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第97回天皇杯 本日9月20日(水)、ラウンド16を開催
2017年09月20日
第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会のラウンド16(4回戦)が、本日9月20日(水)に開催されます。
ベスト8を懸けたステージで浦和レッズ(J1)と鹿島アントラーズ(J1)のビッグカードが実現。8月7日(月)に行われたラウンド16組み合わせ抽選会では、組み合わせ決定の瞬間に会場が大きく沸きました。浦和は、AFCチャンピオンズリーグ2017(ACL)の準々決勝で川崎フロンターレ(J1)から大逆転で勝利を収め、準決勝に進出しました。勢いそのままに鹿島との大一番に臨みます。
対する鹿島は、明治安田生命J1リーグで首位を快走中。直近のリーグ戦では4連勝と好調を維持しています。前節のアルビレックス新潟戦では、2点を先行されましたが、後半に元ブラジル代表のレアンドロ選手のハットトリックを含む4得点で逆転勝利を収めています。優勝経験を持つチーム同士の一戦は激戦必至です。
一方、ACLで敗退した川崎は、直後のリーグ戦で清水エスパルス(J1)と対戦し、3-0で勝利を収めています。天皇杯でも同じ清水との一戦。クラブの悲願であるタイトル獲得に向け、気持ちを切り替えて8強進出をたぐり寄せます。
大学勢として唯一ラウンド16に勝ち上がった筑波大学(茨城県代表)は、茨城県立カシマサッカースタジアムで大宮アルディージャ(J1)と対戦します。3大会ぶりに優勝した第29回ユニバーシアード競技大会で活躍した戸嶋祥郎選手、三笘薫選手、中野誠也選手を中心にベスト8の壁に挑みます。
AC長野パルセイロ(長野県代表)は、長野Uスタジアムでジュビロ磐田(J1)を迎えます。明治安田生命J3リーグでは、J2自動昇格圏の2位まで勝点9差の6位に位置する長野。チームを率いる浅野哲也監督は、天皇杯ではメンバーを入れ替えながら2回戦でFC東京(J1)、3回戦でファジアーノ岡山(J2)を破る快進撃を続けてきています。1996年にJリーグ全チーム、都道府県代表、JFL上位チーム、大学シード、2種チームの計80チームによるトーナメントとなって以降、Jクラブ以外でベスト8に進出しているのは2007年のHonda FCのベスト8、2004年のザスパ草津(当時JFL)のベスト8、また1997年の東京ガス(現FC東京)のベスト4のみです。今回、長野はJ1リーグで上位争いを演じている磐田と対戦しますが、チーム一丸となり、ベスト8の壁を乗り越えます。
そのほか、松本山雅FC(J2)とヴィッセル神戸(J1)、セレッソ大阪(J1)と名古屋グランパス(J2)といった普段のリーグ戦では見られないカテゴリーを越えたカードが目白押しです。ベスト8に進出するチームはどのチームか。日本一を決める国内最大のトーナメントにぜひともご注目ください。
JFA-TV
【1回戦】4月22日(土)、23日(日)
【2回戦】6月21日(水)
【3回戦】7月12日(水)
【ラウンド16(4回戦)】9月20日(水)
【準々決勝】10月25日(水)
【準決勝】12月23日(土・祝)
【決勝】2018年1月1日(月・祝)