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浦和がG大阪に快勝 天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会
2021年10月28日
天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会の準々決勝が10月27日(水)、各地で行われ、浦和レッズとガンバ大阪が対戦。AFCチャンピオンズリーグ出場権獲得を今季の目標に掲げる浦和がG大阪に2-0で快勝して準決勝へ駒を進めました。
両チームは16日のリーグ第32節で対戦。ホームの浦和は圧倒的に攻めながらゴールを挙げられず、後半アディショナルタイムにPKで先制したものの、直後にPKを献上して1-1で引き分けた因縁がありました。そんな中で浦和は、前半10分、こぼれた球を回収した平野佑一選手が守備ラインの裏へ抜け出したキャスパー・ユンカー選手にパス。ユンカー選手がペナルティーエリア内へ運んで左足で先制点を挙げました。前半42分には山中亮輔選手の左クロスを江坂任選手が頭で落とし、関根貴大が左足シュートで2-0とリードを広げました。後半は途中からチアゴ・アウベス選手、倉田秋選手と攻撃の駒を投入してきたG大阪に押し込まれる場面もありましたが、GK西川周作選手の好セーブや、全員が最後までハードワークして体を張った守備で、無失点でタイムアップ。
浦和はリーグ戦ではACL出場圏内の3位・神戸に勝点3差の5位に付け、12月12日のC大阪との準決勝までは残り5試合となったリーグ戦に集中できます。リカルド・ロドリゲス監督は「二つの大会が残されている。どちらもいい結果を残して終われるようにしたい」と話していました。
監督・選手コメント
リカルド・ロドリゲス 監督(浦和レッズ)
前回の対戦ではチャンスが多く、いつ決まってもおかしくない展開でした。しかし、今回はしっかり決定機で決めることができました。途中、2-1の展開となったら、試合は難しくなっていましたが、選手たちは我慢強く守り抜くことができ、さらに3点目を狙いにいきました。全体的に良いゲームでした。
西川周作 選手(浦和レッズ)
クリーンシート(無失点)できたことは次につながります。多くのサポーターが来てくれて、スタンドを赤く染めてくれました。これぞ浦和レッズのサポーターだと思い、僕自身、鳥肌が立ちました。大きな後押しでした。ACL(AFCチャンピオンズリーグ)出場権を狙っていますし、天皇杯は一番の近道となる大会。なんとしてでもタイトルを取って、来年につなげたいです。
松波正信 監督(ガンバ大阪)
前半の入りは悪くなかったと思います。ただ、ワンチャンス、ツーチャンスでしっかり決められるというクオリティーの高さが浦和にはありました。後半、何度かチャンスがあって、決め切れない中、残念な結果ですが、内容的には悲観するべきではないと思います。切り替えて次のリーグ戦に向かっていきたいと思います。
井手口陽介 選手(ガンバ大阪)
前回の対戦(J1リーグ第32節、1-1)では簡単にビルドアップをさせて、相手の思うようなサッカーをさせてしまいました。そのため「そうはさせない」と思い、チーム全体で前からはめにいけていたと思います。良い感じではまっていたので良かったですが、一番、嫌だったカウンターでやられたのでもったいなかったです。
【1回戦】5月22日(土)、23日(日)[予備日:5月24日(月)]
【2回戦】6月9日(水)、16日(水)
【3回戦】7月7日(水)[予備日:7月14日(水)]
【ラウンド16(4回戦)】8月18日(水)[予備日:10月13日(水)]
【準々決勝】10月27日(水)[予備日:11月17日(水)]
【準決勝】2021年12月12日(日)
【決勝】2021年12月19日(日)
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