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第98回天皇杯 準決勝で浦和と鹿島の“新旧アジア王者対決”、仙台と山形の“みちのくダービー”が実現
2018年11月29日
天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会は12月5日(水)に準決勝が開催され、浦和レッズと鹿島アントラーズ、ベガルタ仙台とモンテディオ山形が対戦します。
浦和レッズ vs 鹿島アントラーズ
茨城県立カシマサッカースタジアムでは浦和と鹿島の新旧アジア王者が激突します。
浦和はリーグ第33節の湘南ベルマーレ戦で敗れたため、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏(3位以内)の可能性が消滅。ACL出場へ残された道は天皇杯優勝のみという状況となり、鹿島との準決勝に照準を合わせてくることが予想されます。
一方、鹿島はリーグ戦3位と好調を維持しています。ACLで順延していた準々決勝のヴァンフォーレ甲府戦でも、ACL優勝の勢いとともに試合巧者ぶりを発揮し、1-0で勝ち上がりを決めています。12月12日(水)に開幕するFIFAクラブワールドカップUAE 2018への出場も決まっており、最後まで集中力を維持してシーズン最終盤を迎えます。
両者の直近の対戦は10月20日(土)のリーグ第30節。この試合では西大伍選手のゴールで鹿島が先制しましたが、後半に武藤雄樹選手の2ゴールを含む3得点で浦和が逆転勝利を収めています。天皇杯ではどのような戦いを繰り広げるか――。勝負強い2チームの対戦から目が離せません。
ベガルタ仙台 vs モンテディオ山形
もう一方の準決勝は仙台と山形による“みちのくダービー”です。
仙台は一時J1リーグ2位に浮上するなど序盤戦で善戦しましたが、第33節を終えて10位。ジュビロ磐田と対戦した天皇杯準々決勝ではGKシュミット・ダニエル選手が延長戦やPK戦でビッグセーブの大活躍を見せました。堅い守備を軸に、石原直樹選手やジャーメイン良選手ら攻撃陣が奮起すれば、初の決勝進出も近づくはずです。
J2リーグを12位でフィニッシュした山形は、2014年以来の決勝進出を狙います。Jリーグ王者の川崎と対戦した準々決勝ではセットプレーから幸先良く先制すると、持ち味のカウンターで追加点を挙げて3点をリード。終盤にかけて川崎に追い上げられますが、粘り強い守備で逃げ切り、ベスト4進出を決めました。
過去の対戦成績は16勝14分け8敗と仙台に分がありますが、2015年9月26日(土)のJ1リーグ2ndステージ第12節以来の対戦ということもあり、チケットも残り少なくその注目度の高さがうかがえます。
12月9日(日)に埼玉スタジアムのピッチに立つチームはどのチームになるのか、ぜひともご注目ください。
【1回戦】5月26日(土)、27日(日)
【2回戦】6月6日(水)
【3回戦】7月11日(水)
【ラウンド16(4回戦)】8月22日(水)、一部予備日 9月26日(水)
【準々決勝】10月24日(水)、11月21日(水)
【準決勝】12月5日(水)
【決勝】12月9日(日)
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