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第98回天皇杯 決勝 クラブに新たな歴史を刻むのは浦和か、仙台か
2018年12月07日
天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会決勝が12月9日(日)に開催され、浦和レッズとベガルタ仙台が2,100チームの頂点を目指して激突します。
歴代3位で6度の優勝を誇る浦和ですが、前回の優勝は2006年度まで遡ることになります。優勝チームには来シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権が与えられるため、前回のACL王者である浦和としては是が非でも欲しいタイトルです。
“新旧ACL王者対決”となった準決勝の鹿島アントラーズ戦では、柏木陽介選手の右CKからマウリシオ選手が頭で合わせて値千金の先制ゴールを挙げました。1点が重くのしかかる決勝の舞台でも高精度のセットプレーが鍵を握るかもしれません。試合会場はJリーグでホームスタジアムとしている埼玉スタジアムです。地元ファン・サポーターの後押しを受けてタイトル奪取にまい進します。
一方、ファイナル初進出の仙台は、準決勝でモンテディオ山形との“みちのくダービー”を制し、「ダービーに勝ったことを自信とし、山形の皆さんの思いを背負ってタイトルを獲得すべく戦いに臨んでいきたい」(渡邉晋監督)と勢いそのままに埼玉に乗り込みます。
相手守備陣の特徴を知る元浦和の石原直樹選手と矢島慎也選手や、天皇杯で3試合連続ゴール中のジャーメイン良選手らがいかにゴールに迫れるか。また、守備面ではSAMURAI BLUE(日本代表)でデビューを飾ったGKシュミット・ダニエル選手のプレーも勝敗を左右しそうです。ジュビロ磐田との準々決勝では延長戦でビッグセーブを連発し、PK戦でも抜群の反応で勝利を手繰り寄せました。
公式戦では3勝9分け15敗と大きく負け越している仙台ですが、初の国内三大タイトル(天皇杯、J1リーグ、リーグカップ)へ王手を掛けているだけに、チーム一丸で勝利を目指します。
12月9日(日)18時、クラブに新たな歴史を刻むための熱戦がキックオフを迎えます。
【1回戦】5月26日(土)、27日(日)
【2回戦】6月6日(水)
【3回戦】7月11日(水)
【ラウンド16(4回戦)】8月22日(水)、一部予備日 9月26日(水)
【準々決勝】10月24日(水)、11月21日(水)
【準決勝】12月5日(水)
【決勝】12月9日(日)
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