幸輝 選手(バルドラール浦安テルセーロ)
どの相手もサッカー部ということで勢いのあるチームばかりでしたが、自分たちの長所を発揮して勝つことができました。第3節では自分もハットトリックを達成することができたので、決勝ラウンドでも活躍し、チームを勝たせられるようにしたいと思います。U-23日本代表の斉藤光毅選手と同じ名前の読みなので、「フットサルのサイトウコウキも負けていない」と示したい。将来、フットサル日本代表で10番を背負えるように頑張ります。
FP #14 山﨑圭真 選手(宮崎第一高校)
ミニサッカーのような形で挑んで、第1節はチームとして好調だったのですが、2試合目からは雰囲気も悪くなって1次ラウンド敗退という結果になってしまいました。Fリーグのアカデミーでもある2チームはスピード感が全く違いましたが、個人的にはサイドからのドリブルは通用すると自信になりました。小学校、中学校に続いてのフットサルの全国大会を楽しむことができました。
GK #76 小林大祐 選手(シュライカー大阪U-18)
チームで僕だけが3年生という中、高校2年生を中心に戦ってきました。守備でチームのために戦おうと全ての試合で全力を尽くしました。みんなも戦ってくれていたので、本当に良かったです。高校サッカーの名門校との対戦が続き、足元の技術やフィジカルの強さを感じることができ、良い経験になりました。僕自身はフットサルを続けるか決めていませんが、後輩たちには来年こそ優勝してほしいと思います。
大会期間:2024年8月1日(木)~8月4日(日)
会場:静岡県/浜松アリーナ
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