11月4日(火)、第21回全国クラブチームサッカー選手権大会の決勝「ザスパ草津チャレンジャーズ(関東)　対　関大クラブ2010(関西)」を駒沢オリンピック公園陸上競技場で行いました。

試合は前半、草津ペースで進みます。14番吹田選手、15番白井選手など本大会で好アシストを演出してきた選手が関大クラブゴールに迫りますが、得点を決めきれません。
前半残り5分、草津のペナルティエリア内で草津の選手にファウルの判定。PKとなり、関大クラブは絶好の得点機会を得ます。キッカーは7番川口選手。ゴール左下を狙いますが、草津チャレンジャーズのGK長谷選手に止められます。こぼれ球を再度川口選手が押し込みますが、これもGKのファインセーブで得点にはならず。前半を０-０で折り返します。

後半12分、7番笛田選手とともに草津チャレンジャーズ最年少の25番福田選手が14番吹田選手からのパスに反応して右足でシュート。これがGKの脇をすり抜け、見事先制点を決めます。
さらに25分、8番西山選手のシュートのこぼれに反応した15番白井選手が決め切り、追加点。２-０とします。
関大クラブも攻めの姿勢を崩さず果敢にシュートを放ちますがゴールは奪えず、試合終了のホイッスル。
ザスパ草津チャレンジャーズが初の日本一を決めました。

ザスパ草津チャレンジャーズ(関東/群馬)　2-0（前半0-0、後半2-0）　関大クラブ2010（関西/大阪）
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表彰式では優勝チームに優勝カップと表彰状、共同通信社賞の楯・東京新聞賞のトロフィーが、入賞したチームには賞状と共同通信社賞・東京新聞賞が手渡されました。

最終結果は以下の通りです。

最終結果

優勝：
ザスパ草津チャレンジャーズ（関東/群馬）

準優勝：
関大クラブ２０１０（関西/大阪）

第３位：
南葛ＳＣ（開催地/東京）
三菱養和ＳＣ（開催地/東京）

監督・選手コメント

木村直樹 監督（ザスパ草津チャレンジャーズ)
私自身も選手も大変いい経験ができました。この４日間、多くのサポーターが会場に足を運んでくれたことに感謝します。会場に来られなかった方も含め、皆様のおかげで優勝することができました。本大会の運営等に携わった方々、ありがとうございました。

勝井航治 監督（関大クラブ2010)
結果として0-2で負けてしまったことは「悔しい」という一言に尽きます。ただ、決勝まで駒を進めていく過程、日本一を目指してサッカーに向き合ってきた私達の取り組みは、どのチームにも負けていなかったと思います。
また来年、このチームで全国大会に戻って来たいです。

GK 長谷直輝 選手（ザスパ草津チャレンジャーズ)
４日間会場に足を運んでくれた皆様、本当にありがとうございました。
多くのサポーター、職場や草津町の方々が支えてくれたおかげで優勝することができ、少しだけ恩返しができたと思います。