チーム紹介
ヴァンラーレ八戸(2年ぶり9回目)
チームからのコメント
クラブ創設は2006年です。東北2部リーグから始まり、2012年に東北1部リーグ昇格、2013年にJFL昇格とカテゴリーアップし、JFL在籍5年目の2018シーズンに悲願のJリーグ昇格を果たしました。チーム名の由来は「チームの起源は八戸と南郷」という意味を込めて、イタリア語で「南の郷」を意味する「アウストラーレ」と「起源」を意味する「デリヴァンテ」の言葉を合わせた造語です。
チーム紹介
今季は総勢15人の新戦力が加入し、成績が低迷した昨季から体制を一新した。さらに2018年にチームをJ3昇格に導いた葛野昌宏氏が監督に復帰。「守備からリズムをつくるサッカー」を掲げ、リーグ戦を戦っている。
青森県予選決勝では3月のプレシーズンマッチで大敗したJFLラインメール青森を相手に2─0で完勝し、Jチームの意地を見せた。チームの要は、今季全試合スタメンの前主将・近石哲平らDF陣。直近の2試合は組織的な守備が光り、ともに無失点と波に乗る。攻撃面では昨季10得点のFW上形洋介に加え、前線での競り合いに強い新加入組・FW島田拓海も高い得点力を誇る。
前回出場した19年大会では、2回戦でJ1松本(当時)を逆転で破るなど、大舞台で勝負強さを発揮した。葛野監督は「しっかり準備し、(2回戦で当たる)J1横浜FCに挑戦したい」と語り、「大物食い」に向け闘志をむき出しにしている。
(東奥日報)