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第98回天皇杯 準々決勝進出を懸けた2試合を26日(水)に開催

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2018年09月26日

第98回天皇杯 準々決勝進出を懸けた2試合を26日(水)に開催

天皇杯JFA第98回全日本サッカー選手権大会は9月26日(水)、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の影響により日程変更となっていたラウンド16(4回戦)の2試合を開催します。

鹿島アントラーズ vs サンフレッチェ広島

鹿島にとっては通算成績で23勝6分け15敗と分があり、2014シーズンから昨シーズンまで公式戦9試合連続負けなし(8勝1分け)と得意としていた広島戦ですが、今シーズンはリーグ戦2試合ともに敗戦。好調・広島の好調ぶりをまざまざと見せつける結果となっています。リーグ戦では勝点14差と大きく水を開けられている鹿島ですが、ACLではクラブ史上初のベスト4進出を決めて勢いに乗っています。

対する広島は開幕から9試合負けなしとスタートダッシュに成功。第5節以降、首位の座を譲ることなく第27節までを消化しています。しかし、直近5試合のリーグ戦では2勝1分け2敗と前半戦の勢いに陰りが見えているようにも映ります。天皇杯3回戦の名古屋グランパス戦でハットトリックを達成し、ここまでリーグ20得点で得点ランキング1位タイ(9月23日時点)のパトリック選手を中心とした攻撃陣が本来の力を発揮できるかが勝敗を左右しそうです。

国内三大タイトル(天皇杯、Jリーグ、リーグカップ)最多の19冠を誇る“王者”鹿島が勝者のメンタリティーでのし上がるか。それともシーズンの勢いで広島が4大会連続のベスト8進出を決めるか。見どころの多い一戦になります。

ジュビロ磐田 vs 北海道コンサドーレ札幌

名波浩監督が就任して4年目を迎える磐田は、リーグ戦でここまで2連勝が一度だけと波に乗れず11位に位置しています。今夏、川崎フロンターレから大久保嘉人選手が加入し、チーム内の競争が激化。特にFW陣に良い刺激が加わっています。その大久保選手のゴールで勝利した第23節以降、4試合勝利から見放されているだけに、天皇杯に懸ける思いも強いはず。2年連続の準々決勝進出を決めて残りのリーグ戦にも弾みをつけたいところでしょう。

一方、今シーズンからミハイロ・ペトロヴィッチ監督が指揮を執る札幌は、リーグ戦で好調を維持。一時はACL出場圏内の3位に浮上するなど上位争いに加わっています。元イングランド代表のジェイ選手、タイ代表のチャナティップ選手、リーグ戦で日本人得点ランキング2位(11得点)の都倉賢選手など個性豊かなアタッカー陣が揃い、勢いそのままに天皇杯でも第86回(2006年度)大会以来となるベスト8進出を狙います。

今シーズンはJリーグYBCルヴァンカップの予選も含め、3度の対戦で1勝1分け1敗と五分の星。熱戦必至の一戦を制し、どちらがベガルタ仙台が待ち受ける準々決勝進出へ駒を進めるか、是非ご注目ください。

【1回戦】5月26日(土)、27日(日)
【2回戦】6月6日(水)
【3回戦】7月11日(水)
【ラウンド16(4回戦)】8月22日(水)、一部予備日 9月26日(水)
【準々決勝】10月24日(水)
【準決勝】12月16日(日)
【決勝】12月24日(月・振休)

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