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開幕記者会見を実施 天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会
2022年05月17日
天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会が、5月21日(土)に開幕します。5月16日(月)には、JFAハウス内のヴァーチャルスタジアムで開幕記者会見が行われました。
FIFAワールドカップが行われる今年は、例年より早い10月16日(日)に日産スタジアムで決勝が開催されます。その舞台を目指して、今年は2,342チームが参加。5月8日(日)までに各都道府県代表が決まり、本大会から出場するJ1、J2、アマチュアシードのHonda FCを含め、88チームが出そろいました。
会見では、天皇杯実施委員会の中野雄二委員長が「今大会のキーワードは『つながる』。第102回大会を迎え、過去から未来につながっていける大会にすること。さまざまな違いを越え、多くの方が天皇杯でつながることを目指します」と挨拶。前回大会優勝の浦和レッズに所属する西川周作選手による、天皇杯の返還式も行われました。
その後は上記の2人に加え、試合解説でもおなじみで、今大会はノースアジア大学(秋田県代表)を総監督として初出場に導いた早野宏史さん、国際審判員の山下良美さんも参加し、トークセッションが行われました。西川選手が、一発勝負の天皇杯では「緊張で試合後にひげが伸びている」と秘話で笑わせれば、早野さんは「経験がないというのは、怖がる必要はないということ。思い切ってやらせたい」と意気込みを語り、山下さんは「ドキドキ、ワクワクしながら観戦していて、その大会に自分が参加できるなんて、とても感激」と話しました。
さまざまな立場の人が「つながり」、熱戦が展開される天皇杯にぜひご注目ください。
コメント
中野雄二 天皇杯実施委員会委員長
今年の大会テーマでもある「つながる」という思いを持って、この天皇杯でさまざまな方と通じ合い、未来につなげていきたいと思っています。昨年まで大学の監督として参加しており、天皇杯という伝統的なつながりは良いものだと感じてきました。今大会もジャイアントキリングのようなサプライズが出てくることを期待します。
西川周作 選手(浦和レッズ)
天皇杯はリーグ戦と違って負けたら終わりの一発勝負なので、始まる前から緊張感がすごくあります。アマチュアと対戦する時の方がより緊張が高まります。前回大会は阿部勇樹さんの引退など、チームを去る選手たちがいたので、懸ける思いがより強くありました。今年も優勝杯を掲げられるように、全員で頑張っていきたいです。
早野宏史 総監督(ノースアジア大学)
3度県大会の決勝で負けましたが、今シーズンは勝ち切って、本大会に初出場することができました。選手たちには、1ページは開いたけれども、何を書くかは君たち次第だ、と伝えたいと思っています。まだ我々はほとんど太刀打ちできると思いませんが、やられたとしても自分がやりたいことをアピールして、プロにスカウトしてもらいたいという欲も少しあります。地方の大学生にとっては、ものすごく価値がある大会だと思っています。
山下良美 国際審判員
ドキドキ、ワクワクしながら観戦していた大会に自分が参加できるなんて、とても感激していました。天皇杯はカテゴリーの違うチームが対戦するのも醍醐味の一つで、気持ちがぶつかり合うのが楽しみの一つだと思いますが、審判員としては公平に安全に、いつもどおりに臨むことが大切です。それによって天皇杯の魅力や楽しみが伝わるよう、試合に臨みたいと思います。
【1回戦】5月21日(土)、22日(日)[予備日:5月23日(月)]
【2回戦】6月1日(水)、8日(水)
【3回戦】6月22日(水)[予備日:6月29日(水)]
【ラウンド16(4回戦)】7月13日(水)[予備日:7月20日(水)]
【準々決勝】9月7日(水)[予備日:9月28日(水)]
【準決勝】10月5日(水)
【決勝】10月16日(日)
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